五葉山 岩手県 生まれて初めて自分で山に登ろうと思った。


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 638m
- 下り
- 629m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
国道45号線から赤坂峠へ向かう道路は所々かなり狭いので要注意です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に無し。 |
写真
感想
中学や高校での学校行事で登山はしぶしぶしたが50代半ばになって初めて自分から山に登ろうと思った。
札幌から岩手の東日本大震災の被災地にボランティアで来ていて4年目、さすがに活動が飛び飛びになり体を持て余していたので運動不足解消に山にでも登るかと軽い気持ちで行ったのだが、、、
趣味の一つが遠距離散歩なので、2・3日続けて連日20kmくらい散歩しても平気なのに、、、
実際に登り始めて2・3分で右足が原因不明の痺れるような痛さに襲われ、力が入らず亀の歩みのような鈍足でしか進めなくなる。休み休み10数分歩くも右足の状態は変わらず、しかも呼吸不全のような息苦しさにも襲われて、嫌な汗が顔や背中に浮き出す。このあたりから「止めて帰ろうか?」「我慢できるか?」「うーーん我慢できない、でももう少しは行ってみたい。」と頭の中での自問自答が始まる。
5・6分登っては1・2分立ち止まって苦しい息を整えることと、例の自問自答を山頂に辿り着くまで多分200回超は繰り返しながら、多分途轍もない苦しい表情で傷む右脚を引きずってやっと山頂に辿り着いた。
休日かつ人気の山なのか途中でんどん後続の方々に追い抜かれる、街中を歩くように軽々と登ってくる小学生にも当たり前のように抜かれる。余りに苦しいので悔しいなどとも思っている余裕がないので情けない。
まあ今まで経験した最大の肉体的難行苦行だったが山頂で飯を食い、タバコを2・3服しているうちに足の痛みは無くなり、疲れも思ったよりは回復していた。ここまでは良かったのだが、、、
風が冷たくなってきた山頂を後に下山にかかると予想もしなかった左膝の左右の筋に激痛が発生、痛さでほとんど左膝を曲げることができなくなる。登りで右足にほとんど使えなかったために左足に負担がかかり過ぎたためだろうか?
結局登りよりも遅々とした亀さんペースと頻繁な休息をとりながらようやく登山口へ戻って来て、愛車(MT車)のギアチェンジで左足の痛みと闘いながら宮古の借家へやっとの思いで帰り着いた。
平地歩きとは登山は全く別物であることを思い知らされた(記念すべき)人生初の自主的登山だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する