松尾古城

2017年05月05日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 1.6km
• 登り: 203m
• 下り: 196m

天候

晴れ ちょっと動くと汗ばむ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

松尾古城・日向畑遺跡・安知羅明神の合同駐車場

コース状況／危険箇所等

尾根道をひたすら登るだけ。踏み跡は明瞭。

その他周辺情報

真田町の奥地、角間地区にある。さらに奥に行くと角間温泉がある。

写真

5/5 9:19

尾根の突端から登る。

5/5 9:25

途中の秋葉明神

5/5 9:28

途中の石垣

5/5 9:32

四郭の石垣

5/5 9:34

三郭の石垣

5/5 9:35

三郭

5/5 9:36

二郭
写真奥に本丸に向かう尾根道

5/5 9:40

本丸虎口の石垣

5/5 9:41

本丸に登頂

5/5 9:41

見事に石垣が取り囲む

5/5 9:41

「松尾城跡」解説板

5/5 9:42

本丸の祠

5/5 9:43

面、左腕、右手首が欠損した本尊。
頭の宝冠らしき形から観音菩薩か。

5/5 9:57

周囲の石垣

5/5 9:58

ご立派ぁ！

5/5 10:01

裏の大堀切

5/5 10:03

見事に竪堀が落ちる。

5/5 10:03

5/5 10:07

鹿のため糞

5/5 10:08

この先300mに遠見番所という砦があるが、それはまた今度。
ここで引き返す。

5/5 10:20

本丸を下から眺める

5/5 10:20

山ツツジ

5/5 10:25

三郭の石垣再び

5/5 10:27

ひたすらの尾根下り

5/5 10:30

この山は柱状節理の山だなあ。

5/5 10:43

下山して、日向畑遺跡

5/5 10:43

真田氏の幸綱より前の古い墓地という。

5/5 10:49

安知羅明神

5/5 10:53

お見事

5/5 10:54

登山口

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS リコー

感想

上毛野

松尾古城は真田家の古くからの本拠地という。真田家は信州や上州に一大勢力をつくった滋野氏惣領の海野家から鎌倉時代に分かれた家柄。鎌倉時代の真田幸春がはじめといわれる。その後戦国時代の幸綱(一徳斎幸隆)までその動向はわからないが、幸綱が武田家に仕官してから信綱、昌幸、信幸代々に渡って着実に発展していった。なお発掘された日向畑遺跡はその石塔、遺物から幸綱の父である頼昌よりも前の真田家の墓地だったのではないかと言われている。
登山道はひたすら尾根を上がるだけのわかりやすい道のりで、かなり大河ドラマ効果もあってか踏み跡は明瞭。山全体が柱状節理の岩盤でできているようで、いたるところで幅の薄く地上に飛び出た岩を見ることができる。石垣も現地調達で仕上げているようで、布積み石垣となっていた。植生は松林が主でところどころ山ツツジが生える。松茸の時期には注意したい。次回登るときは今回行かなかった約1400m地点にあるという遠見番所まで歩いてみたい。