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Yamareco

記録ID: 124119
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ハイキング
富士・御坂

富士山-富士吉田口 (女性目線から考えてみる富士山)

2011年07月23日(土) 〜 2011年07月24日(日)
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gogarden その他8人

コースタイム

12:30河口湖五合目-17:30本八合目富士山ホテル 仮眠 1:30-3:30吉田口頂上-4:50お鉢めぐり -11:00河口湖五合目
天候 快晴ときどき雲の中
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
ご来光を見るための深夜の九合目から頂上は大渋滞です。
3:30に頂上に着いてすぐに長蛇の列の女子トイレに並びましたが、
ご来光の4:30近くになってもまったく入れる気配がなく我慢できたのであきらめました。
女性で頂上でトイレに行きたくなった方は気を付けてください。
まだ先は長い
2011年07月23日 12:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 12:37
まだ先は長い
振り返れば景色に励まされる
2011年07月23日 13:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 13:20
振り返れば景色に励まされる
小屋が見えてくる
2011年07月23日 15:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 15:25
小屋が見えてくる
八合目の大パノラマ
2011年07月23日 16:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 16:10
八合目の大パノラマ
八合目の大パノラマ
2011年07月23日 16:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 16:10
八合目の大パノラマ
八合目の大パノラマ
2011年07月23日 16:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 16:10
八合目の大パノラマ
八合目の大パノラマ
2011年07月23日 16:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 16:10
八合目の大パノラマ
泊まる小屋がみえてきた。もうひと踏ん張り。
2011年07月23日 16:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 16:16
泊まる小屋がみえてきた。もうひと踏ん張り。
雲が湧き始める
2011年07月23日 17:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 17:07
雲が湧き始める
1日目に歩いた道のり
2011年07月23日 17:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/23 17:07
1日目に歩いた道のり
吉田口山頂 朝焼けに染まる空と雲
2011年07月24日 04:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
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7/24 4:34
吉田口山頂 朝焼けに染まる空と雲
吉田口山頂 ご来光
2011年07月24日 04:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/24 4:36
吉田口山頂 ご来光
吉田口山頂 ご来光
2011年07月24日 04:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/24 4:50
吉田口山頂 ご来光
影富士
2011年07月24日 06:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
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7/24 6:15
影富士
吉田口山頂の混雑ぶり
2011年07月24日 06:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/24 6:48
吉田口山頂の混雑ぶり
日本国旗と頂上の空
2011年07月24日 06:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/24 6:58
日本国旗と頂上の空
下山道
2011年07月24日 07:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 50, Canon
7/24 7:24
下山道
撮影機器:

感想

初の富士山でした。
当日天候に恵まれて快晴。
五合目から富士山を見上げては、これ登れるかなーとちょっと不安に。
加えて女性特有の体調問題。やや貧血ぎみ。さらに不安。

五合目で40分ほど体をならしてから、
12時半頃リーダー2名入れて総勢9名のツアーでいざ出発。

とにかくゆっくーりゆっくーり歩いて登る。
それでもだんだん空気が薄くなるせいで呼吸が浅くなるように感じてくる。
呼吸を深くするように心がけていくと、また苦しくなくなる。
ひたすらこれの繰り返しです。
呼吸はヨガの腹式呼吸の容量だから普段の行いが非常に役に立った。

ときどき振り返ると素晴らしいパノラマ!
これに励まされてはまた歩く。
もっともっと苦しいと思ったけれど、ちょっときついくらいで、
八合目まで着いてしまう。
振り返れば1100m登った跡が。
素晴らしい景色に後押しされたおかげが本当に大きい。
これで霧の中だったら結構めげたかも。

もうひとつ頑張れた要因が仲間。
一緒に登っているうちにすっかり仲良くなって、
初めて会ったと思えないほど一つのパーティとしてお互いが気遣い、
励ましあってるから、山の力ってすごいと思う。

