冬季富士山 12月 `17シーズン待望の初登頂**
天候 | 裏付けはありませんが、経験と結果論から高気圧に覆われていても等圧線がピンポイントに重なっている場合は強風になる可能性大 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
登山届の提出は御殿場警察署 |
写真
感想
`17シーズンようやく登頂。
前回撤退してから仕事の出張も重なったりと間が空いてしまいましたが、寒暖が大きく毎回状況が一変する富士山に行けないその間もアメダスから目が離せない今シーズン。
山梨県では自粛を呼び掛けたとかのニュースも見たり。
今回は山行前に積雪もあり、天気も好天、風も弱目な予報で前回に比べれば登頂の可能性が大。
登頂するチャンスがあるなら確実に狙いに行きました。
アイゼンポイントは登山道とブル道交差点の少し手前辺りですが、新6小屋跡までは登山道使えました。
新6からはブル道へ合流して直登しますが、ここからは所々固く締まった雪、積雪による斜度の増加もありますので、登山道を辿りながら登るのも一つの手だと思います。
7合目日の出館から8合目見晴館跡まで毎回直登していますが、アイスバーンではなく固く締まった雪です。(表現の仕方は千差万別ですが)
柔らかい雪を繋げば問題なく登れるでしょうし、わらじ館、砂走館を経由して登山道を使うのもアリかと。
百聞は一見に如かず。
直登を選ぶ理由の一つは太陽の光に反射する斜面の景観です!
核心部の大弛沢ですが、積雪のお陰で登山道こそ埋まったものの、足元は前回よりしっかり。
長田尾根から見た9合付近は尾根沿いに足跡らしき物があり、恐らく昨日登った方はあそこを通ったのかとちょっと驚きでしたが、足跡ではなく落氷の跡でした。
前回の撤退地点はアイスな箇所は無かったけど増した斜度は健在。
風は強くはないんだけど、撤退した時の恐怖心が自分を煽り立てるので、9.5合から先は登山道を辿らずにそのまま直登を選択。
見た感じでは邪悪な箇所はなかったので選択しましたが、ちょっとでも邪悪なとこがありそうであれば避ける位の斜度ですのでお気を付けを。
山頂直下は多かれ少なかれ吹き下しはあるので慎重に登山道に合流して登頂。
前日の登頂者は恐らく3〜4人位の足跡だけ。
12月の剣ヶ峰も堪能。
ひと月振りの山頂は絶景**
浅間神社でkenpapaさんに定期便を送りながら少しゆっくりしようかと思ってたんですが、東の空には吊し雲らしきもの…、急に吹き始めた風…。
いやぁ〜な予感がしたので休まずそのまま下山を決意。
御殿場口の鳥居を潜った頃には強い吹き下しに。
下山は登りの直登コースは避けて登山道から慎重に、下山開始時間が少しだけ早かったお陰で9合まで難なく降りられたけど、長田尾根と富士宮の境の尾根は生き物の様な雪煙の風。
あの風喰らったらキツイだろうなぁ〜と思っていたら、その風が少し下った所で強くはないんだけどテンポの速い突風で歩くリズムに合わせて襲ってくるので、バランス崩さない様に時間を掛けながらゆっくりと行動。
この風で樹氷の欠片が落ちてくる、落ちてくる!
当りこそしませんでしたが、ヘルメットは必須!
見晴館跡でやぁ〜っとゆっくり出来てkenpapaさんへ定期便して休憩。
今回の山行で1番の邪悪な箇所は7.9合〜8合の間。
核心部の大弛沢を越えたとは言え油断禁物な斜面でしたので特に下山時はお気を付けください。
山行開始が午前2時。
もう少し遅く出発しても良いかなと思ったりもしていたんですが、今回に限っては出発が遅ければ恐らく登頂は難しかったかなと思う山行でした。
下山後に天気図確認したら高気圧に覆われてるも山頂にいる時間付近に等圧線がドンピシャに重なっていて納得。
ウィンドプロファイラの断面図ばっかり気にしてました…。
反省です。
今年も早いもので残すところあと少し、もう1回山頂を狙いたいと思っていますが…
あと1週間で仕事納め**
でも掃除もしないとな…(^^:
よく拝見させていただいています。
私も高気圧に覆われているにもかかわらず強風によく見舞われます。
「高気圧に覆われていても等圧線がピンポイントに重なっている場合」とは天気図でいうと、どのような状態なのでしょうか?参考に教えてください。(^^)
はじめまして、ではなく2014年元旦に富士山現地ですれ違ってますよ
いつも見て頂きありがとうございます
質問の回答ですが、そのままの言葉通りで「富士山と等圧線が重なった状態」の事です。
等圧線は常に動いていて天気図に記されない日もあるんだと思いますが。
口下手な回答ですいません
今日20日 御殿場口歩きして 今足柄パーキングで仮眠前 またしても1日違いだね(笑)
今日こそは終始登山日和だと思ってたのに、下界 裾野富士宮側から見た富士山は笠雲がかかっていたようで 8合目から上部はブリザードで また雪が
11月ほど そんなに寒くなかったので 7合目から直登してたら やけにガツンガツンで怖いので登山道に逃げましたよ
とにもかくにも お疲れ様でした
追伸 更に本日21日は斉藤師匠も登頂(笑)
お疲れ様でした。
また1日違いだったんですね。
20日は好天の予報だったと思って朝、ライブカメラを見て笠雲に驚きましたが、まさか山頂にfujisakuyaさんが居るなんてさらにびっくりぽんですよ
無事の下山お疲れさまでした
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