井戸沢
コースタイム
→(麦飯坂経由)9:45入渓 →12:50稜線 →13:00流石山 →13:30大峠
→15:00三斗小屋温泉(泊)
天候 | 晴れ 15:00から雷ゴロゴロ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所ナシ(何度か沢登りしたことがある方はノーザイルで問題なしだと思う) ツメも藪漕ぎナシに、楽に稜線にでれる。 |
写真
感想
初っ端いきなり登山道を間違えてしまい一時間のロス。
沼原湿原に戻る。
麦飯坂を通り、湧水で水分補給して、三斗小屋温泉跡の橋のところへ。
その橋を沢に下りて潜り、すぐ左に現れる涸れ沢に入る。
ここで沢装備を着ける。
ガレ沢をしばらく上ると、水が流れ始め、丸太が積み上げられて作られている大きな堰堤が現れる。
左側を上り、トラロープを頼りに下る。
ここから沢登りがスタートした。
天気が良く、水が気持ちいい。
滝3mとナメ10mを通過すると、すぐに滝15mが現れる。
ツルツルでホールド・スタンスに乏しい感じなので登攀はあきらめ、素直に右の巻き道を登る。
上部に残置スリングが二本垂れているが、そこは少し被っていて悪い。
時間短縮のため、スリングを使わしてもらい突破。
落口の辺りに下りて、滝を改めて見るが、やはりツルツルで落口付近はホールドがなさそうだった。
しばらく、ナメ滝がいくつか続き、左の支流を通過すると、緩やかな滝15m。
左を登るが、下部で一旦下りるところがある。
木を掴みながら慎重に下り、水流左を木を頼りに突破。
次の滝10mも左側を登る。10×20m滝は、どこでも登れそうだ。
右の支流を通過すると、滝18mが現れる。
見た感じ、迫力があり、20mを越えているのではないかと思った。
でも、登るのは容易であった。
この辺りから、ニッコウキスゲ、ウサギギク、ハクサンフウロ、オノエラン、カラマツソウ、マイヅルソウ、ミヤマウスユキソウ、ミヤマキンポウゲなどを目にする機会が増えてくる。
クライマックスのナメ滝は、稜線までどこまでも続きそうな感じで、気持ち良く通過できる。
靴を履き替えたところで、上から6人のパーティーが下ってきた。
これから、井戸沢を降ると言う。地元の沢ヤっぽい感じがした。
最後のツメは、ガレ場を少し登るくらいで稜線に出る。
右と左に分かれるところがあったが、右のツメを取った。
左の方では別のパーティーが登っていた。
右手には、少しガスがかかっていたが、茶臼岳を臨むことができた。
稜線に出てから10分と経たないうちに、流石山へ着いた。
なにやら大勢で写真撮影をしていたので、静かに通過した。
流石山から大峠の道の辺りは、ニッコウキスゲをはじめとする大お花畑が広がっていた。
天気が良く休日とあって登山客が多く、何人もの人が休憩して、お花畑に見入っていた。
あまり花に興味はないが、この風景は美しく、10分くらい休憩してしまった。
大峠から三斗小屋温泉への道は、沢を三本渡り、アップダウンの道だ。
なんとか目標の15時前に到着できてよかった。
というのは、15時から雷予報がでていたからだ。
実際、着いてからすぐに雷が鳴り始めた。三斗小屋温泉は、いつもの煙草屋に泊まった。
宿泊客数は、40人くらいだった。
ゆっくりと温泉に浸かり、たらふくご飯を食べ、明日のために早の20時に就寝。
井戸沢は、ノーザイルで行けたし、
明るく視界が開けていて、渓谷美、高山植物が堪能できる。
さらに、ツメも辛くないのが素晴らしい。
稜線のニッコウキスゲをはじめとする大お花畑に巡り会えたのも良かった。
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