ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1235795
全員に公開
ハイキング
東海

<東海の山> Vol.35 : 田立の滝 (涼味満点の名瀑)

2017年08月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.3km
登り
1,008m
下り
1,002m

コースタイム

日帰り
山行
4:55
休憩
0:49
合計
5:44
8:26
72
田立駅
9:38
9:47
46
10:33
10:35
22
10:57
11:12
39
11:51
12:10
43
12:53
12:57
73
14:10
田立駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路 : JR田立駅
帰路 : 同
コース状況/
危険箇所等
よく整備された歩き易い道です。危険箇所はありません。
その他周辺情報 田立駅は山間の無人駅で、駅近くにコンビニ等はありません。登山口で「環境整備協力金」200円を支払います。
名古屋から中央線の電車に揺られてやって来たのは田立駅、長野県に入って最初の駅です。山間の小さな無人駅で、降り立ったのは私一人です。
名古屋から中央線の電車に揺られてやって来たのは田立駅、長野県に入って最初の駅です。山間の小さな無人駅で、降り立ったのは私一人です。
駅からしばらくは一般道を歩きます。八月も下旬、朝の山間には涼しい風がそよいでいます。
駅からしばらくは一般道を歩きます。八月も下旬、朝の山間には涼しい風がそよいでいます。
意外にきつい上り坂が続きます。風は涼しいのですが、汗が滲んできます。
意外にきつい上り坂が続きます。風は涼しいのですが、汗が滲んできます。
一時間あまりの一般道歩きの後、登山口の駐車場に辿り着きました。ざっと10台くらいのクルマが並んでいます。まぁ、こんなところまで歩いてくる人はいないよなぁ…。
2
一時間あまりの一般道歩きの後、登山口の駐車場に辿り着きました。ざっと10台くらいのクルマが並んでいます。まぁ、こんなところまで歩いてくる人はいないよなぁ…。
ここで「環境整備協力金」200円を支払ってから、登山道に入ります。
1
ここで「環境整備協力金」200円を支払ってから、登山道に入ります。
ほどなく、この看板が現れます。石の上にも三百年…?
ほどなく、この看板が現れます。石の上にも三百年…?
この木々が、石の上に三百年聳えているとのことです。「さわら」という木だそうです。初めて聞くなぁ。
この木々が、石の上に三百年聳えているとのことです。「さわら」という木だそうです。初めて聞くなぁ。
しっかりした歩きやすい道が続きます。樹間を抜ける風が心地よく、暑さは感じません。
しっかりした歩きやすい道が続きます。樹間を抜ける風が心地よく、暑さは感じません。
こんどは「さわら大師」、樹齢350年ということで、胴回りも高さも堂々とした巨木です。神社にあれば御神木として注連縄を張られそうです。
2
こんどは「さわら大師」、樹齢350年ということで、胴回りも高さも堂々とした巨木です。神社にあれば御神木として注連縄を張られそうです。
そして「ひのきイチロー」。木曽路のヒノキは名高いですが、この木は樹齢400年とのこと。屋久島の縄文杉には遠く及ばないものの、400年前というと江戸時代の初め頃、ずいぶんと長寿ですなぁ。
2
そして「ひのきイチロー」。木曽路のヒノキは名高いですが、この木は樹齢400年とのこと。屋久島の縄文杉には遠く及ばないものの、400年前というと江戸時代の初め頃、ずいぶんと長寿ですなぁ。
樹間から、きょうの目的地、不動岩が望まれます。まだまだ遠いなぁ…。
1
樹間から、きょうの目的地、不動岩が望まれます。まだまだ遠いなぁ…。
このあたりから渓流沿いを歩くようになり、幾つもの滝が連続します。これは洗心滝。
このあたりから渓流沿いを歩くようになり、幾つもの滝が連続します。これは洗心滝。
その上が霧ヶ滝。岩肌を伝うように水が流れ落ちています。
2
その上が霧ヶ滝。岩肌を伝うように水が流れ落ちています。
滝沿いの道は急坂ですが、このようによく整備されています。「環境整備協力金」が活かされているのでしょう。
1
滝沿いの道は急坂ですが、このようによく整備されています。「環境整備協力金」が活かされているのでしょう。
