南十字星&マウントクックハイキング Aoraki/M.t. Cook ,Hooker Valley Track、Kea Point


- GPS
- 05:39
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 179m
- 下り
- 187m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
フッカーバレーハイキング(午後) 3/31 ケアポイントハイキング(午前) マウントクック<JTBマイクロバス>テカポ ペッパーズホテル泊 マウントジョンハイキング(午後) |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回はガイド付き(有料オプション)なので安心して歩けました。道は整備されていますが、ニュージーランドの国立公園のあり方の基本的な考え方は、第一が自然の現状維持です。ハーミテージホテル出発で、徒歩2,30分のキャンプ場まで車で送迎してもらえます。キャンプ場にトイレはありますがその先途中にトイレも水場もありません。また、英語(マウリ語併記)以外の過剰な案内板はありません。 登山道不明瞭箇所、危険個所等ありません。雨が降らなければ運動靴で十分です。 1年のうち200日は雨だそうです。雨でもハイキングは催行されます。 |
その他周辺情報 | 日本のように過剰な便利さに慣れていくと、何もないという印象です。近くのハーミテージホテルには自販機がひっそりとあるだけで、もちろんコンビニや立ち寄り湯など全くありません。 こちらの3月下旬は、緯度を日本に直すと北海道の旭川ぐらいなので、その9月下旬から10月初旬の気候となります。乾燥していて、陽射し(紫外線)がつよく、日焼けどめは必要。 雨でもハイキングの催行があるので、レインウェアもあるといいと思います。 夜には、星空ツアーもあります。ホテル近くでプラネタリウムで事前学習があります。スターゲイジングはホテルから離れた飛行場で行われ、満天の星空を満喫できます。写真撮影は、クィーンズタウンでプライベートガイドをお願いして撮影したものです。運がよければ、オーロラも撮影できます。 |
写真
NZの世界遺産「アオラキ・
マウントクック国立公園」は
法律で自然に手を加えずあり
のままを残そうとしていま
す。今回はハーミテージホテ
ルに滞在しました。各部屋、
レストラン、カフェバーから
マウントクックが望めます。
フッカーバレーのハイキング
中、時折遠雷のような音が聞
こえる。ブロック雪崩だ。そ
れを捉えてのがこの写真。棚
から緩んだ氷河が絶壁を滝の
ように落ちてくる。時には岩
雪崩も見られた。くれぐれも
音が聞こえてからでは遅いの
で…。
ディズニー映画「モアナと伝
説の海」のマウイが全身にタ
トゥーに入れているが、これ
に使われるのがこの植物ディ
スカリア・トウマトウ。ガイ
ドの話によると棘の内部が空
洞になっていて、炭を入れて
タトゥーを入れていたらしい
ニュージーランドでは派手な
色の花は外来種と思っていい
とガイドの方が教えてくれま
した。季節も秋から冬に向か
っている今、花は少なく登山
道で見つけた数少ない固有種
です。青色はこの花ぐらいし
かないそうです。
フッカーバレーは神の山アオ
ラキAorakiへ通じる道。表
記でも現地の呼称が優先され
M.t.cookは後に書いてある。
この上を国際線のジェットで
あっても飛行することは許さ
れない聖地なのだ。最初見え
ていたクック山はフッカーバ
レーに入ると見えなくなる。
フッカーバレーには定員20
名の二本のつり橋が架かって
いる。風の強い日は帽子を飛
ばされないよう注意が必要だ
ニュージーランドは虫があま
りいない。唯一サンドフライ
というコバエに似た蚋(ブユ)
のような虫には要注意。
つり橋を渡り小さなモレーン
を超えると、正面にマウント
クックが突然現れます。ちょ
