調査期間 5/18〜8/21 3ヶ月半
固形燃料は揮発劣化しますので、どの程度の期間でどの程度揮発劣化するのか、一週間ごとに重量を測定して劣化状態を調査したみました。
なお、7月から8月の間で東北の山旅をしてましたのでデーター収集出来ていません。
なお、7月から8月の間で東北の山旅をしてましたのでデーター収集出来ていません。
重量減少率(%) = 測定時の重量 ÷ 一番最初の重量 × 100
検証した固形燃料は3種類
1. プラスチック保護容器に入った 25g固形燃料
2. 薄いフイルムで包まれた 20g固形燃料
3. ゲル状の「着火剤」
1. プラスチック保護容器に入った 25g固形燃料
2. 薄いフイルムで包まれた 20g固形燃料
3. ゲル状の「着火剤」
収納袋を開封しない場合と開封した場合
買った状態で収納袋を開封しなければ長期保存が可能と思われます。何年間劣化しないのかは不明ですが。
保護容器に入った固形燃料とジェル状着火剤の場合
保護容器に入った25g固形燃料は劣化しないと思ってましたが、温度上昇で劣化することがわかりました。劣化してても外観上はわかんないですよね。
着火剤も使用した事がありますが、少しススが多くてクッカー底が汚れるので使用を止めています。ゲル状にするために何か添加物が入って、これがススの原因ではないかと・・・。
着火剤も使用した事がありますが、少しススが多くてクッカー底が汚れるので使用を止めています。ゲル状にするために何か添加物が入って、これがススの原因ではないかと・・・。
保管容器に入れた状態での揮発劣化は
パーツ袋に入れて保管
ただ、長期間は無理でしょうが、1週間程度であればそれほど劣化していません。
一週間以内の縦走などの山行には使えると判断して、実際に山旅に使用しております。
まあパーツ袋は軽いので山行時に5枚程度持って行っても邪魔になりません。
一週間以内の縦走などの山行には使えると判断して、実際に山旅に使用しております。
まあパーツ袋は軽いので山行時に5枚程度持って行っても邪魔になりません。
結果
固形燃料の長期間保存は無理だと感じます。一週間程度だとパーツ袋に入れるなどある程度の劣化を防止出来ます。
山行に持っていくなら、劣化の少ないプラスチック容器に入った25g固形燃料。
薄いフィルムに包まれた固形燃料であれば、収納袋を破って使用した後に残った固形燃料をパーツ袋に入れれば数日間程度は問題なく使用出来ると思います。
パーツ袋入れた固形燃料を使用して無くなれば、新たな固形燃料の収納袋を開封して使用するなど、その繰り返しである程度の長期間の使用は可能でしょう。
開封後の余った固形燃料は破棄するしかないのかと思います。
まあ30g固形燃料なども3個入って100円と安価なので破棄しても懐具合は痛まないと思います。破棄する事は嫌ですが、長期保存出来ないので仕方ないですよね。
山行に持っていくなら、劣化の少ないプラスチック容器に入った25g固形燃料。
薄いフィルムに包まれた固形燃料であれば、収納袋を破って使用した後に残った固形燃料をパーツ袋に入れれば数日間程度は問題なく使用出来ると思います。
パーツ袋入れた固形燃料を使用して無くなれば、新たな固形燃料の収納袋を開封して使用するなど、その繰り返しである程度の長期間の使用は可能でしょう。
開封後の余った固形燃料は破棄するしかないのかと思います。
まあ30g固形燃料なども3個入って100円と安価なので破棄しても懐具合は痛まないと思います。破棄する事は嫌ですが、長期保存出来ないので仕方ないですよね。
2023年夏に飯豊山と朝日連山の縦走に30g固形燃料のみで飯を作りました。
30g固形燃料でソロ山行に十分な800ccのお湯が得られます。一食あたり30g固形燃料でOKでした。2泊3日で30g固形燃料を9個持っていきましたが使用した数は6個でした。
山行に固形燃料を使用することは、結構魅力がありますので、皆様も是非に!
30g固形燃料でソロ山行に十分な800ccのお湯が得られます。一食あたり30g固形燃料でOKでした。2泊3日で30g固形燃料を9個持っていきましたが使用した数は6個でした。
山行に固形燃料を使用することは、結構魅力がありますので、皆様も是非に!
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