現物を見るまでもなく、軽アイゼンからラチェットベルトは外せるだろうし、わかんのベルトに付いてる輪を利用すれば誰にでもできそうだ。
と考えて、ベルトの取り回しを試行錯誤してできたのが左の画像1の初代バージョン。
実際に山で試し履きしてみると、なんとなくグニャグニャしてる感じはあるが概ね良好。強いて言えば試行錯誤の末に決まったベルトの余った部分がゴチャゴチャしてて邪魔。
ゴチャゴチャが気にならないという方はこのバージョンはオススメ。
Dカンを直付けすればシンプルになりそうなので変更してみた。
しかしDカンは近所では手に入らず、しかもDカンだけでは縦の長さが足りなそうってことで、コーナンに売ってた月カン30mmを購入。
月カンをベルト幅25mmに合わせて且つ縦の長さを伸ばすために変形させたのが真ん中の画像2のバージョン。
なんとなく理想な形になったが、非装着時にこの変形させた月カンがくるくる回って、いざ装着しようとする時に所定のポジションに落ち着かなくてイライラすることは容易に想像できる。加工の手間の割りにイマイチなので、この二代目バージョンはオススメできない。
もう少し金具の縦の長さが欲しいことと、所定のポジションに落ち着かせるために工作することにした。
3mmのステンレス棒を買ってきて長さ85mm(ベルト幅25mm+30mm+30mm)にカットし曲げる。プライヤー2本あればなんとか曲げられるが、手にマメができるのでオススメしません。据付の万力に挟んで叩いて曲げれば楽です。月カン30mmはそのまま使うとちょうどいい。
最終完成形が右の画像3。
手がかじかむ寒さの中、わかんのベルトを通す煩わしさが解消されて満足度が高いです。
片足に要する時間は、取り付け20秒、取り外し5秒です。付けたり外したりが手間ではなくなるので、出番が増えそうです。
改造はあくまで自己責任でお願いいたします。
詳細は下記へ。
http://nowonsummit.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
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