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金生山(きんしょうざん) / かなぶやま

都道府県 岐阜県
最終更新:nagara
寺山観音 写真一覧へ 表山 写真一覧へ 金生山 写真一覧へ 金生山山頂 写真一覧へ 少し開けたところに出ました。正面は金生山。
基本情報
標高 217m
場所 北緯35度24分03秒, 東経136度34分34秒
カシミール3D
金生山は、大垣市赤坂町の隆起石灰層から成る低山である。
地形図上にも山名を有し、正式名称は「かなぶやま」とされているが、現在では殆ど「きんしょうざん」と呼ばれ、その名称の方が通りが良い。
「続ぎふ百山」にも選定されており、愛読書が度々訪れはするが、登山の対象としては物足りなさを感じ得ない。
ただ、本山の本当の価値は登山の対象としての魅力ではなく、学術的に希少な陸生貝類や植物が生育し、多くの化石が発掘されている点である。
ただし残念な事に、良質な石灰や大理石が産出するので、山は原形を留めない程、採石が進んでいる。
それでも頂上付近には真言宗・明星輪寺や金生山化石館があり、訪れる人も多く地元の方の憩いの場にもなっている。
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

金生山(きんしょうざん)は、岐阜県大垣市赤坂町から揖斐郡池田町に跨る、伊吹山地の南東端に位置する山である。
掘削前の最高標高は217.1 m、東西1km、南北2kmの丘陵で、全体が古生代ペルム紀の赤坂石灰岩で構成されている。細かくは金生山、更紗山、愛宕山、月見山、花岡山などのピークの総称だが。
数多くの化石を産出することで知られ、「日本の古生物学発祥の地」と呼ばれることがある。地質学的価値も高く、フズリナの化石が多く産出し、特にペルム紀中期のネオシュワゲリナ科のフズリナ類について詳しく研究されたため、赤坂世(地質年代)・赤坂統(地層)として日本の中部ペルム系上半の標準層序とされ、かつてはペルム紀中期の国際標準模式地の一つとされていた。山全体が石灰岩の日本有数のその産出地であり、石灰岩、大理石の採掘が盛んに行われており、山容が変わり景観は損なわれつつある。
古くから「赤坂山」と呼ばれ、関ヶ原の戦いの記録でも「赤坂山」や「虚空蔵山」と記されているなど、江戸時代までは赤坂山の方が一般的だった。金生山(きんしょうざん)は686年(朱鳥元年)の建立とされる明星輪寺の山号であり、赤鉄鉱が古くから掘られていたことに由来するとか。
その後、明治時代に小字を付ける必要が出たことからピークの1つを金生山とし、やがて山全体の総称となったとみられる。現在は地名辞典、地理院地図、地質分野、鉱物分野、大垣市史などはいずれも「きんしょうざん」としているが、正式名称が「かなぶやま」だとする主張もある。

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