阿蘇山(仙酔峡〜高岳〜中岳〜火口東駅〜仙酔峡)【阿蘇、熊本県】
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 724m
- 下り
- 713m
コースタイム
宮地駅 932 = 949 仙酔峡
仙酔峡 950 ― ロープウェーと同高度 1025/1030 ― 高岳火口壁上 1102 ― 高岳 1110/1118 ― 中岳 1138/1143 ― 展望所 1200/1215 ― 避難小屋 1218/昼食/1232 ― 火口東駅 1235 ― 仙酔峡 1307
仙酔峡 = 宮地駅
● 行動時間 3:17
天候 | 快晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(宿泊先 = 宮地駅 = 仙酔峡) 仙酔峡 ― 高岳 ― 中岳 ― 火口東駅 ― 仙酔峡 (仙酔峡 = 宮地駅 =家) ●登山口へのアクセス ○仙酔峡 ・当時はJR豊肥本線「宮地駅」からバス便があった ・しかし2017年現在は、火山規制等に伴いロープウェーが運休、登山道も規制されているため、バス便もない。宮地駅から徒歩で行くことになる ・2017年8月現在、中岳火口周辺は規制レベルが1だが、中岳火口1kmの範囲への立ち入り規制が継続されており、その中にある中岳へは行くことが出来ない ・なお、高岳へは、仙酔峡からの直登ルートで登ることが出来るようだ。阿蘇山の規制情報をよく確認し適切に行動することが求められている |
コース状況/ 危険箇所等 |
○高岳の火口壁までは、火山岩の積み上がった中をよじ登る。火口壁は荒涼とした景観の中を歩く。中岳展望所からロープウェーまでは遊歩道として整備されていた |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・仙酔峡あるいは宮地駅については記憶が曖昧だが、駅まででの調達が必要だったと思う ●日帰り温泉 ・阿蘇地域には日帰り温泉は多数ある |
写真
感想
九州での知人の結婚式に引っかけて阿蘇山へ。
宮地駅から仙酔峡へのバスからは、雄大な丘陵帯の草原とそこに佇み草を食む馬たちが流れていく。三好達治の詩の中に出てくる馬を思い出す。晴れているから情景が全く同じではないが、馬にとっては関係ない。彼らは晴れようが雨が降ろうが悠然としている。
仙酔峡から見上げる高岳はおどろおどろしい。火山そのものへの登りを実感させられる。
火山性の岩岩をよじ登るように火口壁に上がると、草木一つない荒涼とした世界が待っていた。噴火時に備えた避難壕がいくつか見える以外には、人工構築物すらない。
ただし、火口壁からの眺めは素晴らしく、阿蘇五岳の異景ばかりではなく、外輪山の内側に広がる阿蘇の豊かな高原地帯や、遠く九重などの山並みも見渡すことが出来る。
高岳から中岳へと縦走し更に展望所へと進むと遊歩道となっており、ロープウェーなどで上がってきたと思われる一般観光客らしき方々も見受けられるようになる。中には行儀の悪い人もいて、平気で吸い殻をポイポイ捨てようとしている。思わず声をかけたが、変なやつに叱られたとでも思ったのか、怪訝そうに離れていく。でも、そうでもしないと登山者が吸い殻を巻き散らかしているように思われてしまう。
帰りはロープウェーという手もあったが、先ほどの観光客に混ざるのも嫌で歩いて下りた。そんな区別をするほどにこちらも立派な人でもないのだが。
でも、美しい自然に対しての敬意は大切にしたい。
2017年現在、火山の規制レベルにより、阿蘇は入山規制が課されている。早く以前のように立ち入れるようになれば、と願わずにはいられない。
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