鳥海山湧水巡り(玉簾の滝・胴腹滝・丸池様・元滝伏流水・奈曽の白滝)


- GPS
- 40:00
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 210m
- 下り
- 194m
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
木曜日の夜に夜行バスで東京を出発して新庄駅に着きました。
朝からレンタカーを借りる予定ですが、8時の受け付けまでまだ時間があります。
駅構内の待合室でパンを食べたりしながら、地元のおばちゃんと談笑。
感想
8月4日金曜日は、鳥海山の麓を巡る旅。
金曜日から日曜日までの3日間は、東北地方では概ね良好な天気模様。特に北東北の日本海側の予報が良かった事もあり、金曜日に休暇を取って3日間の予定で鳥海山へ行く事にした。
登山を知らない頃からその名を知っていた鳥海山。
ここ最近東北の山に行くようになって以来、自分の中でその存在が少しずつ大きくなってくるのを感じていた。
そして、初日の今回訪ねた鳥海山麓は、至る所で湧水が流れ出るとても魅惑的な地。
それはある所では滝となり、またある所では池の底から湧き出て水を貯め、川となって海に注ぎ込んだ水は海産物の生育にも寄与しているとの事。
麓の集落では、山から流れ出る湧水を飲み水にし、野菜を洗い、洗濯に用いたりするなど、生活用水として山から恩恵を受けているという。
鳥海山そのものも百名山に名を連ねる名峰であり、非常に登り甲斐のある山なのは言うまでもない訳だが、同時に周辺に点在する数々の湧水地も登山とは別に1日かけて巡る価値のある名所なのである。
鳥海山への登山前日は湧水に親しむ山旅。一日で出来るだけ多くの湧水地を巡ろうと事前に下調べをした中、5か所の名所を訪ねることができた。
特に印象的だったのが丸池様と元滝伏流水。
前者は池の底からの湧水によって出来た池。風もないのに水面が揺らぐのは底から水が湧き出ているということだろう。
極めて透明度が高いため底の水草までもがハッキリと見え、新しい水が常に湧いて循環しているために、濁ることもないのだという。
後者、元滝伏流水は自分が今まで見てきた中でも特に美しい滝。
横に大きく広がり、苔の上を転がるように流れる滝はとても爽やかで癒しを与えてくれた。
落差が少ない分、しぶきが多すぎる事もないため近くまで寄ることが出来る。水面ギリギリの所でしゃがむと汗が引くほどの涼しさで心地が良い。
水の流れで風が出来ているため蚊もおらず、いつまでも見ていたいと思った。
湧水巡りは夕方頃に切り上げ、翌日の登山に備え近くの温泉に入ってこの日は終了。
今回、時間切れで行けなかった滝や湿地帯散策など、夏に限らずまたいつか鳥海の姿を眺めつつ湧水を愛でる旅ができればと思う。
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