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Yamareco

記録ID: 101807
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山

三階の滝不動滝

2010年10月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
zao-ota その他30人
GPS
04:23
距離
6.8km
登り
531m
下り
288m

コースタイム

不動滝駐車場(8:30)〜バス送迎(9:01)
〜澄川散策研究路入口(9:15)〜萩平車止め(9:32)〜
三階の滝降り口(9:45)〜三階の滝(澄川渓谷)(9:58)〜不動滝手前(昼食)〜(11:10)不動滝滝壺(11:56)〜不動尊(12:57)
〜不動滝駐車場(13:38)
歩行距離:6.76km  平均速度:1.5km/h  
所要時間:4:23
  
天候 紅葉晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス 縦走支援バス送迎
不動滝駐車場集合受付後三階の滝登山口まあでバス送迎。
コース状況/
危険箇所等
開会式、後の自己紹介は参加者の皆さん顔見知りが増えたせいか積極的に発声する姿勢が感じられ主催者としては願ってもないことです。約7割がリピーターで6月のガイド登山を始めてから毎回参加している方が数名いることも、会の中に和やかさと協調性が出てきたのだろうかと思っているところです。一時的な交流ではない名前と顔を覚えての交流が築けつつあります、うれしい限りです。特に観光協会の蔵王フラワートレッキング委員会所属の会員は皆勤賞もので、開会式の司会進行、受付での参加費の徴収、グッズの販売と一人では手に負えないところを助けてもらっています。今回気になったのはアンケートの中で、こんな指摘があったこと以外は、紅葉が2分程度で残念だったことくらいです。アンケートの指摘、1.安全な駐車場を確保すべき。2.次回の案内をして欲しい。3.参加者で自然保護について話し合いたい。4.ゆっくり歩きたい。5.毎回違うコースを歩きたい。6.毎年同じコースでかまわない。7.申し込みのFAXが届いているか不安。8.保険に加入したい。当日は天気も良くて、紅葉を目的に上る車は一年で一番と思われます。駐車場としては恵まれている方ですが、感性の違いでしょうか。次回の案内は蔵王町の観光協会HPを閲覧すればそれ以上の情報は無いはずですが、ネットの得手の方もいますので個人的に訪ねてもらうことでしょう。細部にわたって、説明していては開会式の時間がもったいない事になります。参加者全員で共通のこの会が取り組んでいるテーマを話し合うことは、必用です。次回に実現します。歩く速度は、各個人で違うので難しいので、その時は申し出てもらう事でしょう。コースについては安全を最優先して決定するので、参加者の意見は参考程度にしています。代表としては毎年安全なコースを、その時一番フラワートレッキングが楽しめるコースを設定することに専念ことです、ここまで回数を重ねられたのは事故が無くすんでいるからです。事故を起こせばこの会は中止せざるおえないでしょう。毎年同じコースになる可能性がありますが、時期、同行者など違えばまた楽しい登山が出来、同コースの回数を重ねて自然の不変、非不変の環境が感じられるのだと思います。申し込みのFAXが来たらそれで受け付け登録は完了で改めてこちらから、受理を連絡することは事務の半座苦になるのでしません。長年の経験と鋭い勘で当日申込者の無断キャンセルと突然の参加には対応してバスを選んでいますので、よほどのことがない限りは送迎バスの乗れるはずです。今回は無断欠席が2名、突然の参加者が4名差し引き2名増で計42名の参加でした。用意したバスは53名乗りの大型バスであと11名は余裕でした。
あまり心配することはありませんし。電話での参加申し込みの確認は固くお断りします、私の仕事に支障を来す行為になりますので注意ください。問い合わせはFAXかメール、手紙など情報ツールを使ってください。問い合わせには、納得のゆくまで答えます、但し電話での問い合わせは私個人の時間を消費することなので問い合わせ確認はメール・FAXに限ります。保険について来年から各個人が、ある一定の保険加入を参加者に義務付けしようと考えています。これからは自分のことは全て自分の責任と事故の補償も当然していただいて安心して参加できるのが、登山であると考えます。なぜなら登山は、自然を相手にするとても危険な行為だからです。また、保険の紹介も併せてして行います。携帯トイレの常備はだいぶ浸透してきたようです。目的を達成するには、時間がかかるようですがこつこつと努力してゆきます。

ガイドコースに認定されていないので致し方ないのですが、戦前の不動滝観光道路ですので、登山道が崩壊し一部大流れの場所もありました。この紅葉の季節多くの人に案内したい蔵王で一番のスポットです。今後の課題として、不動滝観光道路の再利用又は
整備しながらの、認定コースに向けて、お釜一周コースと併せて検討したいと思います。紅葉の絶景コースで不動滝の伝説にまつわる三階の滝を巡れるこのコースは、どうにかしなくてはいけないようです。次に不動滝の伝説をお知らせします。
残念ながら、紅葉は2分程度でしたが参加者は三階滝と不動滝の側まで行けたので蜷満足のようでした。また、途中でナラタケ(ヨシタケ)を発見ゴミ袋一つ採取しみんなで分けました。
見られた植物:ヤマリンドウ・モミジカニコウモリ・サラシナショウマ・ノコンギク・
テンニンソウなど
参加者全体 ガイド4名太田富造・深堀孝・三島木進・岡崎亨
      参加者38名 合計42名
登山計画
集合場所及び観察エリア
ルート   AM8:30 不動滝駐車場集合、バスで入山口まで移動。
AM9:30 自然散策路入山〜車止め〜三階の滝〜不動滝〜不動滝駐車場
 PM14:00着予定 歩行距離 5.0Km
登山レベル:初級・中級向け (不動滝駐車場:トイレ有り)

