尾瀬沼から小淵沢田代
- GPS
- 07:25
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 784m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:25
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入下山:大清水駐車場(\500) |
写真
感想
6月初旬に奥只見の袖沢林道を下山中に足を滑らせて捻挫。沢はまだ少し難しいかもしれないが、アップダウンの少ない山歩きなら大丈夫そうな感じなので、様子見山行として計画したもの。
お花がもう少し見られるかなあと思ったけれど、少し時期的には中途半端だったか。尾瀬ヶ原には行かずに、尾瀬沼周辺のやや落ち着いた雰囲気を楽しんだ。
【大清水−三平下】
●大清水からは、時間節約のため低公害車両に乗車して一ノ瀬休憩所まで。
●まずは沢沿いに登っていく。沢には小さな滝も懸かっていて、目を楽しませてくれた。沢から離れると岩清水の水場。ここで水を補給。
●途中下山者数組とすれ違う。
●三平峠は樹林の中の静かな峠。峠から15分ほど下ると尾瀬沼が見えてくる。
●三平下では、数組のハイカーが休憩中。こちらは休憩も取らずに南岸道へ進む。
【三平下−沼尻】
●南岸道は初体験。
●南岸道入口には通行注意の看板が立ててある。確かに、木道の崩れた箇所が多数あり、北岸に比べて手が入ってなさそうな雰囲気であった。が、特別に危険だという訳でもないので、注意して歩けば問題ないだろう。むしろ北岸より尾瀬沼が近くに感じられて好ましい。
●意外と多くの人と行き交う。
●開けた小沼湿原を過ぎると間もなく沼尻である。
【沼尻−大江湿原】
●沼尻は休憩舎が火災で焼失してしまい、何か足りない感じを受ける。いい点景として沼尻の風景に溶け込んでいたんだなあと実感。
●角柱の道標の片面の焼け焦げが火勢の強さを物語る。
●沼尻からは、歩きやすい木道が続く。沼山峠からと思われるが、人も多くなってきた。
●天候もやや回復してきて、時々晴れ間も覗くように。
●大江湿原はかなりの人出。キスゲには少し早いようだが、手前の斜面から望むと、木道を点々と人が歩いている。
【大江湿原−小淵沢田代】
●小淵沢田代への分岐には、ワタスゲがたくさん穂を付けていた。写真を撮りに少し入ってくる人はいたが、小淵沢田代方面へ行く人は皆無。
●メインストリートを逸れて小淵沢田代へ入ると、再び静かな山歩きとなる。
●登りの斜面脇にたくさんギンリョウソウが出ていた。傾斜が緩むと、やがてビジターセンターから上がって来た道と合流して小淵沢田代へ飛び出す。
●小淵沢田代へ入ってすぐの木道が広くなったところで男女二人組が休憩中。沢装備だったので「小淵沢を上がってらしたんですか?」と尋ねると「はい」との返答。いずれ行って見たいけれど、10年後くらいかな(笑
●昼食を取りたいが、休めそうなところがない。木道を先に進んでみるが、単線の木道が湿原のはずれまで続いていた。ところどころ水没していて、休憩できそうなところがない...。やむなく、お二人が退去するのを待って昼食休憩とした。湿原独り占めである。
●湿原からは、中岐川の谷を挟んで四郎岳・燕巣山から物見山への稜線。その向こうに奥白根から錫ヶ岳の稜線が望まれた。いい景色である。
【小淵沢田代−大清水】
●のんびりと休憩をしてから下山にかかる。
●水没木道を注意深く歩き、湿原を後にすると黒木の森へ入る。
●前方で何やらエンジンの音がするなあと思ったら、林道への分岐付近で笹の刈り払い作業をしていた。ありがたいことである。感謝しつつ、脇を通過。
●刈り払いのおかげで歩きやすくなった道を順調に下山。登山口には刈り払いの方々と思しき2台の軽トラックが停められていた。
●そこからは未舗装の林道を淡々と下る。ヤマオダマキがあちこちに花を咲かせていた。もうすぐ駐車場というところで二人組に追いつかれたけれど、あの二人はどこから来たのだろう?沢ではなさそうな出で立ちであったが。
以前より聞いてはいたものの、小淵沢田代は静かないい場所であった。眺めもなかなかいい。尾瀬沼からは少し登らなくてはならず、林道への下山路も少し急なので敬遠されるのかなあ。もう少し歩かれてもいいのに、と思う一方で静かな今のままがいいとも思う、そんな感想を抱いた。
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