乙女とはかくも恥じらい深きものなりや(西山古道-乙女の滝-水無瀬の滝)
- GPS
- 04:38
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 823m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:山崎-(JR東海道線)-京都-(近鉄京都線)- |
コース状況/ 危険箇所等 |
大阪環状自然歩道(通行止め区間)は荒れています。当たり前ですが。 西山古道は山と高原地図では難路扱いですが、通行には特に問題ありません。 |
写真
感想
天気が怪しいということでプランC選択なんですが、全然降らんやんけーとそこは文句言いながらも、最終的には満足の山行きです。
軌跡つなぎもひとつではありながら、山レポで登場するたび気になっていた西山古道に行って来ました。善峯寺行きのバスは始発でも9時着なので、朝はゆっくり。山装備やトレラン仕様の方が数名おられましたが、古道に入ったのは私だけのようでした。山と高原地図では難路扱いですが、地元の方の努力のためでしょう、むしろ歩きやすい道となっているのみならず、道標もかなりしっかり整備されていました。一箇所、うっかり林道に降りてしまったところくらいでしょうか。というわけで、西山古道はかなりお勧めのハイキングルートと言えます。問題としては、バスの始発が遅いため、朝駆けができないことでしょうか。
柳谷観音は前に立ち寄ったので、ベニーカントリーに向けての分岐を選択しました。この道も難路扱いですが、多少通行量が少なそうに見える以外は特に問題ありませんでした。ただ、途中で林道に出てから、そのまま林道を進むと行き止まりになってしまいます。分岐で山道に戻る必要がありました。
ギロパチ峠までやってきて問題発生。本当は大阪環状自然歩道を経由して乙女の滝を見に行こうと思っていたのに、崖崩れなどで通行止めとのこと。しかし、迂回路を通ると乙女の滝には行けません。通行止めになった日を見ると、5年くらい前から通れなくなっているようです。これって、永久封鎖になるのでしょうか? 観察したところ、大阪環状自然歩道の方にも誰かが歩いた跡があったため、「行っていけないことはなかろう」と高をくくって突撃することにしました。
まず、通行量が少ないためか、道は落ち葉で覆われています。しかし、最初の間はそれくらいで済んでいたものの、川沿いを進むようになると、なるほど道が崩落している箇所や、橋が落ちてしまっている箇所があります。渡渉を繰り返しながら降りていき、ときには虎ロープの助けを借り、2回ほど「どうしよう」と思うような所をクリアして、ようやく乙女の滝に到着。最初よくわからなかったのですが、対岸の崖を流れ落ちる見事な滝が。しかし、残念なことに間を木の枝が遮っていて、全貌を捉えることができません。こんなところで恥じらいを見せてくれなくてもいいのに。恐らく、川岸まで降りていって見上げればうまく見えるのかも知れませんが、これまでそれなりに危ない橋をわたってきたように思っており、これ以上勝負するのはやめた方がいいだろうと判断。降りるのは諦めました。
その後しばらく舗装路歩きが続いた後、名神の下をくぐって水無瀬の滝を見に行きました。これはそれなりにいい滝でしたが、乙女の滝の落差を見てしまうとちょっと・・・
最後は山崎の蒸留所を前から覗いて、JR山崎駅にゴール。これで軌跡は高安山までつながりました。なお、タイトルの文法が間違っていたらどうぞご指摘下さい。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/1026833
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