雨の日は花巡り 榛名山ゆうすげの里〜オンマ谷

2017年08月15日(火) [日帰り]

• GPS: 02:00
• 距離: 8.1km
• 登り: 450m
• 下り: 384m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:05
• 休憩: 1:02
• 合計: 4:07

12:03 スタート地点
13:57 13:57 黒髪山神社の鳥居
14:06 14:53 相馬山の鳥居
14:53 14:53 磨墨峠
15:20 15:23 県営松の沢グラウンド駐車場
15:43 15:55 黒髪山神社の鳥居
16:10 ゴール地点

雨中の傘差し行脚、着の身着のまま気の向くままにぶらっと散策。

天候

雨、濃霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

風穴前駐車場、ヤセオネ峠駐車場。

コース状況／危険箇所等

傘差しての行脚、ゲーター付けたが靴の中までびっしょり。
走り屋のあんちゃん達がヤセオネ峠駐車場で屯っていた。夏休みなので他県から遠征に来ていた、イニシャルD聖地。

その他周辺情報

上毛かるた「い」伊香保温泉日本の名湯
おもちゃと人形の博物館は激混み、グリーン牧場でソフトクリーム、水沢うどんは食べ放題プランがある。

写真

8/15 12:03

風穴前駐車場。ぽつんと一台だけ。得意の傘差し山行脚。風がやや強く肌寒い。

8/15 12:10

シシウド。花火を回顧する。

8/15 12:13

キンコウカ。雨で花びらが落ちていた。

8/15 12:19

歩いて程なくすると大きな岩にイワタバコ。

8/15 12:20

イワタバコ。

8/15 12:21

星形の美しい花。

8/15 12:21

岩の下にはタマアジサイの蕾。

8/15 12:39

美しいタマアジサイ。紫色。

8/15 12:22

雨に濡れるイワタバコ。3、4日の短命な花。

8/15 12:23

日当たりが悪く湿気の多い岩場に咲く。

8/15 12:24

正面から。近接でフラッシュ撮影。

8/15 12:28

先に進むと自生のレンゲショウマを発見。まだ蕾。

8/15 12:30

葉がタバコに似ているのでイワタバコ。

8/15 12:33

何万、何千年の時を経て苔生す岩場に咲くイワタバコ。

8/15 12:40

シシウドに黒黄色のチョウ。

8/15 12:41

キオン。

8/15 12:49

ガサっと気配。リスだった。距離にして5m、ブレブレご容赦。

8/15 12:50

くりくりした目が愛らしい。岩の隙間の巣に逃げていった。

8/15 12:54

ソバナ。

8/15 13:14

タマガワホトトギス。

8/15 13:33

ぐるっと回って帰ってきた。出発時と同じ景色、時間が止まっているようだ。ヤセオネ峠駐車場まで移動。

8/15 13:34

ホタルブクロ。

8/15 14:03

ムラサキシロツメクサ。

8/15 14:22

カラマツソウ。

8/15 14:21

相馬山分岐、黒髪神社鳥居の脇にレンゲショウマ。

8/15 14:24

雨の日も美しく咲く。

8/15 14:25

風が強くてぶれてしまう。

8/15 14:25

未だ蕾が多い。

8/15 14:26

雨の日は、雨の日なりの風景で。

8/15 14:32

下って磨墨峠へ。心の中では榛名富士と榛名湖が見えている。

8/15 14:33

ツリガネニンジン。

8/15 14:37

石階段を下っていく。

8/15 14:45

アザミに蜂が雨宿り。

8/15 14:53

ゆうすげの道。

8/15 14:54

チダケサシ。

8/15 14:56

マツムシソウがたくさん咲いている。

8/15 14:57

マツムシソウ。

8/15 15:01

横からマツムシソウ。

8/15 14:57

ユウスゲの群生。時間的、悪天候でまだ蕾。

8/15 14:59

コオニユリ。

8/15 15:00

コウリンカ。

8/15 15:02

