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かつて、天皇陛下が皇太子時代に登頂された、魅力的なプリンスルートを相方のリクエストでツアーにて。
行程:
(1日目)富士宮五合目2380M~宝永第二火口~宝永第一火口~馬ノ背~宝永山山頂2693M~七合目~七合五勺(砂走館)泊
(2日目) 七合五勺(砂走館)~赤岩八合館~御殿場口頂上~剣ヶ峰3776M ~(お鉢巡り)~吉田口頂上~御殿場口頂上~砂走館~(大砂走り)~次郎坊~(御殿場ルート下山道)御殿場口新五合目1440M
歩行時間: (1日目)約5時間半、(2日目)約8時間
かなり以前に2度登頂したが、剣ヶ峰(富士山最高峰)は初めて。プリンスルートもお鉢巡りも初。天候には恵まれ、雨は降らず風もそれほどなく、ここ最近はツイている。もちろん行程は長く大変だったけど、さすがツアーの登山ガイドさんのアドバイスが的確で、素晴らしい。とにかく一定のスピードを保ち高山病を回避、呼吸法、歩き方の細かい所まで。安心して歩けました。また当初予定表になかった、宝永山山頂へも行く事ができた。言ってみるもんだ(^^)
荒野の様な山肌の富士山、でも途中途中の見下ろす景色、雲海、空・雲の動き、山々が最高に面白い。標高の高い所での急登、3000M前後での軽い高山病か、身体が動き辛くキツイ所もあったけど、もう少しもう少しと登る事ができた。何より同ツアーの方々も弱音をはくこともなく、黙々と歩く姿が励みになった。
小屋での夕ごはんは、定番のカレーをおかわり、また小屋からの景色も素晴らしく、コーヒーを入れ、夜景や花火、演習場まで見え、束の間のゆったりした時間を楽しめました。とは言え翌日の出発は午前1時!湿った布団で睡眠というより横たわり、いざ山頂へ。
ヘッドライトを灯けたくない程、満天の星空に魅了され、感動しながら歩く。新月の夜であった。地道に登り続け、思いの外早く着いた気がした。剣ヶ峰までも中々きつい。新田次郎「富士山頂」を読み始めていたので、気象観測所跡が感慨深い。そして山頂でのご来光を見て感動する皆の姿が、また感動的。
歴史的でダイナミックなお鉢巡りを終え、さあ下山。小屋で朝食後は、長い長い砂走り。ゲイター、マスクを装着し、ざざざっと砂道を下りる。最初は下山の恐怖感でどうなる事かと思ったが、身体が慣れるとぐんぐんと推進力アップ。高山病の心配もなくなり、段々と植樹等も所々見え始め、下界と言う現実へ。長旅おつかれさまでした^_^v
ありがとう ツキある気候の元 富士登山
月なし新月 美しい夜♪
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