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Yamareco

明神岳(みょうじんだけ)

最終更新:
基本情報
標高 2931m
場所 北緯36度16分28秒, 東経137度39分36秒
カシミール3D
 前穂高岳から南に延びる岩稜上のピーク。上高地から見上げると壁のようにそそり立ち、穂高岳主峰のように見える。5つのピーク群から構成され、北端が最高点。ロッククライミングのルートがいくつもある。昔は前穂高岳岳とつながる尾根上に登山道があったらしいが今は無く、一般登山者が登ることはない。

 明神岳山頂に立つには、前穂高岳から尾根伝いに登るルートが最も容易と思われる。ここは明神岳東稜等を登ったクライマーが下山に利用する道である。標識や鎖等は整備されておらず、薄い踏跡を頼って自力でルート判断することが必要。奥明神沢のコルから明神岳方向の登りが半分クライミングになるが、ホールド、スタンスは豊富で3点確保で通過可能。西穂高岳〜天狗のコル間で、ほとんど鎖に頼らず通過できる技術があれば簡単にクリアできる。その先は昔の登山道が残っており明瞭な道がある。

 山頂は巨岩の積み重なりで360度の大展望。
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

穂高岳(ほたかだけ)は、中部山岳国立公園の飛?山脈にある標高3,190mの山(奥穂高岳)を主峰とする山々の総称。日本第3位の高峰。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。これらの山々は穂高連峰とも称され、槍ヶ岳とともに槍・穂高連峰とも称される。
奥穂高岳は北アルプス最高峰で、北に向かって涸沢岳、北穂高岳、前穂高岳、南岳、中岳、大喰岳と山稜が連なっており、さらに北に位置する槍ヶ岳も含めて槍・穂高連峰と称されている。前穂高岳以外は主に長野県松本市と岐阜県高山市の境界に位置している。地質的には柱状節理の発達した穂高安山岩類が、山岳氷河の氷蝕作用を受けた地形であり、峻厳な岩峰が南北に走っている
これらの山々とは別に奥穂高岳の東方には屏風の頭(標高2,565.4m)、前穂高岳、明神岳と連なる山稜があり、吊尾根と呼ばれる尾根で奥穂高岳につながっている。前穂高岳から屏風の頭までの岩峰にはそれぞれI峰(前穂高岳)からVIII峰、明神岳の南方の岩峰にもそれぞれI峰(明神岳)からV峰の番号が付いている
さらに槍ヶ岳から奥穂高岳までの南北の山稜は、奥穂高岳から南西方向に向きを変えて、西穂高岳や西穂高独標に連なっており、これらも穂高安山岩類で構成されている。これより南西側は緩やかな地形の滝谷花崗閃緑岩の分布域で、その延長線上に焼岳が位置している
山麓へは奥穂高岳より吊り尾根を経て、前穂高岳に至り、カール (圏谷) を下れば、上高地河童橋に至る。また、岐阜県側に穂高岳山荘から白出沢を下るか、あるいは西穂高岳からロープウェーかその下の道を下れば、新穂高温泉である。
穂高岳は、剱岳、谷川岳と共に日本三大岩場に数えられている。特に、涸沢岳から南岳の稜線の飛?側には、谷川岳一の倉沢と並ぶ有数の岩場滝谷を擁する。滝谷は急峻なだけでなく、崩れやすい岩も多く、岩の墓場と形容される。また、前穂高岳の東側、奥又白谷の上部も角度の高い岩壁となっている (前穂東壁と呼ばれる) 。
穂高岳登山の拠点となる涸沢は、奥穂高岳と前穂高岳に挟まれた吊り尾根よりU字型にえぐられた圏谷で、夏でも雪渓が残る。
長年、南アルプスの間ノ岳と並び国内第3位の標高とされてきたが、2020年11月1日放送の林先生の初耳学ではGNSSにより3191mと測量された。国土地理院も参考にするとしており、今後単独3位となる可能性がある。

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