六個山 (5)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 532m
- 下り
- 519m
コースタイム
桜広場 10:26〜10:34
桜谷入口 10:36
松騒コース分岐 10:52
こもれびコース分岐 11:00 (こもれびコースへ)
ささゆりコースから望海の丘へ通じる尾根道出合 11:21
ささゆりコース出合 11:27
こもれびコース分岐 11:35
ハート広場 12:00〜12:26
山頂 12:50〜12:55
ハート広場 13:20
十字路 13:30 (こもれびコースへ近道)
こもれびコース出合 13:40
松騒コースへの分岐 13:59
松騒コース出合 14:04
桜谷出合 14:21
桜谷入口 14:35
桜広場 14:37〜14:50
箕面駅着 15:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
感想
◆ 天気は晴れ。気温 5~15°c。
家を出ると道路が湿っている。昨夜雨が降ったらしい。しかし、大変温かい。
今日は、5回目の六個山だ。最初は池田市の五月山から登った。下りは桜谷を下ればよいと簡単に思っていたが、道やコースが縦横に入り乱れていて、道標は一応あるが、書いてある地名とコース名が分からないので、自分の位置が分からず往生した。
そこで箕面観光協会でハイキングマップを貰ったらよいと云ふことが分かり、送って貰った。
◆ 六個山の南から東にかけての斜面は、町から近い割には、昔は寺の寺領であったのと、その後箕面市の所有になったために開発を免れて、藪山が残っている。それを、箕面市は明治100年を記念して「教学の森」として整備したらしい。
従って、ハイキングコースは本来の山道ではなく、人工的に造った道だ。基本的には、一番東の桜谷から西へ、六個山に向かって3本のハイキング道が伸びている。その間沢山の尾根と谷があるので、その標高に沿ってアップダウンが酷くならないように造ってあるので、大変入り組んだ道になっている。全域の幅はおよそ1.5kmしかない。
◆ それから2回目、3回目、4回目と毎週通って、初回に間違えた場所と松騒コースを間違えた処を検証して、ほぼ全ての道を通ってみた。そして、未だ一度も通っていない道が3本あるので、今日はそこを通って、六個山の総仕上げとしたい。
◆ 今日も桜谷から登る。下の方は杉が多く、湿気の多い、薄暗い道だ。雨が少ないので来る度に水が減り、水の音は全くしない。
登って行くと、最初(南側)のコース、松騒コースの分岐がある。その次の分岐がこもれびコースだ。も一つ上に行くと桜谷コースは終わり、一番北側(標高の高い)のささゆりコースが始まる。
◆ 今日はこもれびコースへ。このコースが3つの中で一番人が通っていなくて、落ち葉に埋もれ、猪が道を掘り返して歩きにくい。木の階段が落ち葉に埋もれて段差が分からない所もある。
この道で最初の分岐が松騒コースへの分岐だ。この道は通ったことが無く、帰りがけに通る予定だ。
次の分岐は小さな尾根の上にあって、北のささゆりコースから南の松騒コースにある「海望の丘」へ通じている道に出る。ここから南半分は通ったことがあるが、北半分は通ったことが無いので、右折してささゆりコースに向かう。ささゆりコースに出るまで6分しかかからない。
◆ ささゆりコースに出て西に進むと、約3分でこもれびコースへの分岐がある。これは通ったことがあるが、ここでこもれびコースへ戻る。ここから道は南に下り、尾根を巻いて北へ向かう。そして私が十字路と名付けたささゆりコースと接する処に出るが、その手前の二股の分岐を左(西)にとり、十字路から下ってくる道に出る。その道を西に下ればハート広場だ。
12時になったので弁当にする。風は少しあったが、日が当たってWBを着るまでもなかった。
◆ ここから山頂までは、回り道をしない限り一本しかない。しばらく林道(管理道)を西に進むと、林道から分かれて、右手に登って行く山道がある。これを登って行く。しばらく西に進むと道は北向きになり、段差の大きい木段が現れる。あまり急なのでロープもある。
私は脚が短いので、脚が十分に上がるように、先ずズボンを引き上げてベルトを締め直さなければならない。約70mの登りだが、桜谷の登りに次いでしんどい処だ。
◆ 山頂の展望は晴れてはいたが、カスミがかって梅田のビル街もぼやけてしか見えない。風もあり、ここで弁当にしなかったのは正解だった。すぐに下る。
ハート広場まで引き返す。そこからこもれびコースに入る。まっすぐに十字路に出れるが、来た通りに十字路のすぐ南の二股まで行って、北へ十字路に出る。ここがも一つはっきりしない所だったので、確かめたかった。
◆ 十字路からこもれびコースに行くと、50mくらいで道は二手に分かれている。マップに載ってる道は右に行くのが正解だが、最初の時私は桜谷は東の方だからと思って、マップには載っていない左手の方の道にはいった。狭い倒木の多い、途中からは踏み跡もあまりはっきりしない道だが、大分近道になる事が分かった。
今日も近道を選び、左手に入る。ここからコースは北向きになり、また南向きなって、松騒コースの道と分かれて(道標在り)、左(東)に木の階段を尾根に上がると、朝登りがけにさゆりコースと海望の丘を結ぶ道に出て、北にささゆりコースへ曲がった所に出る。
◆ 此処を真っ直ぐ東に進むと、尾根を下り谷の入口みたいな、狭い落ち葉で埋もれた所に松騒コースへ分岐する道標が建っている。
この道は、落ち葉で埋もれていて、ほんとに人が通っていないのが良くわかる。勿論私も通ったことが無いので、通ってみることに。わざわざ何でこんな道を作ったのか疑問に思うような道だ。
途中に大きな猪のぬたばがあった。人が少ない処に造るのだろう。
およそ5分で松騒コースへ出た。
◆ 松騒コースに出ると、こもれびコースは如何に人が通らないかが良くわかる。落ち葉と猪の掘り返しがものすごく、道そのものも陰気臭い。望海の丘から桜谷までの松騒コースは、ささゆりコースもそうだが、道の雰囲気が全然違う。道も良く踏まれて歩きやすい。人がよく通るのも良くわかる。
私は、最初の時によく分からず、こもれびコースを通ったのが失敗だったようだ。
◆ これで全ての道を歩いた。間違いそうな所も確かめた。六個山はこれで卒業だ。
来週からは六甲山にしよう。
しかし、ほんの近くにこんなに面白い処が在ったとは、今まで知らなかった。5回も通って飽きないとは、それに5回も通わなければ、全てが分からないとは、考えてみれば良い所だ。そして市が管理する森としては、その割には立派だと思う。大変上手く造っている。
大体役所がやる事は、思い付きで造りはするが、あとは全く市民に見放され、放ったらかしになる無駄な施設が多いが、箕面市の管理は感心なことによく行き届いている。
平日にも拘わらずハイカーも結構多かった。
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