ミツバヒヨドリ。

8/15 15:02

オミナエシ。

8/15 15:03

夕方に咲き朝には萎む一日花。花の命は短い。

8/15 15:05

オオギバボウシ。

8/15 15:08

小雨と濃霧で景観は悪い。幻想的に感じるが、それは景色が見えないから。

8/15 15:08

コオニユリ。

8/15 15:09

ユウスゲ。

8/15 15:09

雨に濡れるユウスゲ。

8/15 15:17

花が開き始めた。

8/15 15:21

ゆうすげの道には多々花が咲く。花を踏まないように道から外れ雨中の藪漕ぎ。人生も道から外れて藪漕ぎしているが・・・

8/15 15:09

ボタンボウフウ。

8/15 15:27

センニンソウ。

8/15 15:41

ツリガネニンジン。

8/15 15:41

ゴマナ。

8/15 15:45

きれいに咲くユウスゲ。

8/15 15:46

薄黄色の美しく幻惑的な花。

8/15 15:47

おしべに水が滴るコオニユリ。

8/15 15:47

葉の付け根に黒褐色のムカゴがないのでコオニユリ。

8/15 15:53

磨墨岩が霞んで見える。

8/15 15:55

マツムシソウの下にセセリチョウが雨宿り。

8/15 15:56

ネジバナ。

8/15 15:59

アヤメ。

8/15 16:02

キキョウ。

8/15 16:04

美しいユウスゲ。

8/15 16:04

正面から。均等な花びら6枚。不鮮明な道を藪漕ぎして県道にでて、ぶらぶらと帰って行った。

撮影機器：

D700 ニコン

感想

ぐろさん

　日照時間の少なさ、降雨量の多さに今後各方面の影響が予想される。
道路崩壊、農産物不作など多岐に渡るだろう。

　ちなみにローカル情報だが、14日県道赤城大胡線は崩落により通行止め。
冬季閉鎖のゲートが閉まっているので通行できない。赤城温泉まで。
詳細は県のHPにて、崩落の写真が出ている。
http://www.kendobousai-gunma.jp/kisei/RegulationList.htm
同じように崩落した国道292号は、天狗山ゲート〜殺生間は片側交互通行できる。

　そんな雨の夏季休日を家でじっとしていられない回遊魚。
Jimny-Hikerさんのブログを拝見し、イワタバコ、ユウスゲを観賞してきた。
オンマ谷は元から暗くてジメジメしているので雨でも変わりない。

　自宅から1時間かけて到着、通常なら40分で着く。おもちゃと人形の博物館が激混みで渋滞、昼時なので水沢うどん街でまた渋滞、伊香保温泉で再度渋滞、トロい車で県道が渋滞していた。森林公園側から行こうとしたが、移動が面倒なので風穴前駐車場に停める。私の車だけ、巷が夏季休暇中とは思えない。

　傘差し山行脚は、歩く脚より傘持つ腕が疲れる。
ひっそりと静寂の風穴から歩んでいく。鳥と鹿の鳴き声が時々聞こえるだけ。
伊香保温泉街の喧騒から直線3kmでひと気のない自然。

　新しそうな木橋を三回渡り、程なく歩くと正面にミスコース防止のロープが見え、右手に苔生した大きな岩が現れた。イワタバコがびっちりと咲いていた。
足元には可愛らしいタマアジサイ。紫の共演。
残念なことに短命な花が、さらに雨で萎んだり、傷んでいた。

　先に進むと岩陰に一本のレンゲショウマ発見。まだ蕾だった。
途中には、シシウド、タマガワホトトギス、キンコウカ、カラマツソウなどが見られ、イワタバコも岩場に多数見られた。幽玄なオンマ谷。

　はっと気配を感じると5mほど先の岩場にリス。しっぽを水に濡らして逃げていく。愛嬌のある黒い目が可愛らしい。岩場の隙間の巣に帰って行った。緩やかな登りになり、二ッ岳分岐から周回して戻る。出発時と何ら変わらない時間が止まったような景色。ヤセオネ峠駐車場まで移動。

　ヤセオネ峠駐車場はイニシャルDの影響で、走り屋のあんちゃん達が屯していた。
邪魔なのでパジェロで蹴散らしながら駐車。降り立った私があまりにも怪しい風貌なので、一瞥しただけで誰も目を合わせない。薄ら笑いが怖かったのだろう。30年前は彼らと同じようなことをしていたが・・・場数と年季が違う。

