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Yamareco

記録ID: 1228934
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳、山頂を目前に雷鳴を聞き撤退

2017年08月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
tacksakai その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:15
距離
7.4km
登り
921m
下り
333m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
1:31
合計
7:40
8:50
10
スタート地点
9:00
9:01
29
9:30
9:54
61
10:55
11:26
33
11:59
11:59
3
12:02
12:05
116
14:01
14:03
2
14:05
14:05
25
14:30
15:00
90
オーレン小屋
16:30
ゴール地点
天候 曇りのち雨(雷・・・・)
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
浜松方面から信州へのアクセスはすこぶる悪い。
西の名古屋を経由して上り中央道を行くルートに、一般道を真北の飯田に向かい中央道に合流するか、東名を東に向かい清水か富士で高速を降りて一般道を山梨に向かい今度は下りの中央道に乗って行く私なりの4つのルートがあります。
今回の目的地は八ヶ岳。信州も山梨に近いこともあって浜松より第二東名に乗り新富士を降りて朝霧高原、本栖湖を経由してのコースで向かい、中央道には甲府南で合流し諏訪南を降りてリゾート地三井の森ゴルフコース方面を目指し桜平へと足を伸ばしました。
道はゴルフコースを過ぎると未舗装路となります。
私共もそうでしたが、特に四駆である必要はありませんがゆっくりと腹を擦らないように慎重な運転に心がければ問題ないと思います。

車は新設されたという中駐車場に停めることができました。時間も遅かったことでここがいっぱいで下駐車場あり得るかなと心配してましたが、まだ三分の一ほど余裕でした。下駐車場だと登山口まで1時間半以上の歩行を余儀なくされるのです。
ここまで食事休憩を含めて約5時間の遠征でした。

