小川山 "ガマスラブ お殿様岩"
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
須玉から141号でも県道23号610号と乗り継いで 信州峠を越えて行っても到着時間は全く一緒だった。 |
写真
感想
前回は宿題ができてしまった。。100岩をみると、どうも取り付きが10+から出発している。リードも
したいので再度ガマスラブを訪れた。5.8位で1便目アップしようとしたら、間違えて”ウルトラセブン”
5.7。。これではアップにならない。。隣にある”オーウェンのために祈りを”10cをI氏がアップ。
自分もそのままトップロープで登る。これも上部段差ののっこしだけ勇気のいる10cであとは5.9位で
余りアップにならない。他もスラブばかりなのでリードでもう一度登る。リードだと流石に緊張感が違い
力が入ったのでちょっとアップになった。
次に隣の宿題”水曜日のシンデレラ”へ移動。取り付きを右側にするとランナウトするのでNP(ナチュラル
プロテクション)を使うと安心と書いて有るので、1本目のクリップ用に横から登りカムのキャメロット1番
と2番を決め、一応ロープを掛け下から引っ張り強度を確認する。これでも少しランナウトするが、岩自体
の見た目は困難そうには見えない。少しレストをとってからチャレンジ。
6日前に2度登っているので淡々と登って行く。一つ目の核心部の甘い傾斜の出っ張りへ、バランスで
乗り込む。微妙にムーブを忘れているので少し緊張。。ただここはリードの方が目の前にクリップして
いるので安心感は有る。そこからクリップ3本位がフェースのムーブを使いながら登っていくが、ここまで
トラバースしながら右上しているのでロープが少しづつ重くなってきている。前回登ったときよりはるかに
腕もパンプしている。レストをとりながらビレイしているI氏に一応声をかける。「ダメかもしれない。。」
一段上がってはレストをとり、最後の核心部まできた。これを越えれば後はヘロヘロでも何とかなる。
力が7割でも残っていれば楽勝なのだが、如何せんもう7割は割っている。気合を入れ上のフレークを取りに
行く。左足はハングなので無く、右足はスメアに毛が生えたくらいのスタンス。ダメだ・・とずり落ちるよ
うにもとの体勢にもどる。今のチャレンジで思いっきり腕がパンプしプルプルだが、何とかその場所のカチ
で手を交互に何度もレストしていると、何とか回復してきた。2回目のチャレンジでもダメ。さっきより腕
がプルプルになってしまった。今度はフレークを持つのをやめ、ジャミングで身体を止めようとするがダメ。
いよいよ腕がやばくなってきた。しかしあと1手。この1手をクリアーすれば間違いなくゴールできる。
あの手この手で何とか時間をかけ腕のレストをとると、気合一発で4度目のチャレンジで上まで上がることが
できた。安定した体勢でレストをとると残りのトラバースへとりかかる。しかしここは余裕のはずだが、もう
手だけでなく足にもきている。ロープもアホのように重くなっている。足がミシンを踏みそうなのを何とか
こらえ、1〜2cmのスタンスを手無しも交えドキドキで渡りきり、あとは簡単なフェースを登りきりゴール。。
11a初リード。粘りのクライミングになってしまった。
終了点でビレイしI氏がバックロープを引いて登ってきた。このラインは50mロープでは弱冠足りないようで、
他にも手は有るが、今回は50mを2本つないで懸垂下降で下りた。
次に場所をお殿様岩へ移動し、I氏のチャレンジとなった。イムジン河11c/d NPのフィンガーサイズのクラック。
下から見上げただけで縮み上がりそうだ。I氏も流石に緊張している。昨日の疲れも残っているはずなので、
そう簡単には登らせてもらえなかったようだ。声かけは有るものの、結構な距離を落ちているので自分も緊張
する。I氏も「怖え〜」と連発。何とかトップアウト。テンションのかかったナッツを回収するのが、えらい
大変そうだった。
本日終了。帰りは下りながらボルダリングのクジラ岩に少し立ちよる。I氏は以前ボルダリングにはまって
いたそうで、ラインを色々教えてもらう。”忍者”と同じくらい有名な”エイハブ船長”1級が有り、I氏
疲れているはずだが素登りで1撃。流石です。。自分も軽く触るが、今直は無理かもしれないが、それほど
遠くには見えなかったので、いつかは落としに来ることにしよう。。
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