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記録ID: 1037953
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アイスクライミング
八ヶ岳・蓼科

春日ルンゼ

2017年01月02日(月) [日帰り]
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geranium その他3人
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回は上信越道を使いました。距離が長いので、高速料金は結構かかります。
別荘地側(上)からアプローチするため、蓼科スカイラインから蓼科仙境都市を目指しました(鹿曲川林道を下からアプローチすると、2時間以上歩くことになるようです)。
途中から雪道になりスピードが出せないため、八王子から車で3時間半ぐらいかかりますが、歩く距離が短いので、アプローチ全体でかかる時間は八ヶ岳のアイスとそれほどかわらないと思います。
車は4輪駆動スタッドレスタイヤです。
蓼科スカイラインから鹿曲川林道に右折して入るカーブのところに車を停めました(廃墟となった別荘地があるところ)。
鹿曲川林道の入口は通行止めにはなっていませんでしたが、車が入った形跡はなく、道のそこら中に落石の跡があるので、それ以上は車で入らない方がいいと思います。
林道をしばらく下っていくと、巨大な岩が道路を塞いでおり、通行止めとなっています。
それを越えてトンネルを抜けてしばらくすると、ヘアピンカーブの左側に春日ルンゼのF1が現れます。
F1 羽衣の滝(ワタシ)。
この写真だとナメ滝のように見えますが、上部は80度ぐらいあると思います。
2017年01月02日 10:35撮影 by  SKT01, KYOCERA
1/2 10:35
F1 羽衣の滝(ワタシ)。
この写真だとナメ滝のように見えますが、上部は80度ぐらいあると思います。
YZ塾長の指導を受けるメパンナさん。
ガニ股はお嫌い?
2017年01月02日 13:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/2 13:36
YZ塾長の指導を受けるメパンナさん。
ガニ股はお嫌い?

感想

新年明けましておめでとうございますのアイスクライミングは、蓼科の春日ルンゼへ。
with メパンナ姐さん&YZ塾長夫妻。

林道脇から登れるという素晴らしいロケーションのルンゼです^^。
別荘側からアプローチし、行きは下り30分ぐらいで楽チンでしたが、帰りの登り返しがとても大変でございました。

雪に埋もれた林道を下っていくと、ヘアピンカーブのところに、見ればすぐにそれと分かる立派な滝が登場。中々の迫力です。
ガイドブックに初級者向きと書いてあったので、南沢小滝ぐらいかな〜なんて想像していましたが、とんだ勘違い。
南沢小滝と大滝の中間ぐらいのスケールがありました。
しかもどうやらこのF1羽衣の滝が核心らしい。

離れて見るとスケールに気圧され、水がジャージャー流れる音が聞こえるので、とても朝イチのリードをする気になりませんでしたが、近づいて見ると下部は傾斜が緩く、思ったより氷の状態も悪くなさそうだったので、じゃやりますとリードすることに。

で、例によってスクリュー打ち過ぎの癖が出てしまい、落ち口を前にして玉切れ。
そのまま抜けてしまおうかとも思いましたが、下のスクリューを抜いたら?という声が聞こえ、それもそうだなとクライムダウンして回収。
とんだ手間暇をかけて、トップアウトしました。

クライムダウンは登るより大変だということがよく分かったので、これからはスクリューを節約しなければと思いましたが、余分に持って行くことによっても同じ問題を解決できるので、はてさてどうしたものか…。
序盤は余裕があるので、1本目を打つタイミングをできるだけ遅らせるのがいいような気がします。
少なくとも出だしの傾斜が緩いところで打つのはやめにしよう。

さてメパンナ-ワタシ組は60mロープ1本しか持ってきていなかったので、ロアーダウンはできないかもねということで、足りなそうだったらリード&フォローで登り、上まで抜けようという話になっていたのですが、何やら下から声が…。
落ち口から終了点の立木までの距離が長く、どうやら空身で登ったワタシのザックを荷揚げするのも難しいほどロープがぎりぎりだった様子。

ということで、まず先に50m2本のYZ塾長に登ってきてもらい、ロープを借りて懸垂下降でザックを取りに行こうかとか、登ってくるメパンナさんに上でロアーダウンしてもらって下りようかなどと相談していたところに、落ち口からメパンナさんがなぜか空身で登場w。
F1終了点から見えるF2がしょぼかったこともあり、では上まで抜けるのはやめにして、F1で練習しましょうということになりました。

YZ塾長のロープをお借りして懸垂下降し、そのままトップロープにしてもらいました。
初めて来るところは50m2本ないとダメよ〜と言われ、深く反省した次第であります(^^;。
荷揚げするにしても、下降するにしても確かにその通りでした。

2人だけだったら、どうしていたか?
まずはコミュニケーションをどう取るか?
取りあえずカウンターラペルで落ち口まで下りて相談。
落ち口まで行けず声が届かなければ、途中の安定したところでビレイし、登って来てもらってから相談といったところかしら?

それからザックを取りに下りて登り返すか、アバラコフまたは崖っぷちの立木で懸垂下降するか、あるいは巻き道で下りるか…いずれにしてもとても面倒なことになっていたところでした。
トップロープも使わせていただいて、ありがとうございました、塾長〜。

そんなこんなで、その後はトップロープで練習。
想像していたより立派な滝を一日中貸し切って、YZ塾長の講習もあり、とてもよい練習になりました。
膝を外に開いて前爪と補助輪を効かせてハイステップするという技はなかなか有効ですね。
それとアックスの刺さり具合。
降り幅が小さくても、しっかり深く刺しているということが分かりました。

天気もよく、楽しいアイスクライミング日和でした。
メパンナ姐さん、YZ塾長夫妻、ご一緒いただいてありがとうございました。
反省点も色々とありましたが、よい経験になりました。
またよろしくお願いしまーす^^。

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コメント

2017始動ですね
今年最初のアイスお疲れさんした。

春日ルンゼってどこ?
ググってみると蓼科山の北東側なんですね〜。
アイスのゲレンデは知らないところばっかりですよ

ロープが足りない、スクリューが足りない、てのは初歩的なミスのような気がするのは、きっとワタシがアイスを全く知らないからなのでしょう
スクリューを余分にもっても同じ、確か誰かがギアは極力少なくするのが当たり前みたいなことを言ってた気がしたけど、誰だったかな〜

今年はメンタルを鍛えるんですよね〜。頑張りましょう!

それにしてもアイス、どうしようかな〜楽しそうだな〜
2017/1/4 23:32
ううっ…
なかなか手厳しいですね。

トラブル対処法を知っていることで、そうならないようによく考えておくことを怠ったという面もあるように思います(^^;。

ギアは最小限に…。
う〜む、確かに同じではありませんね。
スクリューを増やすというのは、ゲレンデだからできることでした。

アイス迷っているなら、まずは岩根山荘のアイスツリーで体験してみてはいかがですか?
アックスを貸してくれますよ(^^)。
2017/1/5 8:38
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