富士山
コースタイム
17:35富士スバルライン五合目-18:25六合目-19:50七合目-21:40八合目-22:50白雲荘着-----5:00白雲荘発-6:00本八合目-7:00九合目-7:50吉田口頂上
9:00吉田口下山口-9:30下江戸屋分岐-11:20六合目-12:00富士スバルライン五合目
天候 | 曇りのち晴れ時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
梅雨明け翌日となったこの日。
絶好のお天気に恵まれ、
本格シーズン前で登山客も少なく
超穴場的な日となった。
名古屋の豊明インターを11時に出発。
御殿場インターで降りて138号経由で東富士五湖道路-富士スバルラインへ。
スバルライン入り口にて係員に
五合目駐車場満車の為、路肩にとめて20分くらい歩いてもらうと言われるが
行ってみると五合目駐車場まで難なく通された。
到着したのが15時半。
行きの車中では静岡市辺りから曇り空に変わり
富士山を望むことが出来なかったが、
登山を開始してしばらくすると空が晴れていった。
七合目辺りから満天の星空をのぞくことができた。
昨年登った時はお盆過ぎだったので
芋洗い的な人の記憶しかなかったけど
今年は人の少なさに驚く。
六合〜七合では前後見渡しても
私たちしか居ないということが度々あった。
出会った団体客も2〜3組。
今回はゆとり登山で八合目の小屋で
ご来光を迎えてから頂上を目指すということで、
ピークと時間がずれているのでなおさらなのかもしれない。
ゆっくりめのペースで登っているつもりだったが
岩場などでは勢いで行こうとして息があがってしまう。
七合目辺りの岩場でバテて休憩している時に
山の歩き方のお手本のような外国の女性の方を見かける。
一歩に2秒間くらいかけてゆっくり確実に進んでいるのを
目の辺りにして、ああやって歩けばいいんだとみんなで納得。
それからは3人とも良いペースをつかんで
息も上がらないし疲れにくいし
これなら頂上までいける自信が湧いてきたと言い合う。
標準4時間のところを1時間半ほどオーバーして小屋に到着。
「山ガール3名様ご案内〜」とおねえさんが大声を出す。
恥ずかしいから止めてよと思いながら、
広間で説明を受け個室へ。
歯みがきしようとトイレに行くと歯みがきしないでの看板があった。
スタッフさんに聞くと外でお願いしますとのことだったので
そちらですませるが、界面活性剤バリバリの歯磨き粉だったので
次回からは自然派のものを持ってこようと思った。
23:30就寝
0時頃から起床される方がちらほらといて
1時半頃に「頂上ご来光の方起きてください」と声がかかる。
外では団体客の点呼が聞こえる。
全く眠れる気がしなかったので、体を休めればいいやと思い直す。
4:00起床
身支度をして小屋前でご来光を待つ。
八合目でも頂上でも景色に違いがないということを聞いて、
あらためてゆとりにして良かったなと思う。
登山再開。本八合目を過ぎた辺りから息苦しさをを感じるようになって
深呼吸を意識する。
朝8時前に吉田口頂上到着。
標準90分より1時間半オーバーで登りは合計8時間のタイムとなる。
頂上で朝食をとっていると次第に雲がかかってくる。
剣ヶ峰を次回の課題にのこして下山する。
雨が降り出しレインウェアを着ると雨が止む。。。
ということを2回繰り返し、
3回目で着るのを渋ったら本格的に降られる。
一目散で七合目の避難所まで下りてトイレで着替えを済ませる。
七合目から五合目までは緩やかな下り坂を歩いて行くのみとなるが、
疲労困憊した足には長く感じ、最後の踏ん張りどころとなる。
頂上から登山口まで3時間で降りてくる。
着替えの時間をのぞくと実質2時間半で下りてきたということ。
私たちのチームは登りは少し長めに下りは少し短めに
見積もっておくといいなと思った。
レストハウスで食事を取り、駐車場が近くて助かった〜と
改めて感謝して車に乗り込む。
その時雲が切れて富士山がみえる。
五合目から見る富士山はなんだか。。。普通。
気を取り直して名古屋を目指す。
帰り道の天気も曇りがちで結局富士山の全貌は拝めなくて
「ほんとに登ったの富士山だった?」と冗談を言い合った。
18時に名古屋に到着。解散。
富士山は単調でつまらない登山と聞くことがあるけど
私はそんなことは全然感じなくて
他の山々を見下ろすことのできる山は他にあらず
その景色はいつまで見てても飽きなくて
加えて頂上まで行った時の達成感が
人気を支えているんだろうなと思った。
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