町裏は、大加山北に連なる山稜上の西端に位置する四等三角点峰（点名：町裏）である。
登山道の無い藪山だが、三角点の僅かに東には何かが祀られていたと思われる基壇が残り、北尾根には「金毘羅大権現」と刻まれた石碑が残されている。
これらの事より、古くは信仰の対象であったと思われるが、詳細は不明である。
また、美濃の山に精通しているブロガー・美濃一人氏によれば、堀切や削平地らしきものが確認出来るため、「新撰美濃志」に記載された「古城祉」か、その見張り場だったのではないか、という見解をブログで綴っている（結論は不明とされている）。
なお、三角点はシダの藪の中に設置されており、少々分かり辛い。