尾を巻いてタイサーン! 緊張ハンパナイ棚山ジャンダルム
- GPS
- 02:03
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 236m
- 下り
- 225m
コースタイム
- 山行
- 2:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡はあるが、ジャンダルムの岩場は、岩登りの経験者以外は危険です。先行者は、ハンドルネームを伺い損ねましたが、ヤマレコ会員でした。ヘルメットとハーネス、当然ロープも必要でしょう。 |
写真
感想
2016年4月10日、福川公会堂から棚山へ上がった。
公会堂前で小牧からの男女が棚山ジャンダルムを上がるという話を聞いた。彼らはハーネス装備だった。
ジャンダルムと名が付いている位だから、こういう装備は当然なのだろう。お二人とは瀬戸岩で再開して、瀬戸岩めぐりをご一緒した。
1月経って、5月15日一つ北側の尾根を上がって棚山に辿りついた。
その時は、途中、展望のいい断崖の上に立ち寄った。下にダムの突堤と栃下の里が手に取るように見えていた。
仮称、手振岩と呼んだこの岩場は、後で聞いたことを総合すると、直接あがるルートがあり、これが棚山ジャンダルムらしいことが分かってきた。
まさか手振岩の断崖を直接上がることはないだろうと思うが、それなら、どんな状況なのだろう。
マキ道はあるのだろうか、行って確かめるしかないと思っていた。
先週まで、1つ北隣の戸渡コースに通っていたが、コースが開通には少し残っているが、毎週同じレコというのも脳がない。
ここらで、一度、戸渡コースから見える傾斜した岩の見えるジャンダルムを上がってみよう。そんなことで、やって来た。
アプローチはどこからでも尾根に入れ、踏み跡、赤テープも十分だった。
知られたコースであることは間違いないようだ。
30分もすると、岩場に入った。
岩場直前でヤマレコ会員だという若いご夫婦が上がってこられた。
ヘルメットとハーネスを装備している。
福川で出会った小牧の二人と同じだった。
先行してもらった。
ここで、棚山ジャンダルムは本格的岩場コースなのだと実感する。
両側が切れて、勾配もある岩を、岩と樹木を使って這い上がった。
初めてだし、極めて怖がりなので、過大に緊張する。
45分ほどで、20mほど先行のご夫婦は、岩登りの準備に入った。
多分、ロープを出しているのだろう。
この辺りが、技術と装備のないgとしては、戻るタイミングだろう。
先行者に、「戻ります。」と大きな声で意志表示をした。
「わかりました。」
「レコのっけておきます」声が戻ってきた。
先行者の男性から女性に向けて、「リリースした」とか大きな声が飛ぶのが聞こえる。
声を聞きながら、gは尻尾を巻いて退散だ。
いつも、撤退の決断は早い。
戻りは、岩と樹木を使い、這うように、そろりそろり、いざり降りた。
「いざる」とはこういう状態をいうのだろう。
誰からみても、恰好がわるい。
自分でそう思うのだから、他人が見たら笑うかも知れない姿勢だった。
「ジャンダルム 岩の背板を いざりおり 怖がり風の 吹く我心」
このコースはロープ補助がなかったが、あれば、もう少し気が楽に上がれると思った。だが、やはり、上の方は、岩崖をクライムする技術は必須なのだろう。gにとっては、前に上がったように別コースで仮称手振岩に上がることが適当と思った。
経験できてよかった。
「ちゃんと戻ったしね。」
自問自答するのだった。(g)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
早々に退散を決断なさったことに、拍手をおくります。
dedeppo5 さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
岩登りは、素人なので、無理なくやってます。
初めてのコースは、緊張感が先にでて、いつもこうです。
無事、帰還できるから、これでいいのでしょうね。(g)
先行させてもらった夫婦です
核心部はあそこの45m岩場登り一回だけでした
岩登りとしてはそんなに大変な岩ではなかったのですが
その感覚も自己判断なので難しいところですね
tatsuya141さん、こんにちわ!
ご苦労様でした。
岩場の写真ありますが、手掛かりがありそうにも見えますが、傾斜がどの程度なのか。私は、岩登りの講習の経験もなく、装備もなかったので、今のところ、やめておいた方が無難と思いました。(g)
昨年は、gakukohさんにご無理を言って、いろいろ調べていただきありがとうございました。そろそろ見たい花の時期が近づいてきました。教えていただいた面ノ木峠周辺に行こうかと思っていましたが、安倍奥の山でも見られそうなので、東京から少しは近いこちらに、今年は行ってみようかと思っています。いつか、面ノ木峠周辺にも行かせていただきます。
usakosettoさん、こんばんわ!
ワア! お気づかいありがとうございます。
自分が楽しんでいるのですから、お気づかい無用ですよ。
おかげで、ねこのめ草ということにも興味が広がったのですから、
いいチャンスをいただいたと思ってます。(g)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する