黒岩谷西尾根〜瑞宝寺尾根 ヤセ尾根を登って、ヤセ尾根を下る

コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「六甲・摩耶」 ※有馬にて入浴可(希望者) ※ビジター参加可 |
写真
感想
梅雨時につき「小雨でも行くぞ!雨具は必ず持って来い!温泉に入りたくば、グッズが要るぞ!」のCL計画書に、覚悟を決めて集合地へ向かった。さすが神戸中央山の会のメンバー、不参加なし! 前回参加のヤマレディー(ヤマガール?)2名が残念ながら不参加、会いたかったのに残念!
体操し、注意事項をしっかり聞き-----、歩き始めた途端、強烈な蒸し暑さを感じた。阪急芦屋川駅〜ロックガーデン〜風吹岩〜雨ケ峠〜東おたふく山〜黒岩谷西尾根〜一軒茶屋〜魚谷道〜有馬温泉へと、必死の覚悟で黙々と歩いた。Tさん始め、ベテランの方々の心温まる「冷凍果物、チューチュー、きゅうり----そして、解け始めたチョコレート、その他」を頂いた。「咽喉元過ぎれば熱さ忘れる」の反対で、咽喉元を冷たい果物等が通っているときのみ、生きた心地がして幸せを感じた次第、幸せは身近なところにあったのです。(DE)
梅雨真っ盛り、今日の天気予報は「曇り後雨」、出発前にパラパラと降っていた雨も上がり、人員がそろったところで出発。浜芦屋公園でストレッチとCLからコース説明。今日のコースは[グレード○+]なので、途中コースの変更もありうるとのこと。
雨上がりで湿気が体を包む。住宅街を抜けて高座の滝に着く頃は、汗が滝のように滴り落ちる。先が思いやられる。登山教室でお馴染のロックガーデン。少しスリリングな気分を味わい、風吹岩の途中で名物のイノシシに出迎えられる。風吹岩で一息、ここはハイカーで賑わっていて、阪神間の景観が見渡せる。芦屋カンツリークラブを眼下に風吹岩から雨ヶ峠へ。雨ヶ峠で昼食。思いは同じか他の登山者も昼食をしていた。昼食後、雨ヶ峠の分岐を右に東お多福山そして土樋割峠に下る。峠の沢で、暑さでまいっている体の一部を沢の水に浸し、疲れを癒す。
沢を渡渉するとイノシシ注意の表示板が目に入る。黒岩谷西尾根の取り付きである。いきなり急登。登り終えると、這い松、崩れやすい岩場、ザレ場、足を踏み外せば谷底へ直行かと思わせるやせ尾根が続く。黒岩谷西尾根は別名、地獄尾根ともいわれている。解りそうな気もする。冷や汗を掻きながら目を転じると視界良好、六甲連山が見渡せる。冷や汗が心地よい汗になる。やせ尾根からミヤコ笹が生い茂っている道に入る。蒸し暑さが体中を覆う。汗と共に進んでいると赤い屋根の一軒茶屋が見えてくる。やれやれである。一軒茶屋で小休止。会員達の思い思いの差し入れを味わい至福のひとときを過ごす。ここから瑞宝寺谷西尾根へと向かい有馬温泉に下山する予定だったが、時間の制約とCLが皆さんの体力を気遣い、瑞宝寺谷西尾根に比べ易しい下山道である魚屋道に変更する。下山となると皆さん早い。アレヨアレヨという間に有馬温泉へ到着、有馬のいい湯に浸かり、のどを潤し、幸せな気分で家路に着きました。今日は地図にも載っていない「やせ尾根」を経験させて戴きました。(HA)
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