急坂を登っていくと、田立の滝の主役、天河滝ですが、ここは帰途にゆっくり立ち寄ることにして、一瞥して通り過ぎます。
3
急坂を登っていくと、田立の滝の主役、天河滝ですが、ここは帰途にゆっくり立ち寄ることにして、一瞥して通り過ぎます。
急坂が続きます。これは天河滝を上から眺めたところです。
急坂が続きます。これは天河滝を上から眺めたところです。
ところどころ吊り橋があったりして、なかなか変化のある登山道です。
ところどころ吊り橋があったりして、なかなか変化のある登山道です。
相変わらず急な岩肌を水が流れ落ちています。
相変わらず急な岩肌を水が流れ落ちています。
龍ヶ瀬というところで、少しだけ傾斜が緩やかになります。川遊びのできそうなところですが、冷たいし、流されると大変なので、そんなことをしている人は誰もいません。
2
龍ヶ瀬というところで、少しだけ傾斜が緩やかになります。川遊びのできそうなところですが、冷たいし、流されると大変なので、そんなことをしている人は誰もいません。
水の綺麗なこと、川底まで澄みきっています。
1
水の綺麗なこと、川底まで澄みきっています。
龍ヶ瀬をあとに、また急坂を登ります。
龍ヶ瀬をあとに、また急坂を登ります。
不動岩へ向けて、最後の登りです。
不動岩へ向けて、最後の登りです。
不動岩に着きました。数名の方が休息されています。
不動岩に着きました。数名の方が休息されています。
不動岩からの展望です。脚下の森林を隔てて、中景は木曽川中流の広い河谷、遠景は雲を纏った恵那山です。
3
不動岩からの展望です。脚下の森林を隔てて、中景は木曽川中流の広い河谷、遠景は雲を纏った恵那山です。
ここで昼食にします。まだ火を使う気分ではないので、こういうもので済ませます。
2
ここで昼食にします。まだ火を使う気分ではないので、こういうもので済ませます。
いただきます。つるんとして美味。
いただきます。つるんとして美味。
吹き上げてくる風が心地よく、長居したくなります。
吹き上げてくる風が心地よく、長居したくなります。
少し名残惜しいですが、不動岩をあとに往路を引き返します。
少し名残惜しいですが、不動岩をあとに往路を引き返します。
天河滝まで戻ってきました。ここで休憩しましょう。
1
天河滝まで戻ってきました。ここで休憩しましょう。
折角なので、滝壺の近くまで行ってみます。落差40mということで、なかなかの迫力です。
4
折角なので、滝壺の近くまで行ってみます。落差40mということで、なかなかの迫力です。
滝壺です。流れ落ちる水しぶきが周囲の空気を冷やして、クーラーの前に立っているようです。マイナスイオンっていうんでしたっけ?
2
滝壺です。流れ落ちる水しぶきが周囲の空気を冷やして、クーラーの前に立っているようです。マイナスイオンっていうんでしたっけ?
Ha〜、気持ちE〜。
滝壺でぼんやり突っ立っているうちに、いつの間にかズボンが水しぶきでびしょ濡れになっていました。まぁいいか。
3
Ha〜、気持ちE〜。
滝壺でぼんやり突っ立っているうちに、いつの間にかズボンが水しぶきでびしょ濡れになっていました。まぁいいか。
往路を坦々と下ります。
往路を坦々と下ります。
駐車場に戻ってきました。ここからクルマでささっと…
駐車場に戻ってきました。ここからクルマでささっと…
…というわけにはいかず、再び一般道をとぼとぼ下っていきます。あたりはのどかな田園風景で、既に黄金色に装いを変えつつあります。赤トンボも舞っています。もう初秋ですね。
…というわけにはいかず、再び一般道をとぼとぼ下っていきます。あたりはのどかな田園風景で、既に黄金色に装いを変えつつあります。赤トンボも舞っています。もう初秋ですね。
田立駅に戻ってきました。さて帰りましょう。
田立駅に戻ってきました。さて帰りましょう。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック
備考 滝巡りということで、観光客の方が大勢訪れる遊歩道のような道かと思っていましたが、意外に本格的な登山道でした。

感想

滝や渓流はもちろん、登山道も不動岩も涼味満点で、この時季にぴったりの場所でした。ピークハントとは違って、たまにはこういう山歩きもいいものです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:577人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら