丹沢の中でとりわけ豊かなブナの美林を擁する堂平にはかつて散策路があったものの、今はブナ林の保護のために（？）登山者は立入禁止とされているという話を見聞きします。一方でヤマレコの記録を見ると、堂平のブナ林の中（登山道以外）を歩いている記事をときどき見かけますが、この場合、林内に設置されているモノレール沿いを歩いている様子ですね。

自分としては、禁止されていないのであれば次の紅葉のシーズンに歩いてみたいと思っていますし、自然保護のために立入禁止とされているのであればこれは控えようと思っています。そこで堂平への立入が禁止されているかどうか、また立入禁止の場合はその理由・目的について神奈川県などの公的機関が明らかにしていないかと思って検索してみたのですが、うまく見つけられませんでした。

この点についてご存知の方がいらっしゃいましたらご教示下さい。なお、先日丹沢山から塩水橋へ向けて登山道を下る途中で堂平の脇を通過したときに林内に通じる道の入り口に立入禁止の立札を見てはいるのですが、ここでの質問の趣旨は、この道に限らずエリア全体について立入禁止措置が定義されているだろうか、ということです。

よろしくお願いします。

Bright-Doorさん、お知らせありがとうございました。

やはり、そういう結論になるのですね。実は、質問をアップした2023年に私の方では堂平散策ツアーを実施しているNPO法人に問い合わせを行い、その回答として「堂平は県有林になっており、このイベントを実施する際、管理者である自然環境保全センター森林再生部に、入山に関する手続きについて問い合わせました。その際の回答で、イベントなら一応、入山届を出してほしいが、個人で、森林管理の経路を歩くだけなら、特に手続きは不要とのお答えをもらっています。」とのことだったので堂平の中を歩いたのですが、正しくはやはりBright-Doorさんがなさったように県の方に問い合わせをすべきだったのだと思います。難しいものですね。

なお、2023年に歩いたときの模様は以下の通りです。いつの日か、堂平のすばらしい景観が晴れて多くの人に開放されるとよいのですけど。

https://climb.juqcho.jp/2023/20231102.html