篭岩山−抱き返しの滝で抱きしめてっ！ってほど甘くなかった‥

2017年07月19日(水) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:36
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:36

8:54 スタート地点
14:30 ゴール地点

8:46登山口到着→8:54登山開始→9:00不動滝→10:00篭岩→12:15篭岩山頂→13:50抱き返しの滝→14:30不動滝

天候

小雨後晴後曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

不動滝入口に駐車

コース状況／危険箇所等

ほとんどが危険箇所

その他周辺情報

奥久慈男体山を始めとして、登れる山が豊富。しかも岩稜。

写真

大体これが持ち物の定番になったようです。

奥久慈の奥に入り込んで行きます。

奥の岩山が奥久慈男体山。その手前の岩肌が見えているのが、鷹取岩になります。
　でも今回は「篭岩山」と「篭岩」を目指します。これらは、似て非なる物であり、なかなかややこしいのです。

不動滝入口に到着！

今より、我々は第2回奥久慈の秘境、篭岩山及び篭岩突破を敢行する！

違う！あっちだった‥

登山道に進入早々、登山道が土砂に埋まっていた！

歩くこと5分、不動滝に到着。昨日の雨のせいか、わりと水量が多い。

真下から撮影‥滝の左側から回り込むように登り‥

真上から撮影‥

すると‥いい感じの沢に出ます。「あれ？鎖が外されてる‥」とDEVGLU（以下D）大丈夫、お逝きなさい→

なんか、沢沿いを進んで行きたいのに、遭難防止の注意書きや、去年は無かった道標に誘引され、どんどん高いところに‥嫌な予感‥

涼しい沢沿いを行くはずが、ムンムンとしたジャングルに‥

鎖が現れた‥

奥久慈男体山をも凌駕する鎖のスパイラル！

ぜってーちげーよ‥去年こんなとこ通らなかった‥Dのバッカ‥ブツブツ‥

ガマー！ヒンヤリしたぷよぷよおまんじゅう！野生なのに馴れててカワイイ！

登山道が崩落し崖になったところを鎖で登ります。

はっ！思い出した！これ去年と逆回りしちゃてるよ！！

つーわけで、先に「篭岩」に到着してしまった‥スミマセン早く来てしまいました‥先に遊ばせて下さいませ‥

本で学んだだけの知識で登る‥（たぶん死なない程度の高さです）minyo323さんフォームはこれでOKですか？（手足が短いとか言うのは無しですよ‥）

よーし！今日はここまでにしといてやるか‥（降りなければならない事を思い出し怖くなった‥）

今度は梯子で篭岩の2階？へ‥

二階に上がりました。
ちょっとナナメってるのは私達のせいじゃないのョ‥床のつくりが悪いのネ‥

でも天井の篭目はご立派！（だから篭岩言うんです。）

ひとしきり遊んで、篭岩展望台まで下りてきました。

あそこどこだろね~‥（地図で調べようともしない‥）

秘密結社の皆様みてますか！？リスくんですよー！

スズメバチにいきなり追いまくられ、半ば強制的に篭岩山に行くことに‥早くも篭岩での愚行のバチが当たった‥刺されなかったのは、お賽銭払っといたからかな？

篭岩山最大の難所！登りなら我々レベルでも鎖無しで登れるのに、下りになると本当に難しい！

登り返しでよじ登っていたら、目の前にお花が‥多分そこらに咲いてはいたのだろうけど、気が張りっぱなして余裕がなかった‥周りが見えてない‥こういう時が危ないのかも‥

向かって右の道は通せん棒がしてあるので進路は左に‥つーか今更顔隠してどうなる‥

奥久慈特有の稜線に出ると出る岩の道です。鍋足山と錯覚します。

ここからの眺めが一番よかったかな？

篭岩山頂、三角点に到着！極軽めの昼食にします。

沢に下りるため、杉系の林を行きます。見た目は涼しそうですが、無風で暑いっていうより熱いです！なんか薄暗くなってきた‥ここで降られるとこれから沢沿い行くからちと嫌だな‥

