山オフのしまなみ海道自転車旅

天候 | 曇り 雨 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
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感想
四国自転車(輪行)一人旅
山オフシーズンの時、私はサイクリングを楽しんでいる。
いつかは行きたいサイクリストの聖地「しまなみ海道」の走行。
今回挑んでみた。
私の旅(山旅も)コンセプトは「安い」「安全」「計画」だ。
青春18きっぷをフル活用し無理なく自走、のんびりと景色と目的地の要所を見て回りたい。
決めたコースは 東京から尾道、渡船、しまなみ海道(自転車)、今治から松山道後温泉、四万十川を下り(自転車)、高知を経て東京に戻るという計画を立てた。
3/29(水)出発
天気晴曇 始発電車で、東海道本線、琵琶湖線、山陽本線乗り換え8回、13時間をかけ尾道に入る。早々に本日の宿に行きご挨拶。荷物を納め身軽になって尾道駅界隈の散策。海、渡船、昭和感、雰囲気のある街だ。今日の晩飯はせっかくなので尾道ラーメン。早々に宿に戻り就寝。
3/30(木)しまなみ海道快走
天気曇晴 本日はしまなみ海道を走りゴールは道後温泉
7:50 渡船で生口島(海から臨む島々の景色見優先、渡船経験、走行距離の短縮、道後温泉時間確保のため生口島まで渡船利用)に入島。ここからしまなみ海道を快走する。天気もいいし海も山も街並みも綺麗。まるで別世界。途中伯方の塩ソフトを食べ美しい海、島を眺めな、サイクリスト聖地の石碑で記念写真。惜しみつつしまなみの海道の終着地今治駅に到着。ここからはJR予讃線で移動、海岸沿いを走り車窓の眺めは良い。1時間余りで松山に到着。再び自転車で道後温泉へ。こちらも大正昭和の雰囲気漂う駅舎や温泉街。本日の宿にチェックし、温泉街を散策、近くのスーパーで晩御飯を調達し、今回の目的の一つ道後温泉本館に入る。こちらも他では味わえないいい雰囲気のある湯に浸かる。
3/31(金)雨の四万十川
気になる天気だが未明から雨音が。雨が弱まることを期待しつつ計画通り四万十川走行に挑む。早朝暗いうちに松山駅に向かい06:00過ぎのJR予讃線乗り込む。相変わらず景色のよい車窓を眺めながら今日の目的地中村に向かう。北宇和島でJR予土線に乗り換える。この電車は河童のジオラマが座席の一角をさいて飾ってあった。ローカル線も集客のためなのか創意工夫しながら頑張っている。
10:45江川崎駅に到着。雨足は相変わらずで朝よりも強くなっていた(降水量10mmぐらいかな)。持ってきた装備で雨対策を施し雨の四万十川に突入した。ただ雨は雨なりの幻想的な四万十川を眺め、今回の目的の沈下橋走行、4橋ほど見て渡る経験ができた。雨の中の40キロ、3時間余りの走行、びしょ濡れ、お尻は泥はね状態で目的地JR中村駅に到着。
15:32発くろしお鉄道とJR土讃線で高知18:49着、辺りは既に暗い。早々に本日の宿にチェック、いち早く大浴場につかり冷えた体を温める。この上なく気持ち良かった。
さて四国の旅は今日が最後。せっかくだから美味しいものをと本場のカツオのたたきと地酒(焼酎竜馬)で自分に乾杯。酒も肴も旨かった。
4/1(土)遠路帰宅
さて計画段階で一番過酷では思っていた遠路帰宅。なんせ移動時間17時間少々だからだ。
5:42発高知発、土讃線、予讃線で岡山まで向かうが自然一杯の渓谷を走る。居眠りしているのがもったいないほどの景観だ。しかし四国はどこを通っても景色のいいところばかりだった。海も山も川も空気も建造物も・・・。
岡山からは山陽本線、神戸線、東海道本線、13回乗り継ぎ24時無事帰宅(1本電車を間違予定より1時間遅れ)。
持ち物
3泊分のアンダーウエア、長袖ジップシャツ☓2(サイクル時用)、サイクルパンツ☓1、ユニクロ軽量ダウン、ノースフェイスゴアジャケット、カメラM3、広角レンズ、モバイルセット(スマホ、バッテリー☓2、ケーブル類)、ドイターザック(25L)、ウエストバッグ、紐、ビニール袋、レジ袋 等など
旅行代
交通費 18きっぷ代11850円 渡船代1350円 私鉄くろしお鉄道代1090円
宿泊費 尾道4000円 道後温泉3500円 高知3300円
飲食費 約10000円
その他 道後温泉本館入浴料410円 合計約35,000円
また行きたい度 ★★★★★
疲労度 ★★★(山に比べれば楽ちん)
達成感度 ★★★★★
天気と意気込みと体調が揃わないと行けないハードな旅であった(山と同じ)が、ほぼ計画通りで順調な輪行であった。雨の四万十川は少しムリ感もあったが、今振り返ると決行して良かったと思っている(憧れの四万十川に行けたこと、雨走行経験、なかなか行けない場所であること)。特に四国のすばらしさを体感できたことは本当に良かったと思う。少しアレンジした四国旅をもう一度計画挑みたい。
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