淡路島近畿自然歩道 洲本〜北淡IC
terra023m
体力度について
- GPS
- 16:36
- 距離
- 64.0km
- 登り
- 803m
- 下り
- 778m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 10:09
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:36
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
写真
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感想
『自称・大阪湾外輪自然歩道』を完歩するため、淡路の近畿自然歩道を歩く計画を立てていたが、果たせぬまま一年が過ぎた。
二月にテントを担いで『黒岩水仙郷〜岩屋』を3泊4日で計画したが、グズグズしているうちに水仙シーズンが終わり、黒岩水仙郷への臨時バスがなくなった。
結局、軽装で『洲本〜岩屋』を2日で走破することにした。一日40〜45km歩くことになる。クソ面白くもないコースと解っていたので、とにかく走破だけが目的だ。
この一年運動不足でお遍路並に歩ける自信はないが、ダメ元で歩くことにした。
ヤマレコを見て判るように、ツーリングにはいいが、淡路の近畿自然歩道を歩く人は皆無に近い。まず山らしい山がない。近畿自然歩道も途中で寸断され、国道の路側帯を歩くことになる。
予想通り大半が車道歩き、土の道は殆ど無い。お遍路並みの苦行だった。
私が知る限り、淡路の近畿自然歩道の地図がこの世には存在しない。最初のうちは正確なルートをGPSログに残そうと、道標を忠実にトレースしたが、途中で疲れ果てショートカットするようになった。
ゲストハウスに着いたのは日が沈む頃。ほとんど平地なので時速4.2km/hだった。
翌朝、この筋肉痛で岩屋まで44kmも歩けるか疑問だったが、とにかく早朝に出発。ゲストハウスのドアを開けようとすると、ドア内部にチェーンロック代わりのレバー付いており、ドアが10cmしか開かない。初めて見る構造で、5分ほどドアロックと格闘して、出発が遅れた。
若い頃の一人旅と言えばユースホステルだったが、今は海外のバックパッカー向けのゲストハウスが多い。
前のゲストハウスは暗証番号キーのドアで、説明はあっても英文だった。
とにかく長い影を引き連れながら、自然歩道を歩く。ゲストハウスのオーナーの話では淡路にも札所があり、昔はお接待文化があったらしい。数百年続いた文化も親から子に伝わらなければ、一世代で途絶えるのだろう。
一度も土の道を歩くことなく、昼に北淡ICへ着いた。国道の交通機関は数時間に一本のバスのみ。時速は3.8km/hに落ちており、岩屋までは難しいので、唯一のエスケープポイントである北淡ICの高速バスで帰ることにした。
ただ高速のバス停への道標はなく、どこから高速道路上のバス停に取り付くのかわからない。なんとかグーグルマップを頼りゴールした。
北淡ICで区切れば、あと残した岩屋では日帰りコースだ。あと一回で『自称・大阪湾外輪自然歩道』を完歩できるだろう。
帰宅して体重を測ると、2kg減っていた。定年してこの一年で付いた贅肉だ。
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