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１．バス＆ロープウェイのチケット入手
断然、Webで購入されることをお勧めします。チケット売り場に並ばなくて済み、時間のロスがありません。申込時に発行されるQRコードのスクショを撮って、それをバスは降車時に運転手さんに、ロープウェイはしらび平駅では改札でスキャナーに読み込ませ、帰りは見せるだけで済みます。私は菅の台バスセンターからのチケットを購入しましたが、混雑時期は駒ヶ根駅（駐車場有）からチケットを購入する方が良いと思います。
２．バス＆ロープウェイの乗車
バスはバス停で、ロープウェイは改札に並んだ順番で乗車しますので、油断していると次の便になってしまう可能性があります。
３．登山の時期
他の時期に登ったことはありませんが、【６月（の平日）最高】と感じました。理由は断然空いている＆花がいっぱい咲いている&不快な虫（ブヨ・ハエ等）がほとんどいないからです。今年は雪が多かったようで６月の上旬は残雪も深かったようですが、昨年までのレコを見ると６月上旬から残雪は少なくなるように思います。ロープウェイHPのライブカメラや他の方のレコを見ながら時期を決めれば良いと思います。タイミングが早いと花も咲いていないと思います。
予備日を用意して、天気予報の晴れの日に行けばはずれはありません。
４．登山の開始時間
私は朝１０時頃に千畳敷駅を出発しました。１３時頃にはガスが出てきたので、コースにもよりますが早い方が良いと思います。
５．登山時の服装
最後まで悩んだのがこれでした。駒ヶ根市の標高が約７００ｍ。標高が１００ｍ上がるごとに0.6℃気温が下がると言われているので、それに合わせた服装になります。駒ヶ根市の最高気温が３０℃以上なら、普段の登山（低山）の４月上旬から中旬くらいの服装で良いと思います。ただ、曇っていたりガスが出ると気温が一気に下がるので、ウインドブレーカーやフリース等の防寒着は絶対に持って行った方が良いです。当然、レインウェアは必須です。特に乗越浄土からは風が吹きっさらしになるので千畳敷で風が無いからと安心できません。また残雪の中を歩く可能性があるならゲイターも必要ですよね。
ちなみに私は長袖のインナー（３シーズン用）に半袖のトレッキング用襟付きシャツ、春夏用のトレッキングパンツでしたがちょうどよかったと思いました。それと日焼け止めは紫外線が強いので絶対必要でしょう。サングラスも持っていきましたが、残雪が少なく必要ありませんでした。サングラスをするとせっかくの花の色が台無しですからね、
６．登山時の装備
八丁坂の残雪状況次第ですので、こればかりは他の方のレコを参考にするしかないです。残雪が多ければアイゼン、ピッケル（無ければストック）は必須。ヘルメットも落石を考えれば必要でしょう。八丁坂のつづら折りの登山道の雪が無ければ雪山装備なしでもＯＫでしょう。でも、千畳敷のライブカメラで雪が見えれば、とりあえずチェーンスパイクとストックくらいは持って行った方が良いと思います。今回私はヘルメットは持っていきませんでしたが１０本爪の軽アイゼンは保険にと持っていきました。結局使わずに済みましたが。それと宝剣岳に登るのならヘルメットは必要だと思います。
７．高山病予防
経験上、標高２５００ｍを超えると高山病のリスクがあると思います。特にしらび平から千畳敷まで７分で標高が１０００ｍ上がるので注意が必要です。いろいろ調べると、３０分ほどブラブラ（座っていてはだめ）してから登山した方が良いとありましたが、すぐにスタートしてもゆっくり散歩するようなペースであれば大丈夫だと思います。空気が薄いので少しペースを上げただけで心拍数が上がります。歩き出しから３０分程度は心拍数をあげないように歩けば大丈夫と思いました。また深く息を吸い込んだ方が良いと言われていますので、少し苦しいようなら息を２回吸って２回吐くジョギングの呼吸法を使うと楽になります。乗越浄土まで登ればあとは傾斜は緩やかなので問題ありません。
８．トイレ
千畳敷駅にはもちろん、各山小屋にも有料ですがトイレはあるので全く心配する必要はないです。
９．写真
登山道も含めて植物や昆虫などの採取は禁止されていますが、当然ながら写真を撮ることは自由です。ですが、登山道のガイドロープを超えて写真を撮るのはルール違反です。私も含め、写真を撮っている方は結構そのことを厳守していたように思います。近くで写真を撮りたいのはやまやまですが、植物を守るためには大切なことだと思います。
１０．富士山
私は下山時までまですっかり忘れていましたが、運が良ければ富士山が見えます。下山時に富士山が見えた、見えなかったと話をしている方がいましたが、帰って画像を確認しても富士山は写ってませんでした。残念。参考までに千畳敷駅からの画像をあげておきます。
１１．その他
・気圧が低いので袋物はパンパンに膨れます。融点（おそらく油脂類）が下がりますのでチョコは気温が低く（１５℃くらい）ても少し陽があたるだけでドロドロ（水みたい）になります。
・残雪があるところの斜面を下山する際、滑らないようにかかとを強く蹴り込むと、雪の下は空洞になっているので（私のように）嵌り込んでしまう（深いです）ので注意しましょう（笑）
・千畳敷カールの剣ヶ池周辺は虫だらけなので、気になる方は虫よけを用意した方が良いです。
・千畳敷駅でしか買えないおみやげ（２６１６シリーズ、給水ボトル、靴下、クッキー等）があります。
・登山道ですれ違った方とは挨拶を交わしますが、挨拶を返さない人は外国人（アジア系が多い）だと思ってください。
・岩だらけですので、どこでも座って休憩できます。
１２．失敗談
・菅の台でバスに乗る時、降車時にあわてなく済むようにとQRコードのスクショ画面を表示したままにしてポケットにしまっていました。いざ降車時に取り出すとQRコードが消えていました。少し前にiphoneからアンドロイドに替えて慣れてないことと、焦ったことも相まって、結局菅の台からしらび平までの運賃１０３０円を現金で払いました。
原因はスマホをしまう時にゴミ箱ボタンに触ったようで画像はゴミ箱に入っていました。このことから、QRコードを表示したままにしないのと、もしなくなっていた時はゴミ箱をすぐに見ることを学びました（笑）
・景色にテンションが上がり（空気が薄いから脳が活動していない？）、登山開始（終了）を忘れてしまいます。登山開始は歩き始めて５分後くらいに、終了は千畳敷駅まで帰ってきて少し経ち、トイレに入ってから気づきました（笑）。ちなみにヤマップ、ヤマレコ両方で記録している同行者のたけちゃんも忘れてました。帰りのロープウェイの中でたけちゃんのスマホが、ヤマレコの『ルートを外れています』を連発して少し恥ずかしかったです。そりゃ時速２５Kmでルートから遠ざかっていくんですから連発しますよね（笑）
その他、思い出したことで役に立ちそうなことがあれば追記します。
初めての中央アルプス山行は楽しくて、誘ってくれたうだだんに感謝です🙇♂️
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