午後から天気になりそうなので坂戸山に向かう。ゴールデンウィークに入ったので割引は効かずjr新宿駅の自動販売機で切符を購入し、東京駅経由で上越新幹線にのり越後湯沢で上越線に乗り換え、六日町に出る。すぐに歩き始め薬師コースの登山口から山に入る。最初にいきなりカタクリ群落が現れ、終盤気味ではあるがまだ見れる花もあるので折り合えず撮影後スケッチを始める。二枚ほどスケッチしてから、今回は透明水彩で彩色する。十分な時間はとれないので適当に切り上げてまた歩き始める。すぐに次のカタクリ群落が現れるが、ここもかなり花は痛んでいる。撮影だけして次に進む。急な坂の上に鳥居と社があり、また石仏が所々に置かれている。桜やコブシが咲く道をさらに進むと一本杉分岐があり、手前にベンチがあるのでここで昼食おにぎり1個とパンを半分食べる朝三時半に朝食をとったのでかなりの空腹だ。腹ごしらえをしていよいよ登りにかかる。しばらく登るとイワウチワが現れる。昨年と比べると花数が少ない。下のカタクリも終わりに近かったので、どうやら例年より積雪が多く開花が遅れたにも関わらず、雪融けと気温の急な上昇で一気に開花して、終わるのも早いのが今年の特徴か?
しばらくイワウチワの開花株の様子を見ながら歩いたが、途中で止まり、スケッチを試みる。花数は少ないが開花株を画面に配置してスケッチ+彩色。二度も立ち止まってスケッチしたのですでに11時過ぎ、おそらく1時間以上遅れている。適当に切り上げて山頂を目指す。昨年登った時はさほどの急登とは思わなかったが、体力が落ちたせいか、あるいは辛い姿勢でスケッチしていたためか、結構脚に来た。後から登ってきたカップルの女性がもう登れないと引き返して男性も諦めて後を追っていった。
結構急な登りで厳しかったが何とか1時前に山頂に出た。ここで大休止、残った昼食を食べ、近くで休憩していたグループに、目の前の金城山周辺の山々について尋ねると、金城山の左側が巻機山の稜線とわかる。右側は上越国境の山々だが、詳しいことはわからなかった。休憩もそこそこに1時7分過ぎなは、下山開始、今日はスケッチに時間をとられたので大城などへの寄り道はしないでひたすら下山することにした。山頂付近はカタクリやショウジョウバカマが咲いていて雪どけ直後の様相。広瀬曲輪から桃之木平に向かう下山路はまだ残雪が残る。主水槨への道を分け、桃之木平に到着。さらに下るとカタクリ群落がお出迎え、昨年より雪どけが進んだためかカタクリがピークを迎えて道の両側にずっと続いていく。素晴らしい下山ルートだった。
最後は数ヶ所沢筋に厚い雪渓が残り、道を分断して、ルート探しに少し手間取る。最後は道を間違えてあわてて戻って下山口に向かう。何とか15時過ぎに駅にたどり着き、塩沢方面のバスで鈴木牧之記念館に向かった。
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