【デンジャラス、でもオススメ。激安秩父漫遊きっぷで行く、二子山 】(坂本〜股峠〜東岳〜西岳(上級者コース))
- GPS
- 05:34
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 978m
- 下り
- 965m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
秩父漫遊きっぷがお得。池袋からバス込み往復1,900円! http://www.seibu-group.co.jp/railways/railway/ticket-info/otoku/chichibu-manyu-kippu.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
そこそこ整備されています。が、1ミスで人生終了なポイント盛りだくさん。体よりも心が疲れます。 |
その他周辺情報 | 西武秩父駅はまだ工事中(2017.2.18時点)。西武秩父駅の最寄りコンビニは、国道出て右側に200m程度 |
写真
感想
金曜の夜の飲み会中に、山友KさんからLineで二子山行きのお誘い。二子山? 聞いたことのある山だが何も考えず、酒が入った勢いで「行きましょう」と回答。ところが飲み会の帰りに調べたところ、高所恐怖症の自分が登ることは一生ないと思っていた山と判明。まあ、標高低いし、なんとかなるだろうと。
土曜の朝、池袋で秩父漫遊きっぷ1,900円(http://www.seibu-group.co.jp/railways/railway/ticket-info/otoku/chichibu-manyu-kippu.html)を購入。池袋からは約2時間、自宅から約3時間電車に揺られ、西武秩父駅へ。さらに1時間20分程バスに乗り、登山口の坂本についたのは10:40頃。自宅から片道約4時間、ぐっすり睡眠休憩を取ることができました。
登山口から、西岳・東岳ルートが分岐する股峠まで約1時間、沢沿いの若干荒れた道を登ります。車の方は股峠の反対側の林道に路駐すれば、5分程度で股峠に登れるとのこと。
股峠からはまず東岳を目指します。CT30分、鎖場は高所恐怖症の私にはスリル満点でしたが、難易度は高くありません。東岳山頂の少し東側にも展望台があり、おすすめです。
休憩後、西岳を目指して一旦股峠に下りますが、緊張の連続。さらに西岳へのルートは、常連の山友Kさんに付いて、無謀にも上級者コースを選択。しばらく急な尾根道を登ると、岩場にとりつきます。ここから約100m程度はほぼ垂直、1度滑ったら人生終了な岩場を、ロープ・鎖無しで登ります。距離は短いので、ゆっくり、確実に、三点支持で登れば難しくはありません。途中、足が届かなくて泣きそうになりますが、よく見ると他にも足場がありました。登山道を整備していただいた方に感謝。斜度が緩み始めたら、もうすぐ山頂、ランチ休憩。目の前の両神山、遠くは浅間山、白根山方面が良く見えました。
ランチ後は、西岳からさらに西側を縦走しますが、左右が切れ落ちたスリル満点な尾根道が続きます。ただ景色・開放感がすばらしい。稜線西端の鎖場を下り、森林帯に入れば危険箇所は終了。その後国道まで気持ち良い山道を下ります。
ギリギリ16:25のバスに乗り、西武秩父に到着。駅近くのコンビニで酒とおつまみを購入し、特急券(700円)を購入して、車内反省会してあっという間に池袋に到着。
このコース、距離にして8km程度、時間も休憩入れて5,6時間と短めですが、1度滑ったら人生終了という道が続いており、極度の緊張を強いられます。しかし足場がたくさん用意されており、1歩1手を確実に確保して進めば、決して難しい山ではないと思います。高所恐怖症の私でさえも問題なく登れましたから。また標高は1,165mと低いのですが、周囲に遮るものが無いので、360度の開放的な景色が味わえます。登山者は少なく、ボルダリングの方以外、誰にも会いませんでしたので、静かな山が楽しめます。また都内からは少し距離はありますが、秩父漫遊きっぷで、池袋から登山口まで往復1,900円は激安かと。
結論、行ってよかった。誘ってくれたKさんに感謝。万人には勧められませんが、山好きならお勧めです。
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