香港 ビクトリアピーク 海外でヤマレコMAP利用可能か実験

2016年12月10日(土) [日帰り]

• GPS: 04:42
• 距離: 10.2km
• 登り: 764m
• 下り: 922m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:58
• 合計: 4:43

11:06 スタート地点
12:09 12:54 山頂駅
13:13 13:26 ヴィクトリア・ピーク
14:16 14:16 盧吉道・夏力道・克頓道分岐
15:49 ゴール地点

表示されている時間は、日本時間。
時差はマイナス1時間。なので11：06出発です。
ペースはゆっくりです。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

往路　MTR（地下鉄）　中環駅
復路　MTR　堅尼地域（ケネディタウン）が最寄

コース状況／危険箇所等

ほとんど舗装された道路を歩くので危険個所はありませんが、往路では車道を歩いたので、車に注意が必要。山道で傾斜・カーブもあるのに結構なスピードを出して走っている。
日本が寒くて予想できなかったが蚊がいた。日本脳炎やデング熱を媒介するため虫よけが必要だったと反省。

その他周辺情報

往復最寄り駅ともに大都会なのでたくさん飲食店などあり。山頂付近もピークトラムの駅付近にはショッピングセンター飲食店があります。山頂付近にも売店がありました。

写真

まず旅行前に日本で、山行計画を作成し地図をダウンロードしておきました。
いつもの設定では、地図が表示されない。

アプリの設定を変更します。

海外では、OpenCycleMapを選択します。

良かった。ちゃんと表示されました。

当日朝。
まずは、宿泊ホテル近所の飲茶で腹ごしらえ。
蝦餃、叉焼包。

焼売もおいしかった。

香港の地下鉄で中環（セントラル）まで移動。
ここから出発です。

セントラル駅前。香港政府の旧議事堂。

風水戦争で有名な中国銀行。

GPSを確認。
ちょいちょいGPSは暴れていますが、概ね使用に問題ありませんでした。トイレ、階段もしっかり把握できます。

今日はいい天気！香港にしては珍しく澄んだ青空です。

まずは階段を登っていきます。

異国情緒あふれる建物。このカーブを渡ります。
交通量が多いので、注意して渡ります。

こちらの階段も登ります。

あの山の方へ向かって歩いていきます。

先ほど見た中国銀行です。

こんなところにネコがいました。

香港動植物公園を突っ切った道路を歩きます。
お猿さんの鳴き声が聞こえています。時間があれば立ち寄りたかったのですが、スタートが遅いので今日は割愛。

交差道路の下を渡りました。

都会は空が狭いなあ。

CITY BOUNDARY STONE。って何かな。
1903年からあるようです。

舗装された道路を歩きますが、ふと脇をみると中々ワイルドな景観も楽しめます。

熱帯地域なので生えている植物も日本とは少し違います。

やっとビルより高いところにやってきました。

少々かすんでいますが、欧米の人が追い抜かし様に「So clear!」との感想を述べておられています。
同行の旦那様に聞くと、この辺りは雲が立ち込めて真っ白になることもあるのだとか。

ピークトラムの駅に到着。

ビクトリアピークの山頂はあちらです。

少し遠景で撮影。
奥の山も良い感じに尖っています。

南西の湾を撮影。こちらはかすんであまり見晴らしがよくありません。

ピークトラム駅より。

九龍側の山はかすんでいます。
去年はあちらの獅子山に行ったんですが、残念ながらよくわからない。

トラム駅から更にピークを目指します。

ハイピスカスがきれいでした。
南国です。

立派なガジュマルの木。

ここの分岐は道標に従います。
もう片方は行き止まり。

山頂の駐車場へ到着。
ここまで車でも行けるようです。

右側のラジオ電波塔があるところが山頂なんだそうです。
今は立ち入り禁止です。

展望台の獅子の背中に哀愁を感じます。

山頂近くの階段。
いけるかどうか一応見てみると。

やっぱり、行き止まりです。

ラジオ電波塔にできるだけ近づいてみました。
今は立ち入り禁止ですが、旦那さんの話によると、1998年頃はあの電波塔のそばまで行けたそうです。

立て看板。

展望台まで戻ってきて休憩。
今日はドピーカン。ここで飲まなきゃいつ飲むの？
啤酒（ビール）ブルーガール、タイガー、おつまみに魚蛋（ねりもの）各15＄。1＄＝概ね15円

何か分かりませんが、穴があります。
立ち入り禁止。

何だかきれいなお花が咲いていました。

あちら方面には海鮮で有名な、ジャンボレストランがあるそうです。

トレイルコースの標識。

急な階段ですが、あくまでもしっかり舗装されている道です。

向こう側の山とお墓。
昔はここまで開発されると思っていなかったんでしょうね。

都会近くの山ですが、湧き水、沢もちゃんとあります。
水はぬるいです。

登山口近くは心臓破りの階段です。

登山口は給油所傍にありました。
レンズが汚れていて、夢のような映像です。

変わったお花。南国のそれです。

当初ルートから外れ、堅尼地域（ケネディタウン）駅を目指して歩きました。ヤマレコMAPでしっかり道が分かります。

しばらく歩くと堅尼地域（ケネディタウン）駅に到着。
ここから地下鉄に乗ってもいいのですが、今日は路面電車で中環へ帰ります。

路面電車でゴール。

ホテルに帰り一風呂浴びて廟街の屋台で晩ごはん。
チャーハン、牡蠣オムレツ、蝦の炒め物。
ビール3本飲んで、2800円くらい！お値打ちです。おいしいし。

余力があったので、香港の夜景を楽しみました。

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 靴 ザック 飲料 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

共同装備

Tシャツ ズボン 靴下 靴 ザック 飲料 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

eriksa

年1回香港に旅行でやってきます。
いい機会なので、ヤマレコMAPが海外でも使用できるか試してみました。
万一、うまく使用できずに道迷いをしてしまったらシャレならないので、多分迷わないだろう（迷っても地図なしでも下山可能と思われる）ヴィクトリアピークにハイキングで行ってみました。
ヴィクトリアピークは山頂駅までピークトラムが敷設されており、日本からの観光客も多く訪れる有名なところです。

まず、日本国内で準備。
ヤマレコで山行計画を作成します。
香港アルプスという書籍を参考にしましたが、同行する旦那さんがケネディタウンをゴールとしたいとのご希望のため、提示ルートとは逆走ルートとなりました。

次にヤマレコMAPに地図をダウンロードしておきます。
地図をダウンロードしたところ表示されず、なんでだろうと少し考えたところ、国土地理院の地図ではなく、Open Cycle Mapにするとちゃんと表示された。

登山開始当初はGPSが暴れてどこにいるか不明でしたが、だんだんと修正され、全く問題なく使用が可能だった。
また、香港はWIFI環境が整っているので現地ホテルでスマホから画像同期、アップロード、山行記録まで問題なく作成ができました。
ただし、コースタイムは日本時間で表示されるようです。

ハイキングコースですが、当日は香港には珍しく快晴となり、関西では今年一番の冷え込みと寒い日だったようですが、こちらは22°で半袖でも汗びっしょりになりました。
でも木陰を歩くと風が心地よく、本当に気持ちの良いハイキングとなりました。
コースはほとんど舗装路でしたが、よく整備されて歩きやすかったです。
登りは車の往来が多く注意が必要でした。
また、今回のコースは有名だったらしく、そこそこ多くの人が歩いていました。