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黒髪山(くろかみざん)

最終更新:rocketdive
基本情報
標高 516m
場所 北緯33度12分50秒, 東経129度54分06秒
カシミール3D
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

黒髪山(くろかみやま、くろかみざん)は、佐賀県武雄市と同県西松浦郡有田町の市町境にある標高516mの山。「新日本百名山」及び「九州百名山」の一つ。
伊万里市・武雄市・西松浦郡有田町の市町境に連なる黒髪山地の中にあり、同山地の主峰とされる。山頂は旧山内町、旧有田町、旧西有田町の3町の境だった。
山名の読みは、地元では「くろかみやま」とすることが多く、文献では「くろかみざん」、「くろかみさん」の表記もみられる。
山頂部は南西側に膨らんだ半円状の稜線をもち、北東側は窪んでいる。山頂に天童岩、青螺山の南麓との間に雄岩や雌岩の奇岩がそびえ立つ光景から、肥前耶馬渓とも言われる。奇岩は有田流紋岩類からなる岩峰地形。
山頂の天童岩への登山道は難所で鎖場、梯子、ロープを使用する箇所がある。
黒髪山は古来の山岳信仰があり、鎌倉時代から黒髪権現と称する修験道場だった。現在は黒髪神社、および大智院の奥の院が所在する。
東の山麓の丘陵に平山城である住吉城跡があり、近世に後藤氏が塚崎城と共に居城とした。慶長4年後藤茂綱の代に焼失している。
有田川は当山を、松浦川は北側の青螺山をそれぞれ水源地とし、両者の流域に位置する。
山頂から北東の乳待坊公園、山頂と雄岩の間の稜線、南東の風早などに展望台・展望所がある。
山名については、伊弉諾尊が黄泉の国から逃げ帰る途中で追手に黒髪を投げたことに由来するという伝承がある。天童岩には源為朝(鎮西八郎為朝)の大蛇退治の伝説があるほか、周辺地域にも為朝の伝説がある。
1983年(昭和58年)に「21世紀に残したい日本の自然百選」に選ばれ、黒髪山系から注ぐ竜門の清水は、1985年(昭和60年)に「名水百選」にも選ばれた。

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