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ブラックバーン(Mount Blackburn)

基本情報
標高 4996m
カシミール3D
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

ブラックバーン山(Mt. Blackburn)とは、北アメリカ大陸の北西部に存在する山の1つである。500万年前から340万年前にできたと考えられている古い盾状火山なので侵食が進んでいるものの、未だに5000m近い標高を誇り、山麓には氷河も存在する。なお、行政区分では、アメリカ合衆国のアラスカ州に属する。また、この山も含めた一帯は、1979年からはUNESCOの世界遺産に登録されており、1980年からはアラスカ州政府からランゲル・セントイライアス国立公園にも指定されている。
ブラックバーン山は、おおよそ北緯61度43分、西経143度25分付近に位置する。ブラックバーン山はランゲル山地(Wrangell Mountains)に属する山の1つで、現在、その山頂の標高は4996mを誇り、ランゲル山地の中では最も標高の高い山である。この山頂の標高は、アメリカ合衆国内でも5本の指に入る高さで

ただし、アメリカ合衆国内でも5本の指に入る高さとは言っても、マッキンリー山の北の峰については数えていない。これは、アメリカ合衆国においては、マッキンリー山の北の峰が、時々独立した山頂として見なされることもある一方で、これを独立した山頂として見なさないこともあるため。

、北アメリカ大陸でも12番目の高さである。またブラックバーン山は楯状火山として誕生した山だが、火山活動の結果として誕生した山としては、アメリカ合衆国内ではブラックバーン山の近くに位置するボナ山に次いで2番目に高く、北アメリカ大陸でも5番目に高いことが知られている。このように高緯度地方にある標高の高い山であるため、この山は万年雪に覆われ、氷河も存在する。主要な氷河としては、2006年現在だいたい南東方向へと約43kmに渡って流れているケニコット氷河(Kennicott Glacier)、2010年現在北の方向へと約85kmにも渡って流れているナベスナ氷河(Nabesna Glacier)、2011年現在だいたい南西方向へと約24kmほど流れているクスクラナ氷河(Kuskulana Glacier)
が挙げられる


ちなみに、これらの氷河の終端部で溶けた水は、それぞれ、ケニコット川(Kennicott River)、ナベスナ川(Nabesna River)、クスクラナ川(Kuskulana River)となって流れていっている。

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