富良野岳(北尾根)撤退



- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 890m
- 下り
- 892m
コースタイム
天候 | ガス 一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ガスに巻かれると尾根を間違いやすい。 しっかりとした読図。デポ旗の打ち方などを検討。デポ旗多く持っていった方がいい。 |
写真
感想
楽しい楽しい2月19日の三段山のすべりを終えて大宴会を堪能した翌日20日の富良野岳。
私がリーダーをつとめるが初めから準備からして粗雑だった。
4時に目覚めて暴風雪に近い荒れぐらいに参考決定を相当迷う。
5時にはあっという間に風は落ち着いてしまったので決行を判断。
私は自分の体力を知っているので5時半に出発と思ったが、山の朝は遅い。真っ暗である。
自分の間抜けさを差し置いて天を恨む。
バーデン前の駐車場での準備の方もあれが無い。これが無いである。
6時半にヌッカクシフラヌイ川を徒渉するが雪が少なく周りの様子がちょっと違ってとまどう。
北尾根のルート取りは違うものを予定していたが、今回の方がトレース多くこちらの方がスタンダードなのだと思う。
下にはカミホロ荘や凌雲閣が見えるが十勝連峰はガスの中だ。
スキーをデポし、ナスちゃんが大丈夫かなと思ったホコ岩はなんの問題なく乗り越せた。腰の周りのハーネス・ギアがむなしい。
ずうっと、すっかりとガスの中なのでジャイアント尾根との合流点では、なぜかある雪洞のパーティの行き先が気になってアクセントになったぐらいで我慢の冬山登山。
ところが稜線を歩いていると、ホコ岩から目指す富良野岳までしっかりと見渡せる晴れ間にぶち当たり、やる気マックスとなる。
すぐにガスがかかるが、「あのかっこいい富良野岳山頂に行きたい。」まだまだ意気軒昂であった。
ところが、私のコンパス切りが粗雑だったので稜線とは違う尾根に進んでしまう。
戻って稜線上の岩稜帯で行く手を阻まれて時間を費やした。
岩稜帯は乗り越したのだが撤退を決意。
帰りを決めてからすぐに暴風が襲いかかってきた。
また、コンパス切りを失敗。間違った尾根にまた降りる。kameさんのGPSですごく助かった。
スキーをデポした場所から滑降を開始したのだが、再び方向を間違えてジャイアント尾根方向に進んでしまう。
kameさんが警告していくれているのだが、どうしても意味が分からず、分かった頃にはベベル沢の斜面だった。
ピットチェックをして危険度3と判断。トラバースを開始して北尾根に戻る。
私はテレマーカーというよりテレマークしか滑れない人なのに、冬山登山と言うことでプラブーツに山板。
全く滑ると言うより七転八倒に近い姿でぼろぼろになりながら下山口に到着した。
反省と言うより恥ずかしさいっぱいの富良野岳撤退記ではある。
粗雑な私の性格と拙い技術は永遠に直りそうにない。
自分を守るためにGPSを妻におねだりして購入した。
でも、やっぱりコンパス・地形図は欠かせない技術であることをお伝えしたいと思う。
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