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Yamareco

記録ID: 1216438
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ハイキング
近畿

横山岳 〜5年ぶりに単独で訪れ〜[滋賀県 長浜市 木之本町]

2017年07月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.6km
登り
944m
下り
929m

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
0:40
合計
4:40
10:20
30
11:40
11:40
50
12:30
13:00
20
13:20
13:20
30
14:20
14:20
10
14:30
14:30
30
15:00
15:00
0
15:00
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白谷登山口に大きな駐車場あり。
コース状況/
危険箇所等
白谷コースは下草が多く、湿度も高めだったのでダニも多かった。
五銚子ノ滝の高巻きは注意が必要。
林道から横山岳
2017年07月29日 10:05撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 10:05
林道から横山岳
5年前はこんな駐車場なかったぞ。
ここに車を停める。
2017年07月29日 10:12撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 10:12
5年前はこんな駐車場なかったぞ。
ここに車を停める。
入山届は提出するのが常識。
こんなにも立派な入山届はなかなかない。
2017年07月29日 10:18撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 10:18
入山届は提出するのが常識。
こんなにも立派な入山届はなかなかない。
これを左に曲がります。
まっすぐは帰ってくる予定の道。
2017年07月29日 10:21撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 10:21
これを左に曲がります。
まっすぐは帰ってくる予定の道。
沢沿いの登山道なので涼しー、なんてことはない。
蒸し暑いです。
2017年07月29日 10:34撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 10:34
沢沿いの登山道なので涼しー、なんてことはない。
蒸し暑いです。
3人くらいこの登山道ですれ違いましたが、それ以外は誰とも会わず、まさに横山岳をこれから独り占めしにいく。
2017年07月29日 10:39撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 10:39
3人くらいこの登山道ですれ違いましたが、それ以外は誰とも会わず、まさに横山岳をこれから独り占めしにいく。
林道が見えてきた。
2017年07月29日 10:54撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 10:54
林道が見えてきた。
ガードレールを跨ぐと林道に出る。
白谷登山口はあの先の右だ。
2017年07月29日 10:55撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 10:55
ガードレールを跨ぐと林道に出る。
白谷登山口はあの先の右だ。
さあ行きましょう。
2017年07月29日 11:06撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 11:06
さあ行きましょう。
沢を登っていく。
登山道は下草が多いのでダニが多く顔まで登ってくる始末。
2017年07月29日 11:08撮影 by  KYF31, KYOCERA
1
7/29 11:08
沢を登っていく。
登山道は下草が多いのでダニが多く顔まで登ってくる始末。
経ノ滝。
そういえば滝久しぶりだ。
2017年07月29日 11:13撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 11:13
経ノ滝。
そういえば滝久しぶりだ。
水の中に逃げ込むマムシ。
俺がステッキでちょっかい出したせいです。
2017年07月29日 11:36撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 11:36
水の中に逃げ込むマムシ。
俺がステッキでちょっかい出したせいです。
このチョウ、経ノ滝付近からずっと離れずにくっついていた。
どうやら俺のミネラル(汗)を吸っているのだろう。
お前だったらいくらでもくれてやる。
2017年07月29日 11:37撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 11:37
このチョウ、経ノ滝付近からずっと離れずにくっついていた。
どうやら俺のミネラル(汗)を吸っているのだろう。
お前だったらいくらでもくれてやる。
五銚子ノ滝。
圧巻ですね。
暑いので近くまで行って滝修行したかった。
2017年07月29日 11:41撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 11:41
五銚子ノ滝。
圧巻ですね。
暑いので近くまで行って滝修行したかった。
アジサイもまだまだあるで。
2017年07月29日 11:58撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 11:58
アジサイもまだまだあるで。
沢から離れキツい登りが続く。
こんな時に一番厄介なのがアブなのだ。
休むスキを与えてくれない。
2017年07月29日 12:02撮影 by  KYF31, KYOCERA
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7/29 12:02
沢から離れキツい登りが続く。
こんな時に一番厄介なのがアブなのだ。
休むスキを与えてくれない。
山頂直下の直登。
アブに絡まれているので体力を使い切るも、根性で無酸素運動。
2017年07月29日 12:15撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 12:15
山頂直下の直登。
アブに絡まれているので体力を使い切るも、根性で無酸素運動。
山頂台地に登り切った。
ぶれているのはアブのせい。
2017年07月29日 12:33撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 12:33
山頂台地に登り切った。
ぶれているのはアブのせい。
横山岳山頂〜♪
もちろん誰も居ませんが、そこはトンボとアブの楽園(笑)
2017年07月29日 12:35撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 12:35
横山岳山頂〜♪
もちろん誰も居ませんが、そこはトンボとアブの楽園(笑)
記念撮影。
大汗でシャツもズボンもドボドボ。
2017年07月29日 12:48撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 12:48