っと感動的。ハイキングもこ
こで終わり。家内との2ショ
ットをガイドさんに撮ってい
ただき引き返します。
ここで初めてマウントクック
の雪形の話を聞きました。マ
オリ族がマウントクックに見
た「顔」の話です。ガイドの
話は大きな雪の塊を目鼻口に
見立てたユニークな顔の話で
したが、家内は中央にリアル
なデスマスクが見えるという
のです。げっ、そっちの顔の
印象が強く残ってしまった。
同じ道を戻ってきました。キ
ャンプ場から見るかつての氷
河が通った後にできた平原で
す。右手にホテルが見えます
が、国立公園の自然に溶け込
むような景観となるような色
彩や外観が法律で徹底されて
いる。
4時間のツアーでトイレを我
慢していたのでホテルのトイ
レに駆け込み、さあ手を洗お
うと思ったら。あれ、フラッ
トな水受け!?国道のトイレス
テーションの男子トイレの
樋!?にもびっくりしましたが。
国が違うとトイレも違う。
NZの旅のもう一つの目的は
南半球の星空撮影です。街灯
が皆無なのでテカポよりも星
は見えます。南十字星(左上)
ηカリーナ星雲(右上)大マゼ
ラン(左下)小マゼラン(右下)
です。ホテルをちょっと離れ
るとウサギがいっぱいいるの
でびっくりします。
是非元画像でご覧ください。
NZの花というとルピナスを
連想します。確かにいろいろ
なところに咲いていますしテ
カポにはルピナス農園なども
あります。しかし外来種…(
左上)。強心剤に使われるジ
ギタリス(右上)後はわかりま
せん。
正面が氷河が削った対岸です
堆積物でせき止められている
ところは岩石の粉が多少沈殿
して緑色が濃くなっています
さて正面のM.t.Cook、いって
Q登山隊が先日来ていたそう
です。富士山より低いですが
難易度はエベレストに匹敵す
るとか。イモトさんは登っち
ゃうんでしょうね。
気象条件の厳しい土地柄、
ここで植物画素立つ環境の
一番元をなしているのがコケ
類です。一見乾燥しているよ
うに見えますが、手持ちの水
をかけてみると、見事な緑色
になりました。ガイドによる
とこれがあるから雨の日のハ
イキングも捨てたもんじゃな
いそうです。
感想
3月で定年退職となりました。半年以上前の昨年4月よりワーキングホリデーでNZに行っている娘を迎えついでに、旅行しようと家内から誘いがあった。
かねてから南半球に天体写真を撮りに行きたいと思っていたので、二つ返事でお願いした。
お互いの仕事や育児に追われ、ハワイに日食観望を兼ねて出かけた新婚旅行以来の海外旅行。すべての計画を家内にお任せするのも初めてだった。
日本での山行は私一人。なのに今回のハイキングには楽しそうに付いてきてくれた。 感謝。
今回のフッカーバレーハイキングは、感慨深い山旅となった。
3/27 成田<ニュージーランドエアライン>
3/28 オークランド<ニュージーランドエアライン>クイーンズタウン
クラウンプラザホテル泊 スターウォッチング(曇り×)
3/29 クイーンズタウン<観光バス>ミルフォードサウンド<セスナ機>クイーンズタウン
クラウンプラザホテル泊 スターウォッチング(快晴◎)
3/30 クイーンズタウン<JTBマイクロバス>マウントクック ハーミテージホテル泊
フッカーバレーハイキング(午後) スターウォッチング(快晴◎)
3/31 ケアポイントハイキング(午前)
マウントクック<JTBマイクロバス>テカポ ペッパーズホテル泊
マウントジョンハイキング(午後) スターウォッチング(曇雨×)
4/1 テカポ散策(午前)テカポ<JTBマイクロバス>クイーンズタウン
クラウンプラザホテル泊 スターウォッチング(快晴◎)
4/2 クイーンズタウン<ニュージーランドエアライン>オークランド
スタンフォードプラザホテル泊
オークランド市内散策(午後)
4/3 オークランド<ニュージーランドエアライン>成田
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