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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 3装備
厳冬期用シュラフ
質問2020年11月18日 12:44 (2020年12月04日 16:01更新)
今後雪山のテントをチャレンジしようかと思っています。
女性なので重さは軽いほうがいいですし、でも温かいほうがよい。
出来れば安いほうがよい・・・。
お店に説明を受けると▲20度以上対応のものをすすめられるのですが、買ったはいいけれど暑すぎは困るしと悩んでおります。
おススメがあればアドバイスをお願い致します。
回答2020年11月30日 12:55 (2020年12月01日 09:25更新)
耐寒性の高い寝袋って無茶苦茶高値ですよね。今持っている寝袋でどんなところ行ったのか、これから何処へというのがわかればアドバイスしやすいかも。-20℃対応でも暑い事はないけど重いし、今使っている寝袋を極力いかして、という方向で考えてはいかがでしょう。

で、具体的なアドバイス
1.ベンジンカイロ
https://www.yamareco.com/modules/diary/1455-detail-133802
冬山だからといっても条件は色々で、西穂高でテント泊の仲間は寒くて寝られなかったらしいけど雪洞掘った私はヌクヌクでした。

2.下着の見直し
高価なもの山道具屋さんで売ってるけど、北海道のホームセンターで売ってる起毛のアクリル下着( https://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=1099 )、上下で1500円ぐらい。暖かいし汗の蒸散も優れています。二重に着る掟破りも貧乏人には許されると思う。

3.テント内でネオプレーン靴下
https://www.yamareco.com/modules/diary/1455-detail-133567
寝袋の中で履いてもムレはないと思う。

で、関東の方、厳冬期という言葉が好きですね~。1月の雲取山って厳冬期登山の雰囲気は全くないんですが。北八だって気温が低いだけ。昨日から40cmの雪が積もったウチの近所の方がよほど気象条件が厳しいよ。
回答2020年11月19日 09:03
自分は32歳男ですが、寒がりなので、変動しにくい春秋初冬、厳冬2000m以下なら5度、冬なら10度余裕を持たせています。

行く場所を2月上旬の雲取山荘ならー10度、八ヶ岳赤岳鉱泉ならー20度を想定すると、買う寝袋の温度帯はコンフォートゾーンで、ー15とー30度という感じにしてます。
モンベルだとダウン量が少なく通気性のいいストレッチ生地を使ってるので、ダウンハガー800EXP(男性用)でー13度で、高山や八ヶ岳厳冬期用としては使わないという判断になります。

値段的にはDunLop 現在 中国製(旧 Puromonte日本製)のが一番コスパいいです。

基本的に女性用やHIkers depotやcumulusなど細い形のラインナップでないと隙間をダウンJKTで埋めきれず寒いので、バンジーコードで締める方がいいかもしれません。

マットをダウンマットやアルミシート4枚入っているようなものを使えば、寝袋の温度帯をコンフォート以上に高められるので、クローズドセルより安眠できるかと思います。

シュラフカバーは厳冬期に一人でテントに入るなら、結露が幕にあまりないし、なしでもいいかと思います。
回答2020年11月18日 21:25 (2020年11月19日 09:50更新)
初めまして。

私はチビの女性ですが、例えば厳冬期の八ツなど寒気が入ってマイナス30度以下になるような時はモンベルの♯2です。
まず暑いという事は経験ありませんが、寒くはないです。
このシュラフを買ってから冬がとても楽になりました。

私は常にダウン下着上下、シュラフカバー、象足、目出帽(薄)、手袋使用です。
防寒のために用意したものほとんど全部身に着けますがカッパはシュラフの外がいいかもしれません。(シュラフの下に敷いたり、上にかけたり、壁との間に置いたり。)

ソロテントや人数満タンの時等狭くて壁に接する場合や、テントから結露の凍ったものがバラバラ落ちてくる時はシュラフカバーがとても役に立ちますし保温にも一役かいます。

私の場合マットは薄い銀マット等の上に100均で売ってるお風呂の冷めを防止する3ミリ程度の小さい銀マット(腰、背中のみ)、その上にウレタンマットです。
マットの下にスパッツも敷きます。(保温力アップとスパッツが凍るのを防止するため。)
装備は撤収の時、テント内で済ませられるものを基本としています。