記念撮影。
大汗でシャツもズボンもドボドボ。
あの小屋の上に行こうとしたが、スズメバチがうろついていたのでやめた。
仮に登ったとしても大した景色は見られなかっただろう。
2017年07月29日 12:54撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 12:54
あの小屋の上に行こうとしたが、スズメバチがうろついていたのでやめた。
仮に登ったとしても大した景色は見られなかっただろう。
さあ尾根歩きの始まり♪
ここからが横山岳の醍醐味なのだ。
まずはアジサイロード。
2017年07月29日 12:56撮影 by  KYF31, KYOCERA
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7/29 12:56
さあ尾根歩きの始まり♪
ここからが横山岳の醍醐味なのだ。
まずはアジサイロード。
多少の藪漕ぎは我慢して。
2017年07月29日 13:00撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:00
多少の藪漕ぎは我慢して。
高山帯っぽくなったところからの景色。
2017年07月29日 13:05撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:05
高山帯っぽくなったところからの景色。
横山岳を振り返る。
2017年07月29日 13:05撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:05
横山岳を振り返る。
いいね、高山帯っぽくなっているの。
これがハイマツかそうじゃないかの違いなだけ。
アルプスを思い出してしまう。
2017年07月29日 13:07撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:07
いいね、高山帯っぽくなっているの。
これがハイマツかそうじゃないかの違いなだけ。
アルプスを思い出してしまう。
下界の杉野川添いの景色。
左の金糞岳は雲の中。
2017年07月29日 13:07撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:07
下界の杉野川添いの景色。
左の金糞岳は雲の中。
左奥は七七頭ヶ岳。
手前が三高尾根。
登りが如何にきついかお分かりでしょう。
2017年07月29日 13:11撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:11
左奥は七七頭ヶ岳。
手前が三高尾根。
登りが如何にきついかお分かりでしょう。
ブナ林。
2017年07月29日 13:15撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:15
ブナ林。
東峰なのかな? とりあえず記念撮影。
2017年07月29日 13:18撮影 by  KYF31, KYOCERA
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7/29 13:18
東峰なのかな? とりあえず記念撮影。
東方面(奥揖斐)の景色。
土倉岳をはじめ、蕎麦粒山、天狗岳、小津権現山などなど。
2017年07月29日 13:19撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:19
東方面(奥揖斐)の景色。
土倉岳をはじめ、蕎麦粒山、天狗岳、小津権現山などなど。
北側の景色。
三国ヶ岳を中心とする山地だが雲の中。
2017年07月29日 13:19撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:19
北側の景色。
三国ヶ岳を中心とする山地だが雲の中。
木之本市街地方面。
2017年07月29日 13:19撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:19
木之本市街地方面。
ここからは滋賀県で最大級のブナ林に突入。
2017年07月29日 13:30撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:30
ここからは滋賀県で最大級のブナ林に突入。
これはすごい!
ずーっとブナ林が続く。
2017年07月29日 13:38撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:38
これはすごい!
ずーっとブナ林が続く。
凄いので自分撮り。
2017年07月29日 13:38撮影 by  KYF31, KYOCERA
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7/29 13:38
凄いので自分撮り。
ここで下山に入る。
確かこの尾根の下りだったな、俺が5年前に熊と鉢会ったのは。
2017年07月29日 13:48撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:48
ここで下山に入る。
確かこの尾根の下りだったな、俺が5年前に熊と鉢会ったのは。
ここでブナ林は終了。
ミズナラ林へと変化。
2017年07月29日 13:54撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 13:54
ここでブナ林は終了。
ミズナラ林へと変化。
植林も交じりだす。
2017年07月29日 14:04撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 14:04
植林も交じりだす。
これタマゴダケ?
でも時期早いから違うのか?
2017年07月29日 14:16撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 14:16
これタマゴダケ?
でも時期早いから違うのか?
植林の中激下り。
2017年07月29日 14:21撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 14:21
植林の中激下り。
ようやく林道が見えてきた。
あと少し激下りすれば・・・
2017年07月29日 14:25撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 14:25
ようやく林道が見えてきた。
あと少し激下りすれば・・・
降り立つ。
2017年07月29日 14:26撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 14:26
降り立つ。
さっき歩いてきた山頂からの稜線を拝む。
2017年07月29日 14:27撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 14:27
さっき歩いてきた山頂からの稜線を拝む。
これを左に折れる。
2017年07月29日 14:33撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 14:33
これを左に折れる。
おしまい。
2017年07月29日 15:01撮影 by  KYF31, KYOCERA
7/29 15:01
おしまい。
撮影機器:

装備

備考 水だけでは脱水症になります。
スポーツドリンクは必ず持っていこう。

感想

一週間前の土曜日の山行記録です。
この一週間は盆休み前の超繁忙期の為平日書けませんでした。

さて、この日は大変蒸し暑い日だが次の日は予定があるので何としてでも山に登る日だ。
仕事も忙しくなって疲れている身体なので軽い山に登ろうとも思ったけど、やはり低山だと暑いので、結局登りがいのある山ということで横山岳を選択。
駐車場には車3台と人気の山らしからぬ登山者の少なさ。
沢沿いを登るので暑さは軽減するだろという安易な考えと、3リットルの「水だけ」を持ち、登り始める。

林道を少し歩くとすぐに登山道に変わり、沢沿いを登っていく。
多忙で疲れがたまっている身体なのをしっかり自覚しているのでゆっくりとしたペースで登る。
草をかき分けながらなので当然ダニもまとわりついてくる。
汗のかく量がかなりの物だったのを自覚しながら水分補給をまめに行いながら歩く。
ダニは俺の顔まで登ってきたが、大量の汗をかいているせいか噛まれることはなく力いっぱい指ですり潰してピンっと何回か繰り返す。

林道に出て、また更に登る。
今度は滝を2つも拝められる。
っとその前に気持ち良さそうなので沢の流れに頭を突っ込む。
びしょびしょになったがどうせ汗でびしょびしょなので気にしないし、非常に気持ちよかった。
途中マムシが登山道にいて、ゆっくりと動くのでステッキで退かすと尻尾を立てながら沢へと入ってどっかいってしまった。

五銚子ノ滝の圧巻だ。
力をもらい、その滝を高巻きする。
結構な傾斜で片側切れ落ちているので注意が必要だ。
高巻きを終えると容赦ない直登へと変化する。
そこでお出迎えしてくれたのは黄色いアブだ。
そうコイツ、スズメバチに非常によく似ているので勘違いし、何とかやりくりしても必要に追いかけてくる。
きついアルバイトの最中なので無駄な体力を使ってしまい体が重く、一歩一歩がしんどい。
水分補給をしていても、しょせんただの水道水なのでミネラルと一緒に流れていくだけで、軽い脱水症になって頭がもうろうとするが高巻きもあり下ることも出来ないので頑張って登る。
スズメバチと勘違いしているのでアブの羽音に脅されながら大汗をかき直登を登る。
直登を終え、山頂にたどり着く。

当たり前だがそこには誰もおらず、虫の羽音が鳴り響いている空間だ。
昼飯におにぎり一個だけ食べている最中もアブは付きまとう。
ゆっくりすることさえ許さないアブに加え景色もないのでこの山頂に長居する理由はなく、さっさと尾根歩きを開始する。
そう、横山岳の登山はこの尾根歩きこそがハイライトになるのです。
仮に三高尾根で下っても、激下りなだけなのでもったいない。

途中は藪漕ぎとかあるけどやがて高山帯っぽく開ける。
風も抜けるので今までとは嘘のような爽快感に変わり、俺もどんどん元気になる。
天気は曇りなので東峰に着いても大した景色は見れないが、山頂広場にいるよりはずっといい。
時間的にあまりゆっくり出来ないので写真を撮ったら歩を進める。
お次は県内最大級の広大なブナ林だ。
どこまで歩いても途切れないブナ林歩きは非常に気持ちが良い。
山頂からだがまだエゾハルゼミが泣いている。
ヒグラシと一緒に泣いているが、もうこれで聞き納めかな。

やがて東尾根に分岐しどんどん下る。
そうこの東尾根、俺が5年前くらいの秋に熊に鉢会っているのですよ。
そんな中でも熊鈴をつけるつもりはありません。
リンリン、カランカランと永遠に鳴り響きながら歩くのは非常に煩わしいので熊に襲われても付けないでしょう。

途中立小便していると下からガサガサとゆっくりした音が聞こえる。
熊かもしれないので咳払いすると音が止まった。
そして俺は何事もなかったかのように立ち去る。
何者かは分からないがこんなやりかたで正直良いと思う。

そして急坂下りを終え林道へ。
2キロくらいテクテク歩き続けると駐車場にたどり着いた。
登山者の車は当然俺一台だけだが、もう一台キャンプに来ている車があった。
そのおっちゃんにコーヒーをもらい、しばらくお話して別れた。

今回の山行は反省点が多い内容だ。
3リットル水だけ、おにぎり一つで行動食、非常食共に0。
今思うと遭難しに行ったんかと自分を非難しました。
だが、やはり山に登ると必ず良いことが待っているのは間違いないので行けて良かったです。

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