香々美川右俣足谷(山で泳ぐ)

2017年08月19日(土) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 7.4km
• 登り: 449m
• 下り: 438m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:20
• 休憩: 1:03
• 合計: 5:23

9:10 スタート地点
9:10 9:30 天人渕
10:30 11:00 2番目堰堤
13:10 13:23 足谷の滝
13:40 13:40 出渓点
14:33 ゴール地点

天候

くもり時々晴れ　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道75号線　鏡野町香々美ダムを越えて左折北上。
舗装が途切れた先に2台ほどの駐車スペース。
数メートル先に天人渕の案内板と入口がある。

コース状況／危険箇所等

全体的によく滑る岩質。
出渓点は急斜面。
足谷の滝を登ればすぐ林道に出られそうです。

その他周辺情報

奥津温泉
道の駅奥津温泉

写真

天人渕から。
水流が巻いてるようです。
「引っ張られるわ〜」とのこと。

すばらしい透明度。

水量は豊富。
積極的に水線を進みます。

炭酸シャワーだ。

越畑の滝。
斜瀑落差5m。
深い釜がある。

しばらくゆるやかな渓流が続きます。

かつての堰堤でしょうか。

二俣分岐点までは林道が2度交差。
先は長いので気まぐれに林道を歩いたり。
おもしろそうな小滝もいくつか見られた。

鎖の車止め。
ここから再入渓しました。

釜つきの小滝がたくさん。

足をもっていかれそう。
たのしい。

堰堤。

大きな堰堤。右から巻く。

堰堤の上は神秘的な空間。
なにこれ〜!?

いつもはこんなに水がないのでしょう。
地上に生える草木に水が被っています。

底の様子がくっきり。

水がこんなに澄んでいるので
ここはやっぱ泳ぐでしょう。

陽のあたるところもあってきれい。

このような沢登りは経験ないなあ。
今回はダイビングになった。

小滝続きます。

危険もなく快適な遡行が楽しめます。

登れる滝ばかり。

壁が立ってくる。
沢は何度か小さくなる。

10mほどの巨大チョックストーンの滝。
左の流れの横を登った。

ピンク色の川床。

カエルさんは10匹くらいかな。

チャレンジするようなところがないので、
水圧と闘ってみる。

堰堤3つめ。
際にはトゲトゲチクチク多し。

泳がざるをえない。
底が見えすぎて、それもなんか怖いような…

けっこう続くなあ…

突き当り？と思ったら左にあった
足谷の滝　二段落差20m。
若そうなシカが右側を駆け上がっていった。

左岸を攀じ登れば2段目に上がれる。
ロープあればなんとかなりそうです。
次回は登る気で。

出渓点。
最後は這い上がる。
どなたかのつけられたテープがちょうどあった。

装備

個人装備

ズボン ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング ストッパー ディッセンダー ハンマーバイル アングルハーケン 渓流シューズ

感想

fli-fla

水のきれいなところを探していて、tolchop さんが昨年遡行された香々美川の源流の透明度に惹かれて行ってみました。
そのほか、滝写真を撮られる方のHPなど参考になりました。
ありがとうございます。

いやあ、人の言うことはほんとそのとおりだなあ…
言葉通り、香々美川の水は岡山県ではトップクラスの透明度でした。
同行者も感激して存分に泳いできました。
今限定かもしれませんが、途中の堰堤の上が、地上に生える草木を覆うようにとても美しい淵となっていて、しばらくの時間この不思議な風景を眺めていました。
同行者はここぞとばかりにダイビングです。
途中の滝はあまり大きなものはなく、2m〜10mほど。
すべて登ることができます。
そのかわり数が多い印象。次から次へと出てきます。
最後の足谷の滝は、流れのすぐ左側のクラックを伝っていけば上がれそうでした。
上の段は確認できませんでした。
滝前の流木は根っこごと引っかかっています。
昨年にはすでにあそこにあったみたいなので、まだしばらくはあのままなのでしょう。

大変きれいな水質に、難易度の低い小滝の連続、林道での下山、奥津温泉と
快適要素が多くとてもよい沢だったと思います。
誰か案内するときはここは候補になりそうです。

ヒル　いない。
ヘビ　0
カエル　10くらい
シカ　1