積丹岳(標高尾根→北尾根)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,079m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
16日:C1 2 ピラミッド先 1 843ポコ 0.5 標高尾根Co.650(C2)
17日:C2 0.5 843ポコ 1+ ピラミッド先 1- 積丹岳 1 台地 1.5 牧場
天候 | 1日目:強風と湿雪、2日目:快晴だが強風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
感想
15日:牧場→843ポコ
車を運転し積丹へ.今年の道内の少雪は積丹半島も例外ではない様で,登山口周辺も雪が少なく浄水場まで除雪されている.浄水場に駐車.大滝沢川にはスノーブリッジが一切なく開削渡渉を行う.渡渉先からSE装着し尾根へ取り付く.ラッセルもなく春の日差しの下,汗を流しながら843ポコへ.時間も早く雪質も良いので843〜Co.610の斜度変わりの間を3往復スキー.もう少し斜度があったほうが良いと思ったけれど,みんな楽しかったみたい.やはりワンゲルのスキー技術にはこのくらいが気持ち良く滑れる斜度なのか.
16日:843ポコ→ピラミッド→843ポコ→Co.650
今日は北ヘリで風が強いらしい.生ぬるい風の中上を目指す.870周辺で風が強くなりEP.若干埋まるが,バリズボとかではないので比較的楽.ピラミッドは真っ黒でハイマツの塊と化しており,いつものルートは大変そうなので,西側トラバースして沢型をピラミッド先に詰め上がることにする.途中でEP練.この沢型は昨年の記憶では真っ白だったが,ブッシュが生えていて斜度もほどほどで登りやすい.ピラミッド先の尾根に乗ったところで身動きが取れないような爆風が吹いており引き返し決定.843まで引き返す.行きよりも風が強くなっているのでゆっくりと.843に泊まることを試みる.テントは中に荷物を入れて張り綱を張っていないとすぐに倒壊する.さらにブロック積み作業を行うもブロック壁が倒される始末.おまけに気温が高く地吹雪で飛ばされた雪がヤッケについては溶けてゆく.手袋もしぼれるくらいにびしょびしょになるし,状況は改善しないので天場を放棄し天場を降ろすことに決定.Co.650付近で風が収まったので幕営開始.張り綱もはった.みんな沢登りの後のよう濡れている.暖かくてよかった.灯油を多めに炊いて装備を乾かす.
17日:Co.650→岩峰→積丹岳→小岩峰→牧場
今日は風が少し弱くなるらしい.変え具を出したリーダーは1年生の時以来のバテで若干作業が上手くいかない.843への登りはもう5回目.870から雪面クラストのためEP.以降北尾根台地まで雪面はずっとクラストしていて歩きやすかった.ピラミッド先までは前日と同じルート.北尾根上はハイマツがかなり出ている.積丹岳直下の斜面も問題無し.風は少々強いものの快晴でとても気持ちのよい山頂.東尾根方向を見に行くも,直下の斜面のブッシュ出てるし,雪庇も無いし,なんもできなさそうなので,車の近い北尾根に降りることにする.岩峰は突風が強いこともあり,滑落すると強いのでカット.北尾根は東側に8 m程度の ”雪堤” ができている.”雪堤” 上を歩く.1121および小岩峰周辺は局地風が強く,耐風姿勢をとりながらジリジリ進む.小岩峰は西捲き.ハイマツが多く強化合宿のような雰囲気.台地にてEPからスキーに変える.雪は腐っているけれども滑れる範囲.
下山後の楽しみにしていた 古平温泉 が休館日で道を戻り 岬の湯積丹 に転進するもそこも休館日.余市で風呂に入って みどりや に寿司を食いに行くもそこも休業日.ついてない.結局他の店で寿司食って ニッカウイスキー 行って かま栄 食べて帰札.元気のある人はそのまま離札飲みに行ったそうだが,ニッカでウイスキーを飲めなかったリーダーは家でハイボール3杯飲んで意識朦朧としそのまま沈.本山行も頑張るぞ.
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