シュラフはマイナス10度くらいであれば、モンベル♯5です。
上記装備使用の上ですが、登攀具等持って重い場や春はこの気温ならダウン上下を省く場合があります(ツェルト泊でも)。
軽量化の時はザックの上に寝たり、足を突っ込んだりもします。

もうちょい寒い時は、♯5の中にペラペラの半シュラを入れる時もあります。

ですが、寒さの感じ方は人によって全然違うし、経験や訓練によっても大幅に変わると思いますのであまり参考にならないような気がします。
同じ人でも11月は体が寒さに慣れてないので妙に寒く感じたり、シーズン終盤だと
体が寒さに慣れてマイナス10度くらいならあったかいとすら感じたりします。

また、山行内容によっても変わると思います。
軽量化が要求される山行で一泊程度なら寒さは二の次、無事に朝を迎えられれば御の字としますが、そうでなければ暖かい装備を持ちます。
一口に雪山と言っても本当に様々です。

厳冬期でもシュラフすら持たない猛者もいらっしゃいますし。(私にはもちろん論外ですが!(^^;))

試行錯誤しかないかもしれません(^^;)

追伸:

温かさはシュラフだけでは決められないと思います。
どこで何に寝るのかの環境でもかなり違ってくると思います。

テントと言っても様々で、ダブルウォールテントはあったかいです。(他↓と比較して贅沢品。)
女性一人だと冬にダブルウォールテントを担ぐのは結構シンドイものがあるので何かしらを犠牲にするしかないかな?

厳冬期雨が降らない想定であれば、内張り方式のエスパースに数人で寝る場合など快適で温かいと思いますが、ゴア等のシングルウォールテント、軽量化の為にダブルウォールのテントの外張りや内張りを割愛する場合、ドーム型ツェルト、一般のツェルト、雪洞等の使用など室内環境や温度はそれなりに快適度が変わります。

厳冬期なのか初冬期や残雪期なのか、また山域や泊まる場所(森林限界上or樹林帯)でも気象(雨or雪、気温、風)は違うので、そもそもお家を考えなければなりません(^^;)

自分がどんな山域でどんな山行をするのか、どこまで快適度を求めるのか、歩荷力によって大幅に違ってくるのかなと思います。
回答2020年11月18日 20:45 (2020年12月04日 15:57更新)
他の方とは少々違った回答です。
ご一緒に行かれる方にアドバイスを求めたら?
又は、ご一緒に行かれる方のシュラフと同等品にされたらいかがですか?

ちなみに山にもよるでしょうけど、冬季雪山テント山行でソロだと、70〜80Lのザックが必要でしょうね。
女性単独は無理がありそう。
お礼 
有難うございます。
一緒に行く人は我慢強い人でスリーシーズンで行くそうです。
その人のアドバイスは聞かないほうがよいと言われているのですよ 笑
ザックは70Lで行きます。
回答2020年11月18日 13:23 (2020年12月04日 16:01更新)
テント内マイナス5度でマイナス20度対応の寝袋を使用しても暑すぎることはないです。ポカポカで熟睡できると思います。
更に気温が高く、暑ければ服を脱ぐとか、ジッパーを開けるとかの対応ができますが、その逆はできません。
想定される最低気温から選んだらよろしいかと思います。
マイナス10度以下が想定されるならマイナス20度対応でよろしいかと思います。
ダウンの上下などを用意して、マイナス5~10度程度の寝袋と組み合わせ、山に応じて使い分けると言うこともアリだと思います。

アルプスのロング縦走や登攀だと軽量コンパクト化も大事ですが、この回答はそのような、山行形態は想定していません。

追記
雪山の場合、下からの断熱処理をおろそかにすると、背中や足から熱を奪われ、保温力のある寝袋を使用しても、寒いことがあります。寝るときに、顔、頭、首からの放熱を最小限におさえることも大事だと思います。気温が低いほど、それを感じると思います。
お礼 
有難うございます。
高い買い物なのでなかなか決められないです。
実際にその寒さで寝てみないことにはわからないですよね。
1泊か縦走でも違いそうですね。

追記もとてもためになります。
有難うございます。