記録ID: 1065294
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沢登り
アジア
中国雲南省・龍渓〜蒼山、玉局峰
2005年06月04日(土) 〜
2005年06月05日(日)
まっちゃン
その他4人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
6/4 大理(730)中和寺(910)入渓(1030)標高3100m周辺泊(1540)
/5 発(715)玉局峰4098m(1320-40)洗馬池(???-1420)中和寺(1730)
/5 発(715)玉局峰4098m(1320-40)洗馬池(???-1420)中和寺(1730)
過去天気図(気象庁) | 2005年06月の天気図 |
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アクセス | |
ファイル |
(更新時刻:2018/09/21 11:25)
(更新時刻:2018/09/21 11:26)
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写真
感想
対日感情の悪化で昨年に引き続く訪中が危ぶまれたものの、大陸溯渓への憧憬断ち難く一週間前になってチケットを入手し、渡航した。
今回は十年前より憧れた雲南省への旅で、バックパッカーの沈没地・大理の裏山である蒼山東面の渓を対象とした。裏山とは言えど、目指す最高峰は4122mの馬龍峰で、溯行開始地点がおよそ2600m、標高差1500mと日本的なのが救いだ。偵察に一日割いて、遡行する渓を定めて実行に移した。
入渓地となる雲遊路と呼ばれる水平道の橋から見上げる龍渓は、二十五年振りという雲南地方の旱魃で水量が少ないものの、上部に岩の露出する連瀑帯が見て取れるという期待を持たせる渓だ。その結果は、流石に四千mの山から流下する渓だけあって短いながらも予想以上に充実していた。ゴルジュこそ無かったものの、瑠璃色の渓水、さほど捲きに厳しさを要求しない連瀑帯、その後に現れた源流らしい風景、一部踏み跡皆無の主稜線、カール状地形を持つ日高に似た稜線風景・・・。幸いにも、渓は源流域まで水切れすることなく続き、天候にも恵まれて山脈を見渡す事もできた。嗚呼、馬龍峰!
我が心の“日高山脈”が、私の認識不足なだけでまだまだ世界にはうざうざと横たわっている事実を、この旅を通じて知ることが出来た。それだけで今の私には満足だ。
<溯行図あり>
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