沢に下りたらサラマンダー！（山椒魚）野生のものは初めて見ました！さすが奥久慈の奥地！

こういった深みが時々現れ、その都度、濡れないで行く進み方を考えます。

おっと！おしいな‥

立ち上がったところで‥

ツルっと、ガッチャンボッチャンする絵がほしかったな~‥

小さな滝の降り方を思案中のD
‥

考えた末がそれかッ！？なかなかイイよ！

巨岩を登ったり下りたり‥緊張の連続。

V。

抱き返しの滝の上に出ました。落差10mぐらいですかね。足掛かりもないので真っ向勝負は出来ません‥最悪捨てロープで降下しようかと考えてた時、右側に隠された？道を発見。ロープ置き去りにならなくてよかった‥

梯子があるんです。先にDが降り、次に下りたら足長蜂がハエみたいにいっぱい飛んでいました。叩きのめす武器も無いので瞬間移動でやり過ごしました。多分Dの罠だな‥

下から見た抱き返しの滝。道は見つけられたけど、やっぱり後学のためにもロープ降下しとくべきだったかな‥

再びゴロゴロの巨石群の沢を少ない脳みそを駆使して下ります。

登りのときに、この道標に誘引されて沢を登れず、帰り道で沢下りになり、余計危険な目に遭いました。まぁ、優柔不断な自分が悪いんですがね‥無料なのでDと標識にアタリ散らします！（スピリチュアルアタックです）

ブツブツ文句を言ってたら不動滝の上まで戻って来ました。

人間的にダメなので、不動滝で滝行に励むD。

ホントに拝んじゃってるよwww‥

真ん中の出っ張りが篭岩です。

奥久慈まできたので、鮎食べます。

いいフォルムです。

ご馳走様！

本日のコースです。ご閲覧ありがとうございました。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料水２リットル ブルーシート 細引き 地図（地形図） コンパス ピンクリボン 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック トビッケル ケトル クッカー コッヘル 食器 ナイフ エスビット ヘルメット エスケープキッド（ロープ20m 5m スリングテープ オープンスリング2本 エートカン カラビナ 簡易ハーネス ） 乙女心。

共同装備

こんなでいいのか！？老後の心配‥

備考

ちゃんとした30mのザイルが欲しい。

感想

stroheim

今回二回目の篭岩山ということで、前回通った沢のコースを登って行くはずが、まさかのコースアウト‥土砂崩れ？による地形変化、有ったはずの鎖がない、前回記憶にない道標に誘引される等、それらに簡単に惑わされる未熟さを思い知らされました。
　登りならばわけもない沢のコースも下りとなると一変して事故に繋がりそうな程の道無き道となり、計画通りにいかなかった事への苛立ち、沢沿いにいたときに急に暗雲が立ち込め、先を急がなければという焦り、その結果同行者に八つ当たり（ゴメンなD）いずれも登山の本で読んだことのある、とってはならない行動のお手本のようなことをしでかしました。事故には至らなかったので、今後の糧といたします。

コメント

minyo323

笑いが止まりません。
フォーム！もちろんバッチリです😆
いつも楽しませていただいてます。
乙女心と、共同が老後の心配、とか、本当に天才ですね。
ガマとサラマンダーもかわいいです。

stroheim

ありがとうございます！
　こんにちは！
　この度もコメントありがとう御座います！（実は‥コメント頂けるように誘導しているのが後ろめたいとこではありますが‥）
　フォームについてですが、え〜！？これでホントにバッチリですか！？下で見ていたＤは「あんなウ○コ登りで落ちたら色々めんどｸｾｰな」と思ってたそうですよ。（アイツも素人のくせに‥）今度minyoさんがレコった時にでも、岩のつかみ方、足の置き方等をチラッと写真にUPしていただければ幸いです！（以前日記で特集してくれましたよね！）
　ガマとサラマンダーだけでなく、我々もｶﾜｲｲのですよ！‥ではでは‥
ＰＳ:海外に行かれてたのですね！！ビックリです！！
　私には分かっていましたよ！minyoさんはいつか世界をまたにかけるグローバルクライマーになるのではないかと‥ではレコを拝見させていただきます！