芦屋地獄谷(六甲)
コースタイム
天候 | 晴れ(暑い!) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地獄谷は初級沢登りコースで、小学生も団体で登っているほど登りやすいが、 コースどりによっては危険にもなりうる。 個人的にはやはり経験者の同行が望ましいと思う。 |
写真
感想
今日の課題は「克服!地獄谷のトラウマさようなら」
今回のメンバーは六甲山で出会ったHさんにガイドをお願いし、
沢大好きの仲良しSさん夫妻、
ハイキング2回目のマッスルお兄さんAさん、
そして私の計5人。
芦屋地獄谷に連れていっていただけることとなった。
地獄谷は密かにリベンジの地である。
去年、余裕かまして歩いていたらツルっボチャっと
まさかのプチ滑落をし、
顔面を打って化粧いらずでアイシャドウとチークが入った顔となってしまった。
それ以来、水のある岩場は足が固まるようになり、
ちょっとした渡渉もままならない状態であった。
さて、今日は目的地までツルっボチャっ無しで行けるのか。
阪急芦屋川駅前で集合。
駅前は登山者であふれかえっている。
しょっちゅう来ているHさんも、今日は特に多いと言っていた。
とりあえずの目的地は高座の滝の山カフェ。
住宅地を抜けて、やっと森林ぽい空気になってくると滝の茶屋に到着。
山カフェ前で準備をし、お不動さんに今日の安全を祈願する。いつもより念入りに。
山カフェのお姉さんに行ってきますを言って、いよいよ地獄谷へ。
靴は敢えて、去年とおなじトレランシューズ。
小さな滝をいくつも越えていく。水量はいつもより多めとのこと。
去年はここで落ちた!というポイントが結局特定できず、
当時は何にも考えずに人にくっついて登ってたんやなと反省する。
ヌルっとしたイヤらしい岩もいくつかあったが、手と足の置き場を慎重にえらんで行けば、何の問題もなく登ることができた。
去年は何して落ちてん!?という感じ。
Hさんのフォローを受けつつ、小便滝まで無事に辿りついてホっと一息。
ここからA懸のほうへ上がるのかと思いきや、まだ谷を詰めるという。
ここから未体験ゾーン。
まだまだ安心してはダメだった。
途中Hガイドがルートを見失うも、すぐに軌道修正。
小便滝からさらに谷筋を進むと、綺麗な滝が。
そこから谷筋をもうすこし進み、最後にちょっとした突き上げ。
今日は気温が高く、蒸し蒸しする。体感的に不快指数は高めだ。
Sさん(嫁)は最後の突き上げがちょっとしんどそうだ。
Sさん(だんな)が「ほれ頑張れ。ハイハイ作戦や」と嫁に指示している。
なんだ?
不思議に思っていると、後方からSさんの
「はい!はい!」 「はい!はい!」
という結構大きなかけ声が聞こえてくる。
どうやら歩調に合わせて声を出し、呼吸を整えているようだ。
最後の風吹岩までハイハイ!を聞きながら登り切る。
声だけ聞いているとものすごく元気そうだが、Sさんによれば必死で登っているらしい。
いろんな登りかたがあるものだ。
風吹岩はいつもの事ながらすごい人。
山ガールもたくさんでSさん(だんな)は嬉しそうだ。
(私も山ガールのつもりなんだけどなー。
あんたは山ガールなの?って、なぜか疑問符が付くような言い方をされる)
ちょっと休憩して写真も撮らずにスタコラ下山開始。
今思えば初めて来たはずのAさんに写真くらい撮ってあげればよかったかな。
中央稜をちょっと下って万物相へ。
途中、お昼ご飯をたべつつ、そのまま地獄谷をつたって下山。
当然のことながら、登りよりも数段怖い。
途中のあやしい所はスリングを出してもらったりしながら、慎重に下りる。
怖いところはもう水をよけずにトレランシューズでバシャっと水に入って下りる。
おかげで靴はびちゃびちゃ。それは覚悟で来ていたが。
無事に高座の滝に到着。
山カフェのワインで本日のリベンジ成功を祝い乾杯。
なんとか今年は初級の沢からスタートできそう??かな。まだ水は怖いけど。
短時間なので今日こそアイフォンでGPSのログをと思っていたが、やっぱり忘れてしまった。残念。
自分もトラウマな場所あります。
春の北アルプスの中畠新道、雪にまだ慣れてなく、踏み抜いたり、滑ったりで力尽きて遭難するかもと思ったことが、、、、
早いこと再挑戦して克服したいところです
違いすぎ
さすがですね。
裏庭みたいな六甲とは違って、再挑戦で遠征するのも一苦労ですね!
先は長いので、そのうちまた行く機会もあるでしょう。
私は裏庭みたいな六甲なのにリベンジまでに10ヶ月を要しました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する