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記録ID: 1133380
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山滑走
ヨーロッパ

オートルート Day6(ビネット小屋〜ベルトール小屋)

2017年03月30日(木) [日帰り]
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dona その他5人

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:10
合計
6:20
6:00
30
ビネット小屋(3160m)
6:30
6:30
90
チェルモンタンのコル(3037m)
8:00
8:00
50
エベックのコル(3382m)
8:50
8:50
40
アローラ氷河(2540m)
9:30
9:30
150
プラン・ベルトール(2664m)
12:00
12:10
10
ベルトールのコル(3268m)
12:20
ベルトール小屋(3311m)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
コース状況/
危険箇所等
ベルトール小屋の梯子と階段、踏み外したらタダでは済まない
小屋からビネットのコルまでツボで歩き、朝日に向かってスタート。
2017年03月30日 06:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 6:13
小屋からビネットのコルまでツボで歩き、朝日に向かってスタート。
滑らなくなった所でシール装着。
2017年03月30日 06:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 6:30
滑らなくなった所でシール装着。
優雅なオレンはイタリア側。
2017年03月30日 07:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 7:59
優雅なオレンはイタリア側。
エベックのコル。
2017年03月30日 07:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 7:59
エベックのコル。
ここから少しだけイタリア入国。
2017年03月30日 08:11撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 8:11
ここから少しだけイタリア入国。
イタリア出国。初のイタリア滞在約10分。
2017年03月30日 08:11撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 8:11
イタリア出国。初のイタリア滞在約10分。
コロンのコル。
2017年03月30日 08:11撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 8:11
コロンのコル。
ノンストップの爆走トラバースでアローラ氷河へ下りて行きます。腿が破裂するかと思った。
2017年03月30日 08:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 8:27
ノンストップの爆走トラバースでアローラ氷河へ下りて行きます。腿が破裂するかと思った。
モナカの氷河を踏ん張ってかっ飛ばす。絶対に転ぶもんかっっっ!
2017年03月30日 08:53撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 8:53
モナカの氷河を踏ん張ってかっ飛ばす。絶対に転ぶもんかっっっ!
末端まで下りてシール装着し、クラストして所々岩の出た斜面をクトーで登る。
2017年03月30日 08:54撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 8:54
末端まで下りてシール装着し、クラストして所々岩の出た斜面をクトーで登る。
モンコロンとプチ・モンコロン。
2017年03月30日 09:34撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 9:34
モンコロンとプチ・モンコロン。
あそこから、ぐるっと回って来ました。
2017年03月30日 09:34撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 9:34
あそこから、ぐるっと回って来ました。
プラン・デ・ベルトール
2017年03月30日 09:34撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 9:34
プラン・デ・ベルトール
ベルトールのピークが見えました。
2017年03月30日 09:35撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 9:35
ベルトールのピークが見えました。
今日も強烈な陽射しが容赦ない。
2017年03月30日 09:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 9:55
今日も強烈な陽射しが容赦ない。
皆黙々と登ってます。
2017年03月30日 11:02撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 11:02
皆黙々と登ってます。
南斜面は雪解け。
2017年03月30日 11:02撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 11:02
南斜面は雪解け。
岩に張り付いてるベルトール小屋。
2017年03月30日 11:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 11:33
岩に張り付いてるベルトール小屋。
着いて行けずに置いてかれてますが、マイペースで頑張ります。
2017年03月30日 11:53撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 11:53
着いて行けずに置いてかれてますが、マイペースで頑張ります。
コルに板をデポして、梯子を登ってますね。
2017年03月30日 11:57撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 11:57
コルに板をデポして、梯子を登ってますね。
念の為、ガイドとアンザイレンして登ります。
2017年03月30日 12:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 12:08
念の為、ガイドとアンザイレンして登ります。
中間のテラスから。
2017年03月30日 12:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 12:10
中間のテラスから。
まだまだ梯子が続きます。
2017年03月30日 12:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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3/30 12:11
まだまだ梯子が続きます。
最後は階段を登って、ようやく到着。
2017年03月30日 12:19撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
3/30 12:19
最後は階段を登って、ようやく到着。
スイスの小屋には立派な宿帳があります。
国籍の欄に「JPN」と書けるのが誇らしい。
2017年03月30日 13:19撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 13:19
スイスの小屋には立派な宿帳があります。
国籍の欄に「JPN」と書けるのが誇らしい。
一息ついたら撮影タイム。
2017年03月30日 13:01撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 13:01
一息ついたら撮影タイム。
デント・ベルトール、モンコロン、エベック
2017年03月30日 13:02撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 13:02
デント・ベルトール、モンコロン、エベック
明日はあっち。
2017年03月30日 12:59撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 12:59
明日はあっち。
昨日はこっち。
2017年03月30日 13:11撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 13:11
昨日はこっち。
続々と登ってきます。
2017年03月30日 13:11撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 13:11
続々と登ってきます。
コルにいる人達がゴマ粒みたいです。
2017年03月30日 14:09撮影 by  SO-02G, Sony
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3/30 14:09
コルにいる人達がゴマ粒みたいです。
上から見ると怖いですね。小屋の中の三角階段も狭くて危険。
2017年03月30日 14:09撮影 by  SO-02G, Sony
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3/30 14:09
上から見ると怖いですね。小屋の中の三角階段も狭くて危険。
トイレも絶景ポイント。
男性は外で、突き当たりの槍に向かって。
2017年03月30日 14:07撮影 by  SO-02G, Sony
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3/30 14:07
トイレも絶景ポイント。
男性は外で、突き当たりの槍に向かって。
目の前に迫るベルトール。
2017年03月30日 14:07撮影 by  SO-02G, Sony
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3/30 14:07
目の前に迫るベルトール。
トイレのドアの窓から、座ったままでもこの景色が見られます。カーテン開けてると、外から中も見えますが。
2017年03月30日 14:07撮影 by  SO-02G, Sony
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3/30 14:07
トイレのドアの窓から、座ったままでもこの景色が見られます。カーテン開けてると、外から中も見えますが。
この景色を眺めながらのディナーは最高に贅沢。
2017年03月30日 14:28撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 14:28
この景色を眺めながらのディナーは最高に贅沢。
ディナーの後は、ショータイム。
2017年03月30日 18:45撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 18:45
ディナーの後は、ショータイム。
2017年03月30日 18:46撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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2017年03月30日 18:48撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 18:48
2017年03月30日 18:52撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 18:52
2017年03月30日 18:53撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 18:53
夜は月が綺麗でした。
2017年03月30日 18:53撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/30 18:53
夜は月が綺麗でした。

感想

 今日はロングコース。モンコロンをぐるりと周って、憧れのベルトール小屋まで。特に難しい所もきつい登りもありませんが、最後の登りがお昼時になるので、照り返しが強くて暑くて辛そうだ、という皆の予想通りの展開になりました。
最後は遅れながらも無事小屋まで登りきると、ガイドのミシェルが「グッジョブ!ユーアーストロング」と満足気にウィンク。6時間は結構いいコースタイムだったようです。

 ビネットのコルから、ほんの一時だけイタリアに入る事は、ガイドブックを見るまで知りませんでした。フランス・スイス・イタリアの3カ国を縦走した事になります。
北アの県境で遭難したら富山側へ下りろって言いますが、国境で遭難したら、どっちの国へ下りた方がいいとか、あるんでしょうか?まぁ、そんな事考えている余裕があったら、自力で下山できそうですけど。

 ベルトール小屋の梯子は、標高差で40m以上ほぼ垂直。踏み外して落ちたらアウトです。今でこそ立派な梯子がついていますが、昔の写真を見ると空怖ろしい。

 腹ペコでスープを注文し、宿帳に名前を書き込んでいると「マドモアゼール」と声がする。振り向くと、栗毛の王子様みたいな若い男性がひざまずいて、優しい声で「マドモアゼル、あなたのスープが出来ていますよ」とにっこり。
日本だったら、さしずめカウンターから立ったままで「おー、ねーちゃん、スープできとっぞ。はよ持ってけま!(富山弁)」と大声で呼ばれる所ですが、さすがレディーファーストのお国柄。わざわざ傍まで来て、座っている私と同じ目線まで腰を落として、そっと声を掛けてくれるのです。

 客室は下の階にあり、階段は垂直に近いくらい急で、ステップは小さな三角形で足が半分しか乗りません。究極の省スペース設計。
時間がたっぷりあるので部屋でお昼寝し、寒くなって来たので、外に干してあるシールやインナーブーツを取り込もうと思って起き上がり、そのまま三角階段を3〜4段登った所でクラッと来ました。ここは3300m、起き上がってからせめて一息深呼吸すべきでした。
慌てて手摺に掴まろうとしたけど、もう手遅れ。身体が宙に浮いて背中から落ちて行く。マズイっ!頭を打ったら強制送還だ。せっかくここまで頑張ったのに・・・
幸い頭は打たずに済みましたが、腕と腰を強打して、痛みと貧血でうずくまっていたら「マドモアゼール」と声がする。顔をあげると、さっきの栗毛の王子様と一緒にいたデカプリオの弟みたいな綺麗な顔したブロンドの男の子が、心配そうに手を差し伸べている。自力で立てない事も無かったけれど、お言葉に甘えて助け起こしてもらいました。

 狭い場所に建てられている小屋ではブーツ置き場も限られていて、高い所しか空いていない(私は背が低いので届かない)と、わざわざ自分のブーツをずらして場所を空けれてくれたり、見ず知らずのジェントル達は本当に優しくて助かりました。成田空港ですら、カートにスーツケースを乗せるのを手伝ってくれたのは、通りがかりの欧米人男性でした。

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