富士山
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
深夜から出発した為、暗い登山道を登っていく。 ヘッドライトが必須である。 六合目〜七合目手前まで、普通の道が続く。 七合目〜八号目途中まで、岩場ゾーンが続く。 八合目途中〜九合目手前くらいまで砂利道ゾーン。 九合目手前〜頂上まで、岩場&砂利道ゾーン。 |
写真
感想
人生初の富士登山!
ふと、「富士山に登りたい!」と思い、富士登山を始める。
当時、一緒に仕事をしていた中国人の友人と登ることになる。
登る前は、山の雑誌、mixiのコミュニティ等で色々調べ、登山経験者の話等から、深夜から登山をすることに決めてスケジュールを立てた。
深夜11時頃、友人が八王子駅に着き、友人と合流する。
その後、八王子ICに乗り、河口湖ICを目指す。
河口湖ICを降り、近くのコンビニに寄り、必要な小物、食料、水を確保する。
12時半頃、富士スバルラインに乗り、1時には登山者専用駐車場に着く。
ここで、ゆっくりと着替えをしながら、のんびりと富士スバルライン五合目へ歩く。
2時には準備が整い、神社で挨拶をし、登山道を目指す。
深夜の登山なので、ヘッドライトが必須である。
初のヘッドライト、初の富士登山でもあり、テンションが上がっていくのが分かる。
ふと、上を見上げれば、今まで見たこともない星空に震えていた。それに沢山の流れ星を見ることができ、流れ星に感動をしてしまっている。(全く本当の目的は何なんだと思う)
まずは、六合目までゆっくりと歩く・・・とはいえ、初の富士登山などで、どのくらいのペースがゆっくりなのか掴めてない。しかも、かなりの人数を抜いてしまっている。(これは、ゆっくりではないのでは?)と思い、友人とペースを落とす。
六合目を過ぎ、途中、外人の女性二人組みを出くわす。
自分は英語は話せないが、英語で会話をする。一応伝わっているようだ(笑
友人は、中国人であるが、日本語、英語も堪能であるため、友人に訳してもらうことも(笑
30分くらい一緒に歩いて、女性のうちの一人が、「しばらく休みたい」ということもあり、ここで別れ、再び友人と2人になる。
七合目手前から、岩場が現れる。
この岩場ゾーンは何かと手を焼く。
金剛杖を持っている人もいるが、(邪魔になるのでは?)と思ったりもした。
薄暗い中の岩場は、本当に気をつけなければならない。
特に自分は、初の登山だから余計である。
八号目途中から、岩場ゾーンは無くなり、普通の登山道となる。
ただ、この普通の登山道が本当に厳しかった。
なぜ、厳しかったのかというと、それは砂利道だったからだ。
この砂利道が滑るため、とても厳しく(岩場ゾーンが続いてくれた方が楽だったのでは?)と思うほどだった。
ずっと、こんな道が続いて、随分登ってきたつもりだが、上を見上げると頂上は遥か彼方にあるように思える。
正直、肉体的にも厳しく、精神的にも厳しくなってくる。
本当に登りたいと思う人ではないと、絶対に諦めている。
そんなこんなで、途中睡魔が襲ってきたので、友人と暫く仮眠をすることにする。
30分くらい寝ただろうか、少し楽になったつもりで、再び頂上を目指す!
こっからは、一気に駆け上がり、思いのほか簡単に頂上に着いてしまった。
30分くらい仮眠をしたわりには、5時間半くらいで着いてしまったのは、ペースが少し速かったのであろう。この点は、反省する点である。
頂上に着いてからは、友人とご飯を食べ、お鉢めぐりを開始する。
友人は、郵便局に行って、中国の人に手紙を出したいと言っていたので、自分はしばらく外で休憩していた。
海外に出すには、色々と大変だったのか何気に時間がかかっていた。
とは言うものの、自分は疲れていたせいか、その時間は仮眠させてもらっていた。
その後は、目的地でもある日本最高標高の「剣ヶ峰」を目指す。
この「剣ヶ峰」への道が意外と厳しいのである。疲れているせいか、最後の登りが本当に厳しい。元気であった友人もさすがにヘバッていた。
でも、頑張って登り、なんとか「剣ヶ峰」へ着くことに成功した。
「剣ヶ峰」の後、お鉢めぐりを完了し下山する。
この下山も本当にウンザリするほど嫌であった。
ずーっと同じ道が続いて、ただただ歩かされている感じがするからだ。
富士スバルライン五合目に下山後、「もう2度と富士登山なんかしない!」
と思ったのである。
でも、その想いは2週間持ちませんでた(笑
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