このコースは平成20年9月15日発行の旅雑誌仙台トラビスで紹介したことがありました。以来紅葉の三階滝を写真に撮りたいと何件かの問い合わせが来ています。紅葉は10月中旬が一番美しいようです。
蔵王漁場協同組合の副組合長を務めている関係で、春と秋のイワナの放流事業で年2回車止めから不動滝の近くまでイワナをかごに入れ担いで澄川までを歩いて放流しに行きます。かごの中はビニール袋が2重に、水がバケツ1杯そしてイワナの成魚が約10kg、最後に酸素を注入してひもで密閉します。総重量20kgでしょか、それを担いで往復2~3kmを歩きます、雨上がりなどは石がすべり危険なこともありますが放流しないとイワナは昔のように絶滅してしまいますので資源確保には欠かせません。また、当然自分でも岩魚釣りに年数回はここを訪れます、澄川でも一番釣り人が入る良好なポイントでもあります。
 秋から冬にかけてキノコ特に12月のムキタケを取りに行く場所でもあります。ムキタケは鍋に入れるとつるりとした触感が何ともいえない好きなきのこです。蔵王を代表する三階・不動の滝の滝壺まで訪ねるこのコースは、過去に軽自動車が一台通れる幅員を持つ自然研究散策路として宮城県が観光事業として整備しました、しかし崖崩れなどで寸断され今は通行が出来ない状態です。
四季を問わず、春の新緑、夏の陰緑、秋の紅葉とトレッキングは申し分のない要素を秘めていますので、今後蔵王ガイド協会と協力して登山コースとして認定し、ガイド登山を可能にしてゆきたいと思っています。昨年の10月16日に蔵王ガイド協会と山形蔵王のガイドとの交流会を兼ねた研修会でコースを歩きました。清流と紅葉が秋の陽に照らされ気持ちよく絶景を目出ながら歩きました、寒くもなく熱くもなく丁度位塩梅の気温でした。不動滝では、爆風に濡れないように雨具を着用して滝壺の真下に入り記念撮影をしたのを覚えています。駐車所までの登り途中では、不動滝が一番に撮影できるスポットがありカメラ好きの人を案内したいくらいです。
コースはそれほど険しくなく少人数でも安心して歩ける所ですが、エコーラインの本通りから分岐する自然研究散策路がわかりづらいようです。分岐から歩いて15分車止めから三階の滝までは25分程度でつきます。後は澄川渓谷をさかのぼれば不動滝に1.5時間で到着します。駐車場までは登り40分くらいでしょうか、昼食を取り一日かけてのトレキングは満足感いっぱいを提供してくれます。
山のトイレ問題解決対策の一つ、携帯トイレ使用仮設ブース。受付での展示。
2011年03月10日 15:40撮影 by  COOLPIX S4, NIKON
3/10 15:40
山のトイレ問題解決対策の一つ、携帯トイレ使用仮設ブース。受付での展示。
三階の滝を背景に集合写真
2011年02月21日 12:27撮影 by  COOLPIX S4, NIKON
2/21 12:27
三階の滝を背景に集合写真
三階の滝と私
2011年03月10日 15:41撮影 by  COOLPIX S4, NIKON
3/10 15:41
三階の滝と私
不動滝の滝壺に立つ私
パワースポット
2011年03月10日 15:42撮影 by  COOLPIX S4, NIKON
3/10 15:42
不動滝の滝壺に立つ私
パワースポット
撮影機器:

感想

不動滝の伝説(鰻と蟹の争い)
遠刈田温泉の近くには青根温泉と峨々温泉がある。この3つの温泉にまつわる面白い伝説がある。地元では不動滝の伝説と言われている。その昔、蔵王山中の不動滝に大鰻が住んでいた。ある時近くの三階の滝に住む大蟹が滝を自分の住み家にしようと鰻に決闘を挑んできた。大鰻は年老いていたので遠刈田に住む猟師の力を借りようと、夜な夜な若い娘に身を化かし助けを頼んだ。若い娘の頼みと会って猟師は承知し約束の時刻に不動滝に鉄砲を担いで大蟹をしとめようと出かけていった。滝に着くと大蟹が目を輝かせて猟師をにらみつけるので、恐ろしくなった猟師は蟹を撃てないで逃げ帰ってしまった。その後老いた大鰻は、大蟹に胴体を3つに切られ、頭は青根に、胴体が峨々に、尾は遠刈田に飛ばされてしまった。それ以来青根温泉は頭(頭痛やノイローゼ)に、峨々温泉は胃腸に、遠刈田温泉は足腰(神経痛など)に効くお湯がわくようになったという、伝説です。大蟹を打ちそこねたまたぎ猟師を地元では、の正次郎さんと呼んでいたとまっさら嘘でない話とされています。

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