　そんな柔なお子様は放っておいて、鳥居へ向かう。
緩やかな坂を上がっていくと再度鳥居が現れる。黒髪神社の鳥居。
脇にはレンゲショウマ。まだ蕾のものが多く、南斜面のものも蕾だった。
観賞、撮影して磨墨峠方面へ下る。木、石階段が滑りやすい。

　ガスに包まれ峠からの景観はゼロ。マツムシソウ、アザミが咲いていた。
更に下りこんでゆうすげの道へ。背の高い薄黄のユウスゲが見えた。
天候や時間的にも咲いているものはない。コオニユリ、マツムシソウ、オミナエシが咲いていた。

　しばし道沿いに観賞しながら進む。松之沢峠グラウンドまで行き周回する。
やっと咲いているユウスゲを発見。夕方に咲き翌朝に萎んでしまう一日花。
薄黄色の花とその生態に儚さを抱く。

　先に進むとキキョウ、アヤメ、ネジバナが見られた。県道へ出ようとするが途中で道が不明瞭となり、戻るのも面倒なので雨中傘差しの藪漕ぎ。遠くに県道の看板が見えているので、びっしょりになりながらも余裕。僅かに払った跡があるので間違えた人もいたのだろう。無事に県道に出るとゲーターを外し靴の中の水を流した。
そこから約500mはぶらぶらと歩いて車まで戻った。

　あいにくの雨だったが、イワタバコ、ユウスゲが見られて良かった。

コメント

ゲスト

雨の日は花巡り 榛名山ゆうすげの里〜オンマ谷
growmonoさん

晴れませんね〜。お盆は仕事の私ですが、それにしても天気が悪すぎです。稜線歩きできないときは花散策に限ります。
静かなオンマ谷、イワタバコとタマガワホトトギス鑑賞独り占めですよね。オンマ谷のレンゲショウマ、私も探してましたが見つかりませんでした。以前はもっとあって激減したようです。株を発見されたのを見てうれしくなりました。また増えて欲しいです。
ゆうすげの道、あんなにいっぱいユウスゲとマツムシソウが咲いてますが、静かな湖畔が鳴り響くだけで誰も見に来ません。
イニD聖地も今はキレイなスポーツカーばかり。当時の凹凹のS13、S14や180SXは化石化してあまり見なくなりましたね

ぐろさん

いつの間に文章が長くなって・・・
　こんばんは、Jimny-Hikerさん
コメントお寄せ頂きありがとうございました。
また今回のぶらっと散策は、FC2ブログと日記を参考にさせて頂きました。

　東京は15日間連続雨で、8月では44年ぶりだそうです。
太平洋高気圧の張り出しの弱さとオホーツク海高気圧の影響で、関東以北は冷夏となりそうです。変わって西日本はオホーツク海高気圧の影響を受けにくいので猛暑です。
ベルリンの様に東西が分断されてます。ちなみに今週も曇りか雨です。

　オンマ谷は何度か訪れてますが、静かでいいですよね。
イワタバコは今年は当たり年でしょうか？
榛名神社のものしか見たことがありませんでしたので、群生素晴らしかったです。
レンゲショウマは散策路から脇を岩場一つ越した所にありました。一輪だけ。
激減理由はやはり駐車場から近いので盗掘でしょうね。困ったものです。

　ユウスゲは、早朝に三脚で構えているカメラマンをよく目撃します。
磨墨岩と朝靄を背景に撮っているようです。また榛名富士と榛名湖のど定番も。

　S13、14辺りが出てくるので私より少しお若いですね。
イニシャルDよりバリバリ伝説世代ですので更に古く、トレノがパクったS12、西部警察でおなじみの鉄仮面R30ですよ。お金持ちじゃないと販売されたばかりの新車など買えません。
私はST165のセリカに乗ってました。その次はS13です。

　当時、AE86なんて1600で重くてかったるいと言われてました。FRなのが救いですが独立でなくリジットなんですよね。FFの技術もまだまだでしたから、タックインなど顕著に出てました。当時はチューンアップパーツやロム改造なども少なかったです。タイヤや足回り程度ですね。それでも高価です。

　私の同級生から頼まれて彼のY30をコイル二巻き切ってやってドシャコにしてあげました。
（今やったら犯罪です、時効）彼は夜間走行で火花飛ばして喜んでました。
「F1みたいだろう」と・・・バカです。車の話は尽きることが無いので止めます。