鐘ヶ嶽、日向薬師



- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 736m
- 下り
- 685m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路:本厚木バスターミナル〜広沢寺温泉入口 復路:日向薬師〜伊勢原駅北口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日向薬師で熊が出たそうで、警察と猟友会の方がいらっしゃいました。 |
感想
これまで、不動尻や広沢寺の岩場に行く際に、横目で見ながら気になっていた鐘ヶ獄。気にはなるものの、なかなか広沢寺温泉への道を逸れる機会はない。
ヤマケイアルペンガイドを読んでビックリ、鐘ヶ獄は修験道の山であり、大山のように参道があって丁目石が置かれ、山頂には石像があるらしい。写真を見るにつけこれはいかねばなるまいという気持ちになる。
プラス
広沢寺の岩場(弁天岩)にアクセスする際、渡渉する大沢川。
さらに上流に林道が並走していくが、一体どこにつながるんだろうと思っていた。
地図を眺めていると日向薬師に出られるようなので、日向山経由で絡めてみた。
行程が長くないので、のんびり出発だ。
鐘ヶ獄のバス停からちょっとした坂を下り小さな集落へ入る。
一度こちらの道へ逸れてみたかったから、今日はなんだか嬉しい。
集落を抜けるように進み、割れた浅間宮の石額がかかる鳥居からスタートする。
乾いた落ち葉を踏み、晩秋の木漏れ日を浴びながら気持ちの良いハイキング。
登山道(参道)には丁目石、石仏、墓所、石段、社などが随所に現れとてもアトラクティブ。ここはプチ大山か。
首都圏を見はらせる場所もあり飽きさせない。
こんな時間なので、
後続におひとり、途中の浅間社でふた組、下山中に1パーティに出会ったのみ。
加えて、山神隧道の上の分岐で、大山方面から下って来られた単独の方が、鐘ヶ獄へ登り返していかれた。
この分岐に少し惑わされる。
設置された道標では、
左に行っても、右に行っても、山神隧道を経て広沢寺温泉となっていた。
むむむである。
迷ったあげく、手書きされた右の道標を選んだ。
どっちにしろ、山神隧道に出るのであれば。
私は山神隧道の上を渡たかったので、イメージする方向とは逆だなあと思いながら、
涸れ沢を渡る踏み跡(というかしっかりとした登山道)をたどると、無事二の足林道に合流。
山神隧道より上流に少し行った地点に出た。
(後で見ると、国土地理院の地図にはこの道がしっかり載っていた)
あー、ここかー。
前回二の足林道を通った時に、足元につけられた小さな木製の看板を見て、
こんなところから鐘ヶ獄へ登れるんだ?と思っていた場所だった。
どこかの会の訓練か、3パーティが欄干から懸垂している新大平橋を過ぎ、
広沢寺の岩場方面へ足を進める。
この分岐では地元の野菜が無人販売されている。
今回は生姜を求めた。他に、むらさきいも、サトイモ、ゆず、かぼす、漬物。どれも一袋100円。遅くなるとテーブルごと撤去されてしまうので、目にした時がチャンスだ。
弁天岩はクライマーで大盛況。
そのまま林道を遡り大釜弁財天へ向かうと、家族連れとすれ違った。
案外散策に訪れる人がいるようだ。
大釜弁天は、大沢川が多段の釜を持つポイントにあった。
少し行くと、日向薬師への道標が出てきたので、林道を離れ山に入る。
ほんのちょっと登るとすぐ稜線(七曲峠)に出て、日向山へ道は続いていく。
山頂には大きな石の祠があった。ここは水の神様だそうだ。
ここからも平野が見える。
尾根を西に進み、下ると日向薬師への分岐。
ここでひと組のハイカー(というより日向薬師の参拝客か)と出会う。
小さな梅林を抜け、香のたちこめる日向薬師に降りると、境内に警察の方が。
訊けば、この下の参道付近に熊が出没したとか。
参道、降りたかったのに・・・(仁王門見たかった)
林道で迂回しながら里に下山した。
こういうちょっとした山歩きも大好きだー!
写真ないけれど、雰囲気伝わってきますね。面白いリポートです。
ありがとうございます
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