女峰山にて修行してきました、あ〜〜神様、ここまでの修行は望んでないッス
天候 | 晴れ〜曇り〜雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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感想
うちの母親がゆるくて適当なので忘れていたのですが、世の中の「母」てものは得てして厳しいものなのですね・・・!!!
さて、5か月のブランクを経て久方ぶりに登ってきました。
そのへんは全部雨だからダメだ、と父に一蹴されながら、大丈夫!絶対大丈夫!
と意味の中自信でごり押し。
神様に「お願いですから雨降らさないで下さい、そうすれば父親が連れて行ってくれるので!!!私女峰山登ってもっと修行したいんです〜!!!」と3日間も祈祷したんだよ!お供え持って!
そうしたらパパパ〜、と少しずつ天気が良くなって、あらあら?19日Aだよほらこれならいけるね!!てことに。
しばらく歩いてなかったし、前職を辞めてから(立ち仕事でした)無職になり雇用保険もらっているのでバイトもせず、学生になったのでひたすら座りっぱなしの私です。
ちょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキツかった。
行きからすでに
「あれ、もう赤薙山ついてる?超えてる?」
「まだだ」
「あ、もうこれ実質登頂してるじゃんやったー」
「小丸山だぞ写真撮ろう」
「赤薙山!?え?女峰山ってこれから登るの?正気?」
「男体山よりも裾野が広いからな、頑張れ」
といった感じです。
そして登頂してやったーーーーー!!!!!無事付きましたありがとうございます、てお祈りした途端に、ウソだろ・・・雷雨。
大粒の雨に濡れないように、女峰山の小さな摂社神社?ていうの?あそこの屋根のところにカップうどんとかご飯を避難させて、横っちょの小さな軒下をお借りしてご飯。
空を見上げながらしょんぼりだよ・・・!
こんな・・・こんな修行は求めてないんだ・・・ここまでの修行は・・・求めてないんだよ・・・!!!!
やみそうにないので、雨具着こんで雨の中頑張りました。
ていうか、すれ違う人があまりにも少なくてびっくり。今までこんなに人と会わない登山はなかったよー!女性とすれ違ったんだけど、え?こんな時間にここにいるの?どんだけ早くに登ってるのすげぇえ!!て驚きました。
あとから父とも「女の人いたね!すごいね!あれはもう歴戦の戦士って風格を醸していたね!!」とワイワイしちゃったよ。余裕のよっちゃんな感じでした。
さてそんな帰り道。やんだり降ったりしながら、あ、もう降らないかな?と思って一旦雨具をしまったのにしばらくしたらまた降るんですよ何事?
そして初めて知ったのですが雨降った後ってめっちゃ獣臭い。
行きでは気づかなかった獣の臭いがすっごい。
はー山だなー生きてるなー、て改めて思いました。
下山しながら
「あとどのくらい〜?30分くらいで帰れる〜?」
「そうだな、30分が6回くらいだ」
「まじかー、5回にまけてくんないかな〜」
「いいぞ」
「よっしゃー」
残り3時間半の時点で
「ねぇねぇあとどのくらい?5分くらい?」
「そうだなーそのくらい(ウソ)だなー」
「よっしゃチョろいじゃん楽勝だな!実質もう家だな!」
残り3時間の地点で
「ねぇねぇあと10分くらい?」
「もうすぐだぞー」
「また登るの?ウソでしょ?私たち今下山してるんだよね登るのやめない!?」
「いいぞー。よーしやめよう」
「やったねー!(登る)」
残り2時間の地点で
「ねぇねぇ・・・あと5分・・・?あと5分ならあきは頑張ってあるくよ・・・?」
「あと5分だ(ウソ)」
「よーし!楽勝だね!実質もう家の風呂入っるようなもんね!」
こんな会話に延々と付き合ってくれた父に感謝だけど、マジでこんなことでも言ってないとヘロヘロだったんだ。アホな会話でなんとか気力を振り絞って頑張りました。
あ、あたし・・・もう二度とこの山登らへん・・・登らへんで・・・て思いながらの道中だったのに
「あと5キロ痩せて体軽くして、もう少し体もとに戻したらタイム30分くらいは縮められると思うんだよね!」
て最後の階段で話してたから、きっとまた登るんだと思う。
非常に修行になった山でした。
次は・・・次はあれだな、息子に登るよ!たろーさん!
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