ナビゲートされた諏訪南インターからの道にはコンビニが1軒もなく、あれよあれよという間に山深く進んでいきます。勇気を持って引き返すか、前もってサービスエリア等で飲み物等の補給をされることをお勧めします。
私たちは山荘で補給をとあきらめて進みましたが、幸いなことに当日たまたま催されていた朝市に出会いおにぎりと飲み物を補給することができました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは夏沢鉱泉に用意さてます。
GPSの記録が電池が残り少なくなり下山時の山びこ荘で途切れてます。
下山は桜平 中駐車場着16時半と、大変長い一日になりました。
60台駐車が可能だそうで、三分の一ほど余裕があった。
2017年08月12日 08:48撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
8/12 8:48
60台駐車が可能だそうで、三分の一ほど余裕があった。
入り口まで約400メートルの緩やかな登り。
2017年08月12日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 8:49
入り口まで約400メートルの緩やかな登り。
登山口、ここを右に行きます。
2017年08月12日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
8/12 9:00
登山口、ここを右に行きます。
ここの標高、1,890メートル。
2,030の夏沢鉱泉まで標高差140メートル、約40分。
2017年08月12日 09:01撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 9:01
ここの標高、1,890メートル。
2,030の夏沢鉱泉まで標高差140メートル、約40分。
登るので無く、最初は下っていきます。
2017年08月12日 09:01撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 9:01
登るので無く、最初は下っていきます。
2017年08月12日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 9:05
苔むした緩やかな道を進みます。
2017年08月12日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 9:14
苔むした緩やかな道を進みます。
先を行く青年。
のんびりの私たちは、あっと言う間に置き去りにされた。
2017年08月12日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 9:24
先を行く青年。
のんびりの私たちは、あっと言う間に置き去りにされた。
夏沢鉱泉。
ここでビールを1杯いただきたかったのですが、我慢。
2017年08月12日 09:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 9:32
夏沢鉱泉。
ここでビールを1杯いただきたかったのですが、我慢。
オー連語屋へ向かいます。
道も少し傾斜がきつくなってきた。
2017年08月12日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 10:03
オー連語屋へ向かいます。
道も少し傾斜がきつくなってきた。
雲の切れ間が少し見えた。
2017年08月12日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 10:08
雲の切れ間が少し見えた。
名前はわかりません。
2017年08月12日 10:09撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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8/12 10:09
名前はわかりません。
2017年08月12日 10:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 10:13
2017年08月12日 10:42撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 10:42
2017年08月12日 10:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 10:44
オーレン小屋が見えてきた。
2017年08月12日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 10:52
オーレン小屋が見えてきた。
ここにも花が!
2017年08月12日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 10:53
ここにも花が!
小屋前の分岐。
左に行くと夏沢峠、右は赤磐の頭からの帰り道。
2017年08月12日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 10:54
小屋前の分岐。
左に行くと夏沢峠、右は赤磐の頭からの帰り道。
缶ビールをいただきながら休んでいると雲の切れ間が大きくなってきた。予報通りに天気も推移し、これからの晴れが期待できそうになってきました。
2017年08月12日 11:19撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
8/12 11:19
缶ビールをいただきながら休んでいると雲の切れ間が大きくなってきた。予報通りに天気も推移し、これからの晴れが期待できそうになってきました。
八ヶ岳伝説の立て札。
いろいろ面白いことが書いてありましたが、これを見ると八ヶ岳の名称由来?となる八つの峰々がその標高とともに記されていた。
2017年08月12日 11:19撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 11:19
八ヶ岳伝説の立て札。
いろいろ面白いことが書いてありましたが、これを見ると八ヶ岳の名称由来?となる八つの峰々がその標高とともに記されていた。
2017年08月12日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 11:33
2017年08月12日 11:34撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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8/12 11:34
ヒュッテ夏沢。
夏沢峠に到着も、ガスがとれない。
2017年08月12日 11:59撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 11:59
ヒュッテ夏沢。
夏沢峠に到着も、ガスがとれない。
右手の小屋へ進路を取ると硫黄岳です。
しかしこの天候で、頂上で展望が効くのだろうかと心配になってきてました。
2017年08月12日 12:00撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:00
右手の小屋へ進路を取ると硫黄岳です。
しかしこの天候で、頂上で展望が効くのだろうかと心配になってきてました。
左手は山彦荘。
頂上で飲もうとアサヒの缶ビールをお願いしたら、常温でよろしければ、と1本いただく。
2017年08月12日 12:00撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:00
左手は山彦荘。
頂上で飲もうとアサヒの缶ビールをお願いしたら、常温でよろしければ、と1本いただく。
2017年08月12日 12:03撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:03
崩壊地の左を巻いて上がってきました。
2017年08月12日 12:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:13
崩壊地の左を巻いて上がってきました。
傾斜がかなりキツくなってきてる。
いつになく息が切れて、なかなか先に進めない。バクバク音を立ててる心臓をなだめながら一歩一歩進む。今日は余程体調が悪いようだ?
2017年08月12日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:17
傾斜がかなりキツくなってきてる。
いつになく息が切れて、なかなか先に進めない。バクバク音を立ててる心臓をなだめながら一歩一歩進む。今日は余程体調が悪いようだ?
スタスタ先を行く連れ。
2017年08月12日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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8/12 12:17
スタスタ先を行く連れ。
お〜ぃと呼びかけてやっと立ち止まり振り返ってくれた。
置いて行かないでくださいね。
2017年08月12日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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8/12 12:17
お〜ぃと呼びかけてやっと立ち止まり振り返ってくれた。
置いて行かないでくださいね。
森林限界を超えて雲の下に街が見えた。
2017年08月12日 12:36撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:36
森林限界を超えて雲の下に街が見えた。
振り返ると小さくヒュッテ夏沢。
2017年08月12日 12:36撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:36
振り返ると小さくヒュッテ夏沢。
上方はガスが多そうだが、それでも間近なところは人影がはっきりととらえられます。
2017年08月12日 12:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:37
上方はガスが多そうだが、それでも間近なところは人影がはっきりととらえられます。
浮き石が多くなってきた。
それでもしっかりと歩ける。
2017年08月12日 12:41撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:41
浮き石が多くなってきた。
それでもしっかりと歩ける。
ガスが湧いて下からも追いかけいてきてる。
南西水平方向からかすかに雷に音、ゴロゴロ・・・??
2017年08月12日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:44
ガスが湧いて下からも追いかけいてきてる。
南西水平方向からかすかに雷に音、ゴロゴロ・・・??
午後に1時も近くなり、山頂を踏んで降りていく人たちが多くなってきた。
ガスも強くなり、さっき見えた山荘も見えなくなってきている。
2017年08月12日 12:50撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 12:50
午後に1時も近くなり、山頂を踏んで降りていく人たちが多くなってきた。
ガスも強くなり、さっき見えた山荘も見えなくなってきている。
ガスの中に山頂が近づいてきていそうな気配が見えた。
しかしそれよりもっと雷の近づく速度が速い。やばい雰囲気になってきた。雨粒も落ちてきた。
2017年08月12日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/12 13:01
ガスの中に山頂が近づいてきていそうな気配が見えた。
しかしそれよりもっと雷の近づく速度が速い。やばい雰囲気になってきた。雨粒も落ちてきた。
決断しました。撤退です。
カッパを急いで羽織ってこれで戻ります。
雷すぐ近くとも思えなかったが、念のためにこれで引き返すことにしました。
山頂まであと10分ぐらいのところでした。
2017年08月12日 13:14撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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8/12 13:14
決断しました。撤退です。
カッパを急いで羽織ってこれで戻ります。
雷すぐ近くとも思えなかったが、念のためにこれで引き返すことにしました。
山頂まであと10分ぐらいのところでした。
撮影機器:

感想

ぐずつく天気が続くお盆前の天候に、晴れの天気が期待できそうとこの日を選び当地に向かう。
朝方から日差しは全く無いが、それほど雲も厚くなく雨を心配しなくても良さそうな気配で、久しぶりの山歩きを楽しめそうと期待を込めて登り始めました。
オーレン小屋では雲間に青空を見つけ、夏沢峠では眼下に街並みも見えたことからいよいよ期待も高まりましたが、やはり山の天気は驚くほどの早さで急変するものです。
もう少しで硫黄岳山頂と頑張って足を進めているうちにゴロゴロと雷。その音もだんだん近づくにつれ雨粒も大きくなってくる始末。
当日朝の予報では、午後の天気は概ね晴れ。しかし山の天気は本当に当てにならないと改めて実感しました。
家に戻ってGPSデータを確認したところ山頂まであと10分ほどの所で引き返したことが確認できた。
夏沢峠に戻る頃には雷鳴はほとんど無くなったが、雨脚は絶えること無く強弱を繰り返してました。無理して山頂をめせばより厳しい天候が待っていることが考えられますので、今日はこれでよかったと納得することにしました。

それにしても久しぶりの山行でほとほと疲れました。
かなりのスローペースとなったことが未踏になった大きな要因と、連れには告げずに一人悲しく反省しているその後の毎日です。

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