頂上から3番目の小屋に5時半頃到着。
夕飯はカレー。
食べ終わったころには霧に包まれて、やることもないから即就寝。
が、しかし、寝られない。
幸い寝袋の小屋だったので、ぎっしり詰まってはいるけどまだいい方か。
けど寝がえりが打てない。これは腰痛持ちには辛い。
そして眠ると呼吸数が減るせいで、うとうとすると苦しくなって起きてしまうの繰り返し・・・
隣ですやすや眠る強靱な友人がうらやましい。
途中あまりにも苦しくてトイレに行きがてら外の空気をすいに行く。
霧が晴れて、満点の星空。
眠れないのも悪くないかもしれないなと思う。
そのあと1時間ほど寝ることができた。

夜中1時半に再出発。
ヘッドライトの大渋滞で振り返るときれいな夜景になってる。
それにしてもどっからこんなに人が来てるのかと思うほどの人人人。
宇宙から見たら、砂山に連なる発光する蟻んこみたいだろうなと思う。

3時半に無事吉田口山頂へ。
ご来光まで1時間。とにかく寒くてこの時間が一番きつかった。
リーダーが入れてくれたココアで温まった。
どんどん染まる空。
とにかくきれいすぎて感動!!!
山頂で一斉に万歳三唱が行われる。すごい一体感。

寒かったからすぐにお鉢めぐりをするために歩きだす。
途中、めずらしい影富士まで拝める。本当にラッキー。
剣が峰にも無事登頂!

もうやることを満喫して最高な気分だけど、山は登ったら降りなきゃいけないです。はい。

下山は砂混じりで、滑るのでとにかく膝にくる。
もうほんと下りって嫌い。
途中から雲の中に突入しての下山となって景色は楽しめなくなってしまったけれど、暑くなくてかえってラッキー。
11時に下山。

とにかく終始コンディションに恵まれた登山でした。
帰りは温泉によって汗を流す。
すっかり仲良くなった皆とビールで乾杯してから、帰路へつきました。

昔から「登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」というくらいの富士山だから、
一度は登らなきゃいけないけど、基本眺めた方がいいなと思っていました。
しかし単調ながらも大パノラマは他の山にはない魅力だし、
刻々と変化する気象はとても美しいから、やっぱり登るべき山なんだなと今回思いました。
もちろん高山病にもかからず、雷にも遭遇せず、天気が良かったから言えるセリフです。

それから山はやっぱり人!
こんなに気持ちの良い出会いを山が運んできてくれると思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。
これぞ山のパワーではないでしょうか。

さて山歩き仲間でまだ富士山に行ってない方がいて、
来年登ろうよと誘われたけど・・・とりあえず今は即答でません。
だってすごい筋肉痛だからw


******************
これから登る方に少しでも役にたてば・・・
初心者なりに実際に体験して思ったこと。
◆富士山のトイレ事情
だいたいどこも200円でバイオトイレとなっていました。
ペーパーも備え付けられていて想像以上にきれいと私は思いました。
女性は生理用品だけはきちんとゴミとして持ち帰るようになります。
水は貴重品、当然手は洗えませんから気になる方はウエットティッシュのご用意を。
◆女性特有のあれ
私は下界でもいつも腹痛がひどく痛み止めを飲みます。
高所で飲んでいいのか分からなかったのですが、痛みに苦しむよりはと思い飲んで登りました。
眠気がかなり強くなるような痛み止めは、呼吸が浅くなり良くないかもしれません。
ロキソニンと市販のナロンエースを持っていましたが、効き目が弱い方がいいかと思い市販薬を飲みました。
下山するまでに3回飲みましたが、大丈夫でした。というか大丈夫で良かった。
個人差があるので、分かっているなら本当は事前にお医者さんなどに相談するべきだったんだと思います。
もちろんスケジュールが調整できるのが一番かも。
◆酸素缶は必要なのか
私は持って行きませんでした。
友人に相談したところ、せっかく慣れてきた体に酸素を吸うことは、また何メートルも下山してしまったようなものだと言われて納得したからです。
酸素缶が必要なほど苦しい時は下山するべき。ごもっともです。
ゆっくりゆっくり牛歩かと思うくらいに登って、深く深呼吸して、体を適応させながら登るのが一番のように思いました。
テンポよく登って、ちょくちょく休んでばててる人をお見かけしましたが、
私たちは、とにかくゆっくり登るけど、休憩は1時間に1回程度で、登り続けるという風でした。
結果的には早く歩けたように思います。
******************

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