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記録ID: 1148191
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

小谷山 (T)

2017年05月23日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.9km
登り
332m
下り
317m

コースタイム

10:30 小谷城入口 林道を車で上る
10:38 山腹の休憩所に駐車
10:40 番所跡
11:00 御茶屋跡
11:15 大広間・本丸跡
11:25 京極丸跡
11:35 山王丸跡着
    昼食・昼寝   
12:30 山王丸跡発
13:00 山腹の休憩所
       
   
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下から望む小谷山 右側の尾根に沿って、小谷城が長い城郭を作っていた。
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下から望む小谷山 右側の尾根に沿って、小谷城が長い城郭を作っていた。
小谷山への登山口 左へ進む林道が 番所跡近くまで伸びており、利用させていただいた。
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小谷山への登山口 左へ進む林道が 番所跡近くまで伸びており、利用させていただいた。
行きどまりになる 100m前に休憩所とトイレが置かれていた。スペースがあったのでここに駐車させていただいた。たまたま来ておられた 案内人の方の了解もいただいた。
行きどまりになる 100m前に休憩所とトイレが置かれていた。スペースがあったのでここに駐車させていただいた。たまたま来ておられた 案内人の方の了解もいただいた。
車両止めがあり、ここから小谷城に入っていく。
車両止めがあり、ここから小谷城に入っていく。
まずは 番所跡 城内に入るための検問所であったらしい
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まずは 番所跡 城内に入るための検問所であったらしい
小谷山に対峙する形で、虎御前山がある。
かつて 浅井攻めを行う 織田軍団が この虎御前山に陣取った。手前に、柴田勝家 次に羽柴秀吉が、眼前の小谷城に向かって 陣を敷いたそうである
先ほどの、案内人の方が登ってこられたのでいろいろな話を伺うことができた  
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小谷山に対峙する形で、虎御前山がある。
かつて 浅井攻めを行う 織田軍団が この虎御前山に陣取った。手前に、柴田勝家 次に羽柴秀吉が、眼前の小谷城に向かって 陣を敷いたそうである
先ほどの、案内人の方が登ってこられたのでいろいろな話を伺うことができた  
お茶屋跡 当時は木々かほとんどなく展望が開けていたらしい。景色を眺めてのお茶とは なかなかいいものだっただろう
だが、虎御前山に布陣した 織田軍には、小谷城の様子もしっかり見られることになったのでは・・などと考えたりもした
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お茶屋跡 当時は木々かほとんどなく展望が開けていたらしい。景色を眺めてのお茶とは なかなかいいものだっただろう
だが、虎御前山に布陣した 織田軍には、小谷城の様子もしっかり見られることになったのでは・・などと考えたりもした
木立の合間から 秀麗な伊吹山の山容が望まれる やはり、美しいなぁと思ってしまう
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木立の合間から 秀麗な伊吹山の山容が望まれる やはり、美しいなぁと思ってしまう
本丸の前に広がる この山としては大変大きな平地である。
大広間といわれる屋敷跡で、茶々(淀君)や 江(ごう・家光の母)たちも、ここで遊んでいたのだろうなどと 考えてしまった
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本丸の前に広がる この山としては大変大きな平地である。
大広間といわれる屋敷跡で、茶々(淀君)や 江(ごう・家光の母)たちも、ここで遊んでいたのだろうなどと 考えてしまった
本丸の石垣、ここ以外にもしっかりした石垣がみられた。
土塁がほとんどの中世の城郭としては、安土城の城づくりにつながる、先駆的なものだったのではないだろう
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本丸の石垣、ここ以外にもしっかりした石垣がみられた。
土塁がほとんどの中世の城郭としては、安土城の城づくりにつながる、先駆的なものだったのではないだろう
本丸跡 ここで 浅井長政は最後の指揮を執ったのであろう この小谷城攻めの功績で、この城を引き継いだのが羽柴秀吉、こののち秀吉は、琵琶湖畔の長浜に城を気付くことになる。
長浜という名前は、信長の長をいただいたとか。さすがというか やっぱりちゃっかりというか・・・
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本丸跡 ここで 浅井長政は最後の指揮を執ったのであろう この小谷城攻めの功績で、この城を引き継いだのが羽柴秀吉、こののち秀吉は、琵琶湖畔の長浜に城を気付くことになる。
長浜という名前は、信長の長をいただいたとか。さすがというか やっぱりちゃっかりというか・・・
前面の本丸と後方の山王丸をつなぐ砦として この京極丸があった 城攻めの時、ここを攻撃され京極丸が陥落、浅井軍はふたつに分断され崩れていったという
前面の本丸と後方の山王丸をつなぐ砦として この京極丸があった 城攻めの時、ここを攻撃され京極丸が陥落、浅井軍はふたつに分断され崩れていったという
本丸より 中丸 京極丸 小丸と 尾根上に続く楼閣の奥に この山王丸がある
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本丸より 中丸 京極丸 小丸と 尾根上に続く楼閣の奥に この山王丸がある
後方を守るなかなか大きな城郭で 石垣も多く使われている
この小谷城の石垣は、なんと下から運び上げられたものが多く、中には福井県の九頭竜川から来ているものもあるという。当時懇意にしていた朝倉氏の労によるものであろう
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後方を守るなかなか大きな城郭で 石垣も多く使われている
この小谷城の石垣は、なんと下から運び上げられたものが多く、中には福井県の九頭竜川から来ているものもあるという。当時懇意にしていた朝倉氏の労によるものであろう
青空に琵琶湖が美しい 
とりわけ、竹生島はつい目をひかれてしまう存在である。神になろうとした信長でさえも参詣したという
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青空に琵琶湖が美しい 
とりわけ、竹生島はつい目をひかれてしまう存在である。神になろうとした信長でさえも参詣したという

感想

いつの間にか「近江 山城めぐり」が始まってしまってました
5年ほど前から体調も少しずつ回復してきたので始めた「近畿ロープウェイ山歩き」を一通り終えて、こんどは湖国の低山めぐりを始めたのです。
ところが中世・戦国時代、近江を制する者は天下を制すといわれるくらい、交通の要所だったこともあり、山に登れば必ずと言っていいほど、砦や城跡があることに、あらためて気づきました。
今回は、名だたる武将たちが争った、三姉妹の城 小谷城のある、小谷山を目指すことにしました。
新緑のさわやかな風がやさしく、歴史に満ちた古城の径は、木漏れ日と小鳥のさえずりにあふれ、時折 木立の間から望む 秀麗な伊吹の山や湖上に浮かぶ竹生島など いつもとは一味違った山歩きになりました。

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コメント

なかなか急な所を登られたのですね
breeze51さん こんばんは
小谷山は、北陸道から見ていてもなかなか急な山だと思っていましたが
体調が良いようで標高400mぐらいまで登られたのですね。
歴史的な魅力だけでなく、
竹生島や琵琶湖の景色もよく、
素晴らしい所に浅井長政は城を立てたと思います。
麓に須賀谷温泉もありますし、それも楽しめますね。
2017/5/24 20:20
車で上ったので、城めぐりでした
100yamaさん こんにちは
車で番所跡まであがりましたので、木漏れ日の城跡散策といった感じでした
400m地点から急降下の後、小谷山への急登があるみたいだったのですが、山王丸というところでのんびりしてきました
そよ風がすごく爽やかで、普段とはだいぶ違った雰囲気の山歩きでした
2017/5/25 10:43
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