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記録ID: 1029730
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ハイキング
中国

志路山に登ったと思ったが…

2016年12月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:42
距離
12.5km
登り
398m
下り
474m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:39
休憩
0:00
合計
2:39
11:10
159
スタート地点
13:49
ゴール地点
記録も何もないので自分で勝手に登ってみたが、どうも違っているように思えた。とにかく踏み跡があっても登山の対象として登っていないと思われた。テープとか山頂標識など登山にかかわるものは一切見当たらなかった。それだけに静かそのものだった。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
志路山と思って登ってみたが…

日時:2016年12月17日(土)
天気:曇り
コース:林道 内山・大又線(舗装路)入口〜内山峠(仮称)〜三差路(〜524m峰往復)
〜530m峰(地形図上には標高表示なし)〜552m峰往復
メンバー:単独 

  広島市の安佐北区が出版した「あさきた里山いちばん」(2000年3月初版)の110ページから111ページにかけて紹介されている45の山(それに加えて金明山も)。とくに意識して登った訳でもないが数えてみると30余り登っていた。ついでに全部登ってやろうと思いついたのはここ2〜3年位前。そして最後に残ったのが志路山。
 
 ところがこの山、大体の場所は分かるのだが正確に特定出来ない。そこで安佐北区の区政振興課に電話するものの担当者でさえ分からない。もちろん地理院の地形図にも山名は記されていない。上述の本には安佐北区の地図が掲載されており、志路山もその地図上に記されているのだがなにしろ地図が小さい(2ページに渡っているのだが)ので特定するのが難しい。
 
 そのためパソコンなどを使ってネット検索するものの志路山に関する資料は全く見当たらない。唯一の手がかりは自分が所有する古い地形図(H4年現地調査)に鉛筆で524m峰(地形図名 佐々井)を志路山と書き込んでいたものだけだった。いつごろどうして書き込んだのか分からないが、これこそが志路山だと信じて疑わなかった。
 昨日初雪が降ったもののベタ雪だったので融けてるだろうし、年内には片づけておきたと思って出かけた。
 
 場所は白木町志路の内山である。自宅から54号線経由で出かけるが、ナビが古いせいか大林から採石場経由で向かう羽目となった。採石場(広島市にもこれほど大きな採石場があったのかと驚かされた)から先は道幅は狭くなり、カーブは多くなるは標高は高くなるはおまけに鹿が出るはでひやひやの連続。そのうち明るく広い道路に出るとほっとする。
 緩やかな谷あいには民家も現れ始めると以前走ったことのある道であることに気づく。それもそうだ、この8月に登った井原荒谷山からの帰途に使ったゆずりは道路であった。
 
 その後、内山集落に入って分岐で右に折れなければならない所を左に入ってしまったことを除けば無事最終目的地に10時40分着。舗装路である林道内山・大又線の入口に駐車して広島市と安芸高田市との境である内山峠(仮称)まで20分近く歩く(峠の手前には5〜6台位駐車できる広場があった)。
 
 峠から尾根に向かって登る。はじめは踏み跡もはっきりしなかったが尾根に出るとはっきりしてきた。事前に調べても記録は見当たらなかったのでひょっとすると大藪が続くのではないかと心配したが、踏み跡はほぼ付いており周囲の木々も密生していないので歩き易かった。小さなアップダウンを繰り返しながら尾根を忠実に登っていると530m峰(地形図には標高表示なし)手前で尾根から外れ、左手の斜面を巻ながら登りだした。すると524m峰と530m峰との間の小鞍部に出た。ここから左に折れてわずか3分ばかり進むと524m峰だった。展望はほとんど利かなかったがこれこそ志路山の山頂だと思ったが、標識らきものは一切なかった。
 
 このまま引き返すのは早すぎるので552m峰まで足を伸ばすことにした。530m峰で左に
 折れて北西方向に向かって尾根伝いに歩く。踏み跡も付いていたが中間点あたりからは踏み跡があったりなかったり。それでも木はまばらなので歩きやすかった。530m峰から15分足らずで552m峰へ。ここも周りの木々に閉ざされて展望は利かず。54号線を往来する車の音が聞こえるだけだった。帰りは登ってきた道をそのまま引き返すだけだが、展望があまり利かない。そのため方向を間違えないよう慎重に下った。
 
 ところで下山後、振り返ってみると踏み跡は殆どあったもののテープや標識の類は一切なかったので自然のままで良かったと思う反面、本当に志路山だったのだろうかと疑問も生じ始めた。それを確かめるため改めて安佐北区に電話するものの、相変わらず志路山の位置は分からないので詳しい人に尋ねてみるとのことだが未だ回答はない。
内山の最奥付近にあった民家。山奥にも目を見張るような家があった。
2016年12月17日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
1
12/17 10:34
内山の最奥付近にあった民家。山奥にも目を見張るような家があった。
内山の最奥の民家を見る。一番手前の家が上記の家。
2016年12月17日 10:35撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
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12/17 10:35
内山の最奥の民家を見る。一番手前の家が上記の家。
林道内山・大又線の入口。林道とは以前ことで今は立派な舗装路が八千代町に繋がる。
2016年12月17日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
12/17 10:48
林道内山・大又線の入口。林道とは以前ことで今は立派な舗装路が八千代町に繋がる。
林道入口に立っている古い標識。ここで車を留めて峠まで歩いたが、峠には5〜6台位とめられる広場があった。
2016年12月17日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
12/17 10:49
林道入口に立っている古い標識。ここで車を留めて峠まで歩いたが、峠には5〜6台位とめられる広場があった。
林道の古い石垣の跡があちこちに見られた。おそらくこの辺りにも民家があったのだろう。
2016年12月17日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
12/17 11:19
林道の古い石垣の跡があちこちに見られた。おそらくこの辺りにも民家があったのだろう。
広島市と安芸高田市との境にある峠。目的の山には左手の樹林帯に入ったが簡単に登れた。
2016年12月17日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
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12/17 11:33
広島市と安芸高田市との境にある峠。目的の山には左手の樹林帯に入ったが簡単に登れた。
峠からじき尾根に出るとこのような踏み跡が続いた。
2016年12月17日 11:39撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
12/17 11:39
峠からじき尾根に出るとこのような踏み跡が続いた。
尾根道は小さなアップダウンを繰り返しながら登ったが、テープの類は一切なかった。
2016年12月17日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
12/17 12:05
尾根道は小さなアップダウンを繰り返しながら登ったが、テープの類は一切なかった。
530m峰と552m峰との間の平坦地。
2016年12月17日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
12/17 12:54
530m峰と552m峰との間の平坦地。
ぬたばのすぐそばにあったイノシシの足跡。
2016年12月17日 13:07撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
12/17 13:07
ぬたばのすぐそばにあったイノシシの足跡。
登山道にあったイノシシのぬたば。
2016年12月17日 13:07撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
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12/17 13:07
登山道にあったイノシシのぬたば。
撮影機器:

感想

「あさきた里山いちばん」で最後に残された山だが、おそらく間違ってるだろう。

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