ジャンルをトレイルランにしていない「トレイルラン」の記録が結構ありますね。
距離と時間が明らかにおかしいので大抵は分かりますけど。

それでも情報を提供してくれているだけありがたいと思っています。危険箇所があるとか分かりにくい分岐の情報があったりするので。時間も1.5倍とか2倍とか掛けて目安はつけられますし。

登山ガイドブックやヤマプラにルートがある場合はそれで計画を立てるのが確実。らくルートは実測ではなく距離と高低差で推計しているようなのでやや精度が落ちる感じ。

それらが網羅していないマイナールートでは、山行記録を「参考」にします。
トレイルランを除外しても人それぞれ歩く速度は違うので、その方が普段どのくらいの速度で歩いているかは確認するようにしています。
ヤマプラのコースを歩いている記録でコースタイム倍率をみるとか、自分も歩いたことのある記録を比べてみるとか。
そして必ず、複数の方の記録を比べます。

最終的には自己責任になるので、得られる情報が少ない時ほど安全側に余裕を持たせた計画にします。最悪、途中で引き返すことやエスケープも視野に入れて。

ジャンルが「トレイルラン」であがっている山行記録は参考にはならないと割切るべきでしょう。
でも、これも山の楽しみ方の一つのスタイルとして理解して下さい。

もっとも世の中には、下りしか走ってない とか、レースでないからとか、ヘンな理由で明らかにトレランの山行記録を「ハイキング」としてあげているひねくれ者もいますけど。

山行計画に「個人の記録」ではなく「ヤマプラ」や「らくルート」を利用すれば良いだけではないでしょうか。

ヤマプラ
https://www.yamareco.com/yamapla/

らくルート
https://www.yamareco.